さて、以前のブログで予告していた「Stoneleigh Lodge」へ行ってきました!
出発の朝の地震で、予定は大幅変更。
Pegasusでランチをとってから行くはずが、そんな時間もなくなり、
クライストチャーチで軽くランチを済ませてから向かいました。

気分的には小一時間のドライブのつもりだったのですが、カイアポイへ向かうMotorwayをおりたら、
「あれ?」と思うほどすぐに到着してしまったのです。
カイアポイ(クライストチャーチの隣町)とランギオラ(カイアポイの隣町)の間くらいのところにあるとのことだったのですが、
どちらの町へも車で10分程度とのこと。そりゃ近いわ。

それにしても、な~んにもありません。
まさに「なにもしない」ことが目的の人にぴったりな場所にあります。
クライストチャーチまで車で30分であれば、通勤圏内ですね。

「もしかして、ここ?」と辿り着いたのは、突然現れた立派なゲートと、その向こうに見える建物。
うん。ウェブサイトで確認した写真と同じ。まさにここです。

石造りな感じですが、古い洋館ではないので、恐ろしさはありませんでした。
いったいいくらあったらこんな家が建つんだ!?
ちなみに、ご主人はクライストチャーチで医者をしていて、
息子さんはクライストチャーチの名門男子校クライストカレッジに、
娘さんはクライストチャーチの名門女子高ランギルルに通学されているとのこと。
こりゃただの田舎の宿ではなく、金持ちの道楽宿かもしれませんね。
医者、牧場経営、ロッジ経営と、3足のわらじです。
田舎暮らしをしながら立派な豪邸で暮らし、アルパカを世話しながら空き部屋で宿を経営するなんて、
趣味と実益が兼ねられた感じで、理想的な暮らしですね。

さて、オーナー夫妻のクリスとリズはとても感じがよく、あたたかく迎えてくれました。
大きな家には、一家4人が住んでいるのですが、
まったく「誰かの家」という感じはなく、普通のアコモデーションとして気持ちよく滞在できました。
とにかく部屋が広くてきれい。

部屋からの景色

ちょっと天気が悪かったのが残念ですが、天気良かったら最高でしょうね。
そして、目の前にはアルパカ牧場です。

さて、私たちは、早速アルパカに会いに行きました。
実は、わたしは無類のアルパカ好き。
日本で人気が出るずっと前から好きでした。
しかも、日本では、毛が伸びているときのモフモフしたアルパカが人気があるようですが、
私は、毛が刈られた後の、首がひょろ長いアルパカが好きなのです。
ここのアルパカは、まさに毛が刈られたばかりの、私好みのアルパカたちでした!
牧場のアルパカの写真を撮っていると、オーナーのクリスが、
「生まれて2週間のアルパカがいるけど見たい?」ときいてきました。
もちろん見たいです。
早速、奥の赤ちゃんアルパカがいる方へ連れて行ってもらいました。

産まれて2週間というので、どれだけ小さいのかと思ったら、結構しっかりしていて驚きました。
2時間おきにミルクを飲んで、すくすく育つのだそうです。
さすが、毛はまっしろでとても柔らかそうでした。

見てください!この愛くるしい後姿!!
そして、お母さんのこのにょろっとしたクビ最高です。

庭から見た建物。中はプールです。

部屋に戻ると16時半でした。今日は部屋でワインを飲みながらくつろぐ予定でしたが、まだちょっと早い。
娯楽がTVとリビングの本しかないんだけど、全部英語なので、どうしようもありません。
あー。パソコン持って来れば良かった。と後悔しきり。
そういえば、この前日本から送られてきた本もあった。
読む暇がなくて、送ってもらうように頼んだにもかかわらず手付かず。
あー。今あの本がここにあれば!
家ではいつもNHKしか見ていないので、英語のTVをみているうちに昼寝モード。
起きたら19時半でした。
あー。昼寝なんて久しぶり。なんて贅沢なんだ!
そういえば、昨日はへんな時間に地震で起こされて、あまり良く眠れていませんでした。

さて、目覚ましに、プールで一丁泳いでくるか。
室内プールといえども、水温が低かったら入るのをやめようと思っていたのですが、
水温は32度。これならOK。
いやぁ。プールに入るなんて、何年ぶりだろう。3年?5年?いや、8年ぶりくらいか??
片道15Mくらいですかね。
平泳ぎで水をかくのに、水圧に耐えられなかったようで、10Mくらいのところで右肩を痛め、休憩中。

