「EDESIA」でイリュージョン?!


シドニーから戻ってからお店の再OPENまで4日あります。
メニューの大幅変更のための作業などに追われながらも、ディナーを食べる店はもう決めていました。
というのも、年中無休で営業しているため、わたしたちの自由時間は、
土日ランチタイム以外はないのです。
普段から行きたかったけど行けなかった店、今行かなかったらいついくんだ!?ってことです。

まずは、「EDESIA」。Addingtonという、街の中心部からちょっと離れた車で15分くらいのところにあるのですが、
ここのヘッドシェフのライアンは、うちの旦那の友達。
以前働いていたGeorge Hotelで一緒に働いていた仲間なのです。

非常に足しげく通ってくれ、「まかないでいつも食べていた照り焼きチキンの味が忘れられない」と
決まって「照り焼きチキン」を注文します。
ライアンが病気で入院したときは、彼女が巽にきて「ライアンがどうしても巽の照り焼きチキンが食べたいといっている」
といって、病院にテイクアウトをして帰ったくらいです。

ライアンも、そのうちGeorgeを辞めて、サムナーにある「Cornershop Bistro」という店に移りました。
そのときは、お店のオーナーを連れて食べにきてくれ、オーナーも今では巽の常連さんの1人です。
その後、SOL Square にある「Minx」に移り、現在は「EDESIA」のヘッドシェフです。
若干26歳。しかも、かわいいんですよ。
ライアンの弟ショーンは、Cornershop Bistroのときからずっとライアンと一緒に働いていて、
Minxでも、現在のEDESIAでも一緒に働いています。
いつもモデルのように超かわいい彼女を連れて、巽にデートに来てくれます。

そう。こんなに巽を応援してくれているライアン兄弟が働く店。
絶対いつかは行きたいと、ずーっとずーっと思っていました。
今回、地震で店を閉めることになったとき、真っ先に行こうと思ったお店の1つでした。

さて、EDESIA。
行ったらいきなり知ってる人が「Hi. Yokoだね」と声をかけてきました。
なんで私を知ってるの?と思ったら、働いている人、みんな見たことあります。
なんと、わたしたちが知らなかっただけで、ほとんどのお店のスタッフは巽に食事に来てくれていたのです。
ありがとう!ライアン。

さて、ガラス越しに見えるキッチンにいるライアンに手を挙げて挨拶。そして席につきました。
ワイン、前菜、メイン、と注文し、料理を楽しんでいたその時、
おもむろに、ウェイターが、巨大な泡だて器をもってきて、私たちのテーブルの上に置いたのです。

いったい何が始まるの???
聞いても「ライアンが置いて来いといった」というだけで教えてくれません。
隣のテーブルのお客さんも、気になって仕方ないようで、興味津々にこちらを盗み見ながら話していました。
なにが起こるか知っていたら教えてあげたいのですが、私たちにもわかりません。
アジア人が、なにか曲芸でも始めるのでは?と思っていたかも。。。
なにごとも起こる前に、隣のテーブルは、食事を終えて、名残惜しそうに去っていきました。

さて、デザートを注文してしばらくすると、ライアン登場です。
片手には酸素ボンベのようなものを持っています。
一体なにがはじまるの???

いやあ。ライアン。エンターテイナーだなぁ。

ところで、ライアンの腕に注目。
ライアンは、本当にまったくもう、典型的なNZ人の若者。
会うたびにタトゥーが増えていきます。
そして、そのタトゥーの絵というか、柄というかが、実にくだらないんですよ。
「あんた、それ一生背負って生きていくのよ!」と説教したくなるほどです。
まあ、本人は全然気にしてないようですが、
まあ見てやってください。
テーマは「宇宙戦争」?どうみても落書きです。

さて、ライアンからのサービスのシャーベットをいただいた後、
私がオーダーしたデザートが出てきました。
名前はなんだったか忘れちゃいましたが、「なんかのシャーベットとマンゴーソース、ユッケ仕立て」みたいな。
写真を見たら、一目でわかりますよ。「ユッケ」の意味が。

なんと!バニラアイスとベリーシャーベットをヌードル状にして、それを生肉に見立て、
その上に乗っているマンゴーソースが「生卵の黄身」です。
超ユッケ。ライアン。君の頭の中は、どういう世界になっているのでしょう。
味はもちろん普通にアイスとシャーベットとマンゴーソースなので、
見た目だけ奇抜で味はどうも。。。なんてことはなく、普通においしいんですよ。

はい。黄身に見立てたマンゴーソースのまわりの薄皮を破ると、
こんな感じにトローっとたれてくるのです。すごいなー。かなりリアリティあります。

おいしいだけじゃなくて、腕のタトゥー並に「遊び心」を忘れないライアン。
最高です。

帰り際に、ウェイターだと思っていた人が、実はEDESIAのオーナーだと発覚。
改めてご挨拶。
そして、来月、「EDESIAオープン1周年記念」スタッフパーティのご予約をいただきました。
ありがとうございます!

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