シドニーグルメ旅行⑦ ２日目 ディナー Ocean Room ④

OCEAN ROOM ASSIETTE
selection of intense miniature desserts

はい。デザート盛り合わせです。
今回はわたしの誕生日旅行でもあったので、
予約時に誕生日ディナーであることを伝えておいたら、
こんなすてきなデコレーションをしていただきました。
ロウソクを立てることはあっても、花火って華やかですね。
しかも、バチバチってタイプの火なので、お皿の上で打ち上げ花火があがっているようで、
ロマンチックなロウソクの灯よりも盛り上がる感じがしました。
NZでは、花火をしてよい日が一年に一日しかないんだけど、
このように室内でデコレーションに花火を使うのはありなんだろうか？
でも、バチバチいうので、デザートにちょっとススが飛んでしまうのが難点ですね。
それでも、ススなんて気にならないくらい華やかでよかったです。
まー、でも、デザートには、まったく和の要素を取り入れていませんでしたね。
和のデザートって、難しいんですよね。
結局、抹茶とか黒ゴマとかになってしまいます。
あんこやきなこは外国人にはあまり受け入れられないので、使いにくいし。

まあ、総合点で、かなり満足度の高いレストランでした。
さらに、私の特に気に入ったのは、そのカクテルメニュー。
まずは、七福神の説明から始まります。

●　Benzaiten – god of knowledge, art(music) and beauty
●　Juroujin – god of wisdom
●　Ebisu – god of fishers or merchants
●　Fukurokuju – god of happiness, wealth and longevity
●　Daikokuten – god of wealth, commerce and trade
●　Bishamonten – god of warriors
●　Hotei – the fat and happy god of abundance and good health

↑　こんなかんじ。

そりゃもう、「god of beauty」の弁財天か、「god of happiness」の福禄寿がいいな。と思うわけです。

そして、そのあとに、それぞれの名前になぞらえたカクテルメニュー。
カクテルの提供スタイルや、七福神のかわいい絵が添えられており、
もう悩みに悩みまくりました。
こんなにこのカクテルに興味を持つのは、わたしが日本人だからでしょうか。
やっぱり、縁起をかつぎたくなるじゃないですか。

カクテル好きの私としては、レストランに行ったら、まず一杯目はカクテルなんだけど、
実はそれほどカクテルを置いている店って多くないのです。
あっても、オーソドックスなものばかり。
なので、シドニーに来てから、どこの店にもカクテルがあって嬉しい！
うちの店も、もっともっとカクテル置きたいんだけどねー。
その道のプロいないし。。。
簡単に自分でミックスして作れるものしかおいてません。
でも、クライストチャーチの和食で、カクテルおいているだけでも画期的なんですよ！

というわけで、Ocean Room のカクテルには感動したわけです。。。
でも、！カクテルの次はワインです。
実は、前々からうちの店でも置こうかと考えていた、日本の甲州ワインがあったのです！
日本食レストランに日本のお酒を置くのだから、日本のワインがあってもおかしくない。
しかも甲州ワインは世界的にも有名だし。しかも日本のワインって安いし。
でも、ワインで有名なこのNZで、果たして日本のワインは受け入れられるのだろうか。。。と思っていました。
そんな矢先、ワインリストに甲州ワインを発見し、早速オーダー。
一本$99なり。（あとで調べたら、日本では1780円）

お味はというと。。。長らく味わっていなかった軽いテイスト。
日本のワインって、こんなに軽かったっけ？？？
10年ぶりに飲む日本のワインは、私たちにはあまりにも軽すぎて、「上善水如」という言葉がぴったり。
飲みやすいんだけど。。。この軽さはNZで受け入れられるのだろうか？
1780円なら納得の味ですが、$99（つまりNZ$130）じゃちょっとなー。

以上。Ocean Room でした。

今回のお食事代は、
AU$330　（NZ$432）　でした！

NZで一回の食事で2人で$400超えるって、まず考えられないなぁ。
満足度は高かったけど、スペシャルな日にしか利用できませんね。