Hiltonの「FISH」にいってきました!


オークランドのViaductのシンボル的存在でもあるHilton。
船のような外観で、海を眺めながら食事ができる、素敵なレストラン「FISH」があります。

5年くらい前に、一度ディナーで行った事がありますが、
その時は、まだ巽を始めていませんでした。

なぜ、今回突然また「FISH」に行ってみようと思ったかというと、
新聞の広告で、ランチタイムに「BENTO BOX $29」を始めた。というのを見たからです。

ホテルのランチで、しかも和食でもないのに、「BENT BOX」???って感じです。
売り文句としては、「Four courses one hour」「Buy 5, get 1 free」

そもそも、ホテルのレストランに食事に行くのに、
1時間で済ませたいなんて人、あんまりいないんじゃないか?というのが正直な感想。
しかも、$29って、安すぎるし。

「FISH」は、これとは別で、「2 courses $31」、 「3 courses $39」というのもあります。
値段的にも、こちらのほうが大分レストランにふさわしく、妥当なプライスだと思うのですが、
そこに登場した「BENTO BOX $29」。
大いに気になるじゃないですか。

ってことで、日曜日に行って来ました!

天気は曇りで、あまり眺めはよくなかったけど、寒くはなかったので、
テラス席に案内されました。
私達のほかに、お客様は3組。
あまり混んでいません。

早速BENTOを頼もうと思ったのですが、メニューにありません。
あれ?と思って聞いてみると、
BENTOも、ランチコースも、両方とも平日にしかやってないんだとか。
調査不足でした。
BENTOはともかく、ランチコースは別に土日にやってもいいんじゃないの?と思ったのですが、
ないものはしょうがない。
せっかくなので、普通のメニューから注文することにしました。

でも、メニューは、あれ、ランチもディナーも同じなんでしょうか?
っていうのも、「ものすごく」高いんですよ。
明らかにランチのプライスではない。

ということで、何を注文しようか、とーーーっても悩みました。
普段、食べたいものを食べる時は、あまり値段は気にしないタチなのですが、
なんせ、軽い気持ちで$29の弁当を食べに来たつもりだったので、
前菜だけで$20以上。メインでは$40以上するメニューを目の前に、そりゃ悩みますよね。

結局、私は、$20のスープと、$22の前菜を1皿ずつ注文。
ダンナは、私の記憶が正しければ$55のサーフ&ターフを注文しました。

私は、一杯目にはフランスのロゼワインをチョイス。
ダンナは、ドライマティーニ。

そして、まあ、水なんて、なんでもいいんですけど、
まわりのテーブルが、全部「有料の水」を飲んでいるので、
つい「水道水でOK」とは言えず、「スパークリングウォーター」を注文。
さらに、ワインを持ってきたときに、「パンをお持ちしますか?」といわれ、
つい「はい」と言ってしまいました。
まあ、おいしかったから、いいんですけど。

この、「つい注文してしまう」雰囲気作りって、にくいですよね。

まず、でてきたのは、アミューズ。

なんですか、これ?不思議。
先っちょからストローみたいに吸うんですが、
コーンスープでしたよ。
上に乗っかっているのはクルトンでした。
おしゃれですけど、吸ってる姿は、あんまりかっこいいもんじゃありませんよね。

さて、料理ですが、まずはパン。$8。

そして、私の前菜は、シーフードのスープ。多分$20

最初に具だけスープ皿に盛ってあって、あとから、目の前でスープを注いでくれるのですが、
私は、このスタイルになかなか慣れることができず、
いつも、スープが来る前に、具だけ食べそうになるのです。
一度、有名な高級レストランに行った時も、
スープ皿にチョコンと伊勢海老が載せてあって、その上からスープを注いでくれるのですが、
スープが来る前にうっかり伊勢海老を食べてしまって、
ウェイターの人が、スープを持ってきたら、私の皿がからっぽで、超びびってたことがあります。
恥ずかしい思い出です。
でも、今回は大丈夫。ちゃんとスープを注いでもらいましたよ!
これ、おいしかったです!

このあと、マグロのタルタルです。$22だったと思います。

なんともかわいらしい盛り付けですね。
右側の黄色いソースは、ポン酢で、
左側の茶色い粒々は、ワサビ醤油だそうです。
なんか、特殊な器具を使ってますよね。
おいしくいただきました。

そして、ダンナのステーキも、写真はありませんが、おいしかったそうです。
「人の作ったものを食べるのはやっぱりいいね」と言ってました。
それでも、人の作ったものがおいしくないと文句を言うので、おいしかったのでしょう。

さて、なんせ上品な盛りなので、デザートを食べる胃袋が十分に余っています。
そして、私は、チョコレートフォンダンを注文しました。

めちゃくちゃおいしかったですよ。

さらに、Pinot Noir のデザートワインという、ちょっと珍しい代物がありましたので、これを注文。
いつも、ハチミツのように深い甘みがあるデザートワインを飲むことが多かったので、
このデザートワインが、とてもすっきりしていて、おいしかったんです。
次回また機会があったら、また飲んでみたいと思える出会いでした。

というわけで、全般的に、非常に満足して帰ってきました。
いつも安くておいしい中華料理ばかり行ってますから、
たまにはお金を出して、こういう雰囲気の中で食事をするのも大事だね。
と、ダンナと2人で、素敵なひとときを楽しんできました。

サービススタッフの人たちも、とても感じが良かったのですが、
入り口にいる中国人らしきマネージャーみたいな人が、とても感じ悪く、
他が良いだけに、とても残念でした。
彼女が預かってくれた私のジャケットを、帰るときに渡し忘れ、
私はあとでホテルまで取りに戻ったのです。
その時も、彼女は椅子に座ったまま、こっちを振り返りもせず、
他のウェイターに、私のコートを取って来るように指示をしました。
自分が預かったんだからさー、「ごめんね、忘れてたわ」くらい言ってくれ。
こういう、ローカルの人たちの上に立って働いている人だから、
変なプライドがあって、アジア人が嫌いなのかもしれません。
それにしても、最後の最後で、嫌な思いをしてしまいました。
私も気をつけよう。

さて、お会計ですが、全部で$209でした。
$29の弁当BOXを食べに行ったつもりだったのに、
まさかの$209とは、「0」が1つ多いですよ。

「いつも」は無理なお値段ですよねー。

たまの贅沢でした。
(予定外でしたけど)

こういうお店で、カメラを出して写真を撮るのって、ちょっと気が引けるんですが、
こういうときにiPhone が大活躍です。
携帯電話なら、テーブルに出しておいても気にならないし。さっとスマートに写真が撮れます。
それに、写りもとても良くありませんか?
普通のカメラに引けをとりません。
iPhone やっぱいいですね!

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