日本の会社からオンラインで購入したユニフォーム。
別に、わざわざ日本から買わなくても、、、と思うようなシンプルなシャツですが、
それでも、どうしても「形状記憶」にこだわりたかったのです。
スタッフも形状記憶なら楽に洗濯できるし、アイロンの心配がいらないのが理由です。
さて、そのユニフォームですが、日本の実家に郵送していて、
母に頼んで、店宛に郵送してもらったのです。
そして、その荷物が、なんと税関で引っかかってしまったのです!!!
なんで、引っかかったのか。
もう運が悪かったとしか言いようがありませんよね。
今までだって、何度もいろんなものを送っているし、
この前日本に一時帰国したときだって、いっぱい持ってきてるし、
でも、税関で引っかかったのは初めてのことです。
電話で聞くと「$400以上のものは、すべて税金がかかります」
うそ~?箱の中身が$400以下のことの方が少ないですよね。
ユニフォームをNZで売ろうってんじゃないんだから、なんで税金かけるわけ?
全然納得がいきません。
すると、電話口の人が「事情があるなら、箱の中身を証明する領収書を持って税関事務所にいって、
直接係りと話しをしてください」
というので、行って来ましたよ。税関まで。
まず、「これは、今度OPENするレストランのために購入した制服で、
別に売って儲けようとしているわけではありません。それでも税金かかるんですか?」
「個人じゃなくて、会社で使うんでしょ?
ってことは、これはプライベートの荷物じゃなくて、商業目的ってことだね?
売るんじゃなくて、使うだけでも、商業目的になるんだよ」
うそ~?知らなかったよ、そんなこと。
さらに、「つまり、君の会社が、その制服を輸入したってことになるので、
まずは、税関に会社登録して、輸入の申請書ださないとだめだよ。
過去に出したことある?」
ありませんよ。そんなシステムすら知りませんでした。
でもね、窓口のおじさん、すごく好意的で、
日本ダイスキとかいって、「シンカンセーン!」とか「オコノミヤキ!」とか日本語連発。
なので、このおじさんが意地悪しているわけではないと思うんです。
そして、「制服はいつまでに必要なの?来週?それじゃあ本当は会社登録に1週間くらいかかるけど、
今ここでやってあげるから、これ書いて」
といって、申請書をくれました。
申請書はいいとして、これと一緒に「箱の中身」がいくらなのかを証明する「領収書」を出さなくてはなりません。
以前ここにも書いたように、制服は全部で30万くらいかかったんですよ。
でも、うちの母親は、そんなこと知らないので、箱に「内容物の価値20万円」と書いていました。
なので、そのままで通すことにして、20万円分の制服の内容証明を持参していきました。
すると「うーん。これじゃあダメだね。日本だったら、ちゃんとした請求書とか領収書とか発行してくれるでしょ?
制服を買った会社に言って、発行してもらって。それを来週の月曜日に持ってきてくれたら、
その場で税金払ってもらって、すぐに荷物はキミのところに郵送する手配をするよ」
ちょっとまって。
制服を買った会社に領収書を頼んだら、30万じゃないですか。
せっかく20万円の内容証明作ったのに、これじゃダメ?なんて厳しいんだ!税関!
さらに、いったいぜんたい、税金がいくらくらいになるかと思って聞いてみると、
「そうだね。20万円だと、ざっと$1200くらいかな。」
ちょっと待てーーーー!
今なんとおっしゃいました?
$1200ですと?
もし30万円の領収書出したら、$1800の税金ってことですか?
勘弁してくださいよ。
バカも休み休み言って欲しいものです。
「あのー。それ、どういう計算なんでしょうか?」
と、おそるおそる聞いてみると、
「関税が10%で、消費税が15%だね」
軽く言うけどさー、それってどうなの?
私日本でも消費税5%支払ってるんですけど。。。
しかも、制服なんて、1つ1つはそんなに高いもんじゃなくて、
まとめて送ったから合計金額が高くなったわけでしょ?
「ものの価値」をはかるのに「合計金額」ってどうなの?
高価なものに税金を支払うならまだ納得もいきますが、
別にそんな高いもんでもないものに、この高額な税金。
一体なんの嫌がらせなんでしょうか。
はー。月曜日に税関に「領収書」を持っていく足取りは重く、
そして何も生まない「税金」を納めに行くこの苦痛。
巽OPENへの道のりは、まだまだ険しく、さらなる出費がかさむのでした。。。
最後におまけの写真。
店内がやっと見られるようになってきました。
床の板の部分を、今日塗ってますので、明日にはきれいに仕上がりそうです。
にほんブログ村
↑↑↑
ブログランキング参加しています!
良かったらクリックでの応援、よろしくお願いします!