あっという間になくなっていた!


いつも登場する、ドミニオンロードの中華街。
2か月ほど前に見つけた「手打ち麺の店」が、最近のお気に入りでした。
さすが手打ち。麺がおいしい。

でも、このお店、中国語しか通じません。
店員のおじさんは、まったく英語ができないので
小龍包に「黒酢」が欲しかったのですが「Vinegar」が通じません。
キッチンから、多少英語の分かるらしい若者が出てきたのですが、
それでも「Vinegar」は通じません。
「V」を意識して発音してみたのですが、どうも発音の問題ではなく、
「Vinegar」という単語を知らないようでした。

私たちのまわりのテーブルのお客さんは、

私たちが何を欲しいのかみんなわかっているのに、
店員だけが3人でてきても誰も分かりません。
遠目に見てないで、だれか翻訳してよ。とも思いましたが、
そんな矢先に棚にある黒酢を発見。
無事に事なきを得ました。

こんなに英語ができなくて、NZで生活をしているだけではなく、働いているなんて、すごいな。
さすがドミニオンロード。

それでも、私たちは、果敢にこの「手工麺」に通いました。
おじさんも、顔を覚えてくれて、フレンドリーです。
それにしても、まあ、少しでも手が空くと、ホールもキッチンも含め、
従業員が店の外に座り込んで、いつもたばこを吸っているんですよ。
お会計のときなど、「あのー。お会計お願いします」と、外まで言いに行きます。
ホスピタリティーもなにもあったもんではありません。
また、キッチンから出てくるシェフも、とても清潔感とは程遠い身だしなみです。
まさに、「本場中国」がそのままここにあるかんじ。
でも、安くておいしいので関係ありません。
あのあたりの店の衛生管理等を考えたとき、あまり汚い店には行きたくないという友人も多いのですが、
私たちは、あんまりそういうことは気にしないタチなのです。

さて、私が中華料理店にいくと、大抵注文する「豆乳」。
もちろん飲み物として注文するんですが、
この店で出てきたのはこれ。完全にスープですよね?

そして、あとから出てきたお粥と、まさかの同じサイズ。

私は、この豆乳とお粥で、完全におなかがタプタプになってしまいました。

ダンナが注文したのはやっぱり担担麺。
麺にコシがあっておいしい!
しかも$8

そして、先週末、この担担麺をまた食べようと、この店へ出かけて行ったのですが、
あれ?ない。。。
「確かこの辺だったよね」と、探してみたものの、「手工麺」の店はありません。
よーく見てみると、店があったところに、新たにできているダックの店。
中をのぞいてみると、中は懐かしい内装そのままです。

OPENして数か月しかたっていないのに、もう次の店になっているなんて!
そんなことってあるんでしょうか。
しかも、お気に入りだったのに、残念でなりません。

そこで、気を取り直して、もう一軒、前から気になっていた「担担麺」の店へ行きました。
とても小さい店なので、いつも外に人が並んでいる人気店です。

店にはいると、いきないり中国語で、
「さっき電話で予約した3人だね」と言われました。
なので、「違う」といったのですが、
今度は英語でもう一度同じことを聞かれました。
なので、「だから違うってば」と答えると、
従業員はなんだか相談をはじめ、私たちをテーブルに案内してくれました。

「え?ここって、さっき電話をしてきたっていう3人の席じゃないの?」と思いつつ、座ると、
すぐさま、「さっき電話したんだけど」という3人組がやってきました。
もちろん席はありません。
従業員はすかさず「まだ空いてないんだよ、ちょっとメニュー見て待ってて」といいました。
わざわざ電話してきたのに、申し訳ないことをしてしまいました。

さて、担担麺の店ですから、当然担担麺を注文したいのですが、
麺が3種類。普通の麺、手打ち麺、刀削麺です。
3人でいったので、3種類の麺を注文しました。

それが、こちらです。
まず、普通の麺。

次に、手打ち麺。

そして、刀削麺。

私は、刀削麺が一番好きでした。
なんだか、麺とワンタンのあいのこみたいな食感がおいしかったです。
手打ち麺は、手打ちうどんのようなコシがあり、
普通の麺は、普通といえども普通においしかったです。
麺が他のより細いからか、なんだかとっても量が多く感じました。

でも、なにより驚いたのが、器がプラスチック容器なんですよ。
きっと使い捨てなんでしょうね。
屋台ならともかく、ここ一応レストランなんですけど。。。
3人で3種類の麺を注文したので、交換しようと手に持つと、
器がぐにゃっとなって、スープがこぼれてしまいました。
この器は、両手じゃないと持てませんね。

麺はおいしかったですけど、スープはあまり本場中国の感じがしませんでした。
なんか、空港のラーメン屋さんのような感じ。
でも、もちろんそれでもおいしいはおいしいんですけどね。
ものすごーくおいしい担担麺を出している店がたくさんあるこのオークランドでは、「普通」でした。

初めてタカプナの担担麺やさんに行ったときは、麺にコシがあって、おいしくてびっくりしたんