地震からちょうど１週間がたったころ、私たちは予定通りシドニーへ旅立ちました。
（シドニーのことはまたのちのちＵＰしますね）
意外に驚いたのが、シドニーの人（シドニー在住の日本人も含む）は
クライストチャーチであれだけの大地震があたことを知らない人が結構いたのです！
日本ではそれほどニュースにならなくても仕方がないしても、
お隣の国オーストラリアであれば、当然ニュースで頻繁に流れたはず。
そうですよね。私もＮＺにいながらＮＺのニュースなんてまったく見ませんから、
同じような生活をしている人がオーストラリアにいたって不思議ではありません。
さて、それはさておき、クライストチャーチ空港におりたちタクシーに乗ったところ、
運転手さんが「ついさっきもまた余震があったよ」と言ったのです。
わたしたちも、地震から１０日以上もたっているのだから、さすがにもう余震もないだろうと思っていました。
ところが、余震はまだ続いていたのです。
なぜか余震は、夜中や早朝が多く、日中「あ、余震」と思うことはほとんどありません。
生活していると気づかない程度だけれど、寝ていたりＴＶを見ていたりすると気づくだけなのかもしれませんが。
一日一回は、体感できる余震が続いていました。
そして、地震からちょうど３週間たった９月２５日。
はじめてお店の営業中に体感できる余震があったのです。
しかも、続けざまに３回もです。
バーカウンターに下がっているワイングラスがカチャカチャと音をならし、
客席もどよめきました。
ＮＺでは「GeoNET」という、地震の詳細を教えてくれるサイトがあり、
早速お客様が、マグニチュードを教えてくれました。
１回目が19：45に3.8
２回目が19：58に4.1
３回目が20：01に4.0
どれもクライストチャーチ５Ｋｍ以内で発生した地震だったので、
体感震度は３～４くらいありました。
翌朝日曜日にも、マグニチュード3.9と3.5余震が立て続けにあり、
私の勝手な予測では、
「最後に地殻のズレをなおしているのかな」という感じがしました。
しかしまだ余震は続き、
30日にはマグニチュード4.5
地震からちょうど一ヶ月にあたる10月4日にはマグニチュード5.0
5日早朝には4.4、夜には4.2
6日朝には4.0
7日夜にはマグニチュード4.2
8日早朝には4.4と4.2が連続
とまあ、まだマグニチュード４を超える余震が一ヶ月たっても続いているのです。
毎朝のように余震で目が覚め、だんだん慣れてきてしまいました。
揺れが長かったり、２回連続だったりするとさすがに心配してちょっと起きますが、
短い揺れであれば「また余震か」とそのまま寝ています。
でも、ここ２、３日、大きな余震もないし、そろそろ終わりでしょうか。
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