私がさくらんぼ大好きということは、今までも何度もここで書いてきましたが、
NZのさくらんぼは、基本的に「アメリカンチェリー」
ところが、近年、日本のさくらんぼと同じ系列である「ホワイトチェりー」が出現。
昨年、さくらんぼ狩りに行ったときに、予想外に「ホワイトチェリー」だった時の感動は、今も忘れません。

そして、「6月に日本に帰るならば!」絶対にしたかったことリストNo,1(箱根より上)
それは「さくらんぼ狩り」
昨年のNZのホワイトチェリー狩りは最高の経験でした。
これをぜひ、日本の「佐藤錦」で味わいたい!!!

残念ながら、山形県のさくらんぼは6月中旬から下旬にならないと始まらないようで、今回は山梨へ行くことに。
山梨といえば「フルーツ王国」。
さくらんぼのみならず、桃、いちご、ぶどう、ワイン、とおいしいものが盛りだくさん。
ついでにいえば、ほうとううどんもおいしいし、富士山も見れる!

そんなわけで、山形の佐藤錦を食べることができなかったのは残念でしたが、
今回は「山梨さくらんぼ狩りとぶどうの丘、温泉とワインティスティング」なるコースに参加することにしました。
コースといっても、ツアーバスでいくわけではなく、往復のJRのチケットと、さくらんぼ狩りと、温泉のチケットがセットで7500円でしたので、そちらを購入して、完全なる自由行動です。

ところが!ところがですよ。
さくらんぼ狩40分で、どれだけ食べれるか楽しみにしていたのに、
なんと、たったの15分程度で終わってしまったのです。(自分で終わらせた)
それはなぜかというと。。。
じゃ~ん!!!

さくらんぼ。超青いんですけど。。。。(※全部がこうではありません)
入り口のところにある木が、かろうじて日当たりが良いようで、少しだけ色づいていましたが、
その中から、熟しているさくらんぼを探すのは、本当に至難の業。
普通なら、熟しているのを「選ぶ」のに、まさに「探す」という言葉がぴったり。
ダンナがはしごを使って、少しでも上のほうの色づいたさくらんぼを採ろうと努力してました。

一所懸命、少しでも色づいているさくらんぼを選んで食べましたが、酸っぱくて、だんだん歯が痛くなってきました。
農園のおじさんも「急に寒くなったからねぇ。ちょっと遅れててね。来週には、もっと大きくなって、もっと甘くなるんだけどねー」と何度も何度も言っていました。
確かに、私が日本にきてからの2週間、「暑かった」のはたったの一日だけ。
毎日、寒いのなんの。
確かにこれではさくらんぼも赤くなれないですよねぇ。

ところで、ある一本のさくらんぼの木からなっている実が、ほとんど双子ちゃんだったのです。
双子というのは、普通の茎が2つついているやつではなく、一本の茎から2つ出てるんです。

写真、ぱっと見ただけでは分かりにくいですが、よーく見てみると、3つとも1つの茎から2つのさくらんぼが!
これって普通なんですかねぇ。放射能の影響とかじゃないですよねぇ。

さて、メインであるさくらんぼ狩りが残念な結果に終わり、消化不良だったのですが、
天気もずっと悪かったし、時期も少し早かったし、仕方ないですね。
来年はNZのさくらんぼ狩り、週に3回行きます!(宣言)

気を取り直して、次は「ぶどうの丘」
ここにはワインカーブがあって、180種類以上のワインのテイスティングができるんです。(有料1人1100円)

まずは、白ワイン。両脇にずら~っとワインが。手前から辛口で、奥に行くにしたがって甘口になっていきます。
奥まで行って反対側のレーンに行くと、ロゼから始まって、赤ワインがライトからフルボディの順に並んでいます。
それぞれの棚の間には樽があり、その上に試飲用ワインがおいてあって、自由に試飲ができるようになっています。

でもね。なんていうんでしょう、甲州ワインて、結構世界でも認められていたりすると思うんですけど、
どうにも、私とダンナの口には合わなかったのです。
すっかり体がニュージーランドワインに慣れてしまったようで、違うタイプのワインを受け入れられないというかなんというか、どれを飲んでも「う~ん。。。」という有様。
どれもボトルで1000円前後なんですが、2000円越えてたら相当高いほうで、そういうのを選んで飲んでみたのですが、「う~ん。。。。」
どうしたことでしょうか。

でも、日本にワインブームが到来した時は、フランスのフルボディワインが流行ってました。
カベルネソーヴィニオンとか、飲んでましたよね。
でも、ニュージーランドのPinot Noir ばかり飲み続けて早10年。
久しぶりにカベルネソーヴィニオンなんて飲んだ日には「こんなヘビーなの飲んでたんだ。。。」とびっくり。
最近、オーストラリアのShirazの味を覚え、結構はまってますが、日本のワインの何が口に合わないのか、全然分かりません。
好みの問題?
入り口には、ショッピングカゴが置いてあって、試飲で気に入ったワインをカゴにいれ、上の売店で購入できるようになっているのですが、なんと、カラのまま1周してしまいました。

赤ワインが好きな母のために一本、白ワインが好きな父のために一本、お土産に買って帰る約束をしていたので、もう一周。
赤白それぞれ15種類以上も試飲して、選ぶのに相当苦労しました。
なんだろうなー。試飲カップがいけなかったのかなー。なんてダンナと不思議がってました。

最後に温泉入浴。
この前箱根に行ってきたばかりなので、あまり温泉はどっちでもいいやと思っていたのですが、
出発まで1時間あったので入浴することに。
そしたら、ここ、意外によかったんです。
38度の微温風呂は寝湯とジャグジー付。
40度の中温風呂は露天風呂。
42度の高温風呂は半身浴ができるようになっています。
それとは別に、ミストサウナも。
平日だったからか、とてもすいていて、ほとんど貸切。
湯上りは、休憩室でのんびりできるようになって、軽食もいただけます。

あー。やっぱり温泉はいいねぇ。

天気があまりよくなくて、富士山が見れなかったことと、さくらんぼの時期がちょっと早かったのは残念でしたが、
久しぶりにのんびりできた一日でした。

100%ニュージーランド 麻布「WAKANUI」でディナー ⑬

 

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