しばらくして再開するも、1往復泳いだところで左二の腕の筋がおかしくなり、両腕をいためた私は戦線離脱。
いやぁ。水泳は体力勝負ですね。私には向いていないようです。

シャワーのあとは、ゆっくりバスタイムです。
巽のスタッフから、クリスマスプレゼントでもらったバスソープを持参しました。
ベリーの良い香りがして、優雅さ倍増です。
さて、バスルームですが、ここまで広くする意味があるのか?ってくらい広かったです。
でも、バスルームが広くて綺麗だと、贅沢な感じがしていいですよねぇ。

シャワールームがこんなに大きい必要ありますかね?一家全員で入れるくらいの面積があります。
しかも、シャワールームがガラス張りで、その向こうは牧場なんですが、カーテンなど一切なし。
丸見えですよね???って言っても見てるのはアルパカだけか。

ただひとつだけ残念だったのが、せっかくのこの美しい景色、お風呂から見えたほうがいいと思います。
お風呂からはお風呂のドアしか見えません。
シャワー浴びながら景色は見れないから、お風呂にはいりながらこの景色を見れたら最高です。
これ、今からでもバスルームとシャワールームの場所を入れ替えたら、相当価値があがると思いますよ。
なんて余計なお世話ですね。

さてさて、お風呂からあがったら、楽しみにしていたワインの時間です。
今日持参したのは、セントラルオタゴから「Peregrine」のChardonnayと、「MtDifficulty」のPinot Noir
あとは、クリスマスのとっておき「ATA RANGI」のPinot Noir です。
ATA RANGI は、世界最高峰のワインコンペティションで、3度も最優秀賞を受賞している類まれなるワインで、
ドラマ化もされた漫画「神の雫」の中で「ニュージーランドのロマネコンティ」と称されたことでも有名です。
このワインの評判は、巽の常連さんの富裕層からよく聞いていて、ぜひ一度飲んでみたいと、この日のために用意しました。
結果からいうと、最後のとっておきだったため、その前に二本飲んだら、すっかりおなかいっぱいでいい気分になってきてしまったため、「今飲むのはもったいない」ということで、今回は開封されませんでした。
この「ATA RANGI」を飲むときには、なにかスペシャルな時だと思うので、またその時はここで紹介したいと思います。

今回用意したチーズとパテ各種

チーズもパテもペストもおいしすぎます。
夕飯食べずに酒とつまみで過ごす夜もいいもんですね。
チーズはお気に入りのチーズ屋さん「Cheese Monger」でGET
このお店は、地震で店舗を失ってしまい、現在移動車でチーズ販売を続けています。
曜日によって違うところにいるので、まるで追っかけのように販売者を見つけては購入しています。
なんでも、来年から、アートセンターに出店するということで、
店から徒歩で買いに行けます。こりゃ通っちゃうな。

あとは、最近お気に入りの店「Heck German Deli」
初めて行った時は「Germanっていったら何を売ってるんだろうね」なんて言ってたのですが、
まあ当然「ハム・ソーセージ」でした。
ためしに、いろんなものをちょっとずつ買ってみたんですが、
こりゃ、もう、おいしい!
特に気に入ったのが「レバーパテ」
「これ本当にレバーパテ?」と思うようなくせのないおいしさ。もう止まりません。病みつきもいいところです。
ここのレバーパテと、Cheese Mongerで買ったWhitestone Windsor Blue Cheeseさえあれば、もうワインが進む進む。
こんなにおいしいものが、簡単に手に入る環境に感謝。(しかも安いしね)

さて、そんなわけで、おなかもいっぱい、ワインで気分もよくなって就寝。
なんにもしないで飲んだくれて寝るなんて、いやはや贅沢。

結論として、また来るか来ないかっていったら、また来てもいいですね。
次回は本とパソコン持参で。
クライストチャーチから車でたった30分ですから、ちょっとゆっくりしたくて、遠出もしたくないときには最高です。
去年(おととしかも)姉の誕生日で一緒に宿泊した「Cashmere Heights」(カシミアヒルの山の上)もよかったですが、ここもよかった。
「近場の贅沢滞在」という新しい旅の形が、病みつきになりそうです。

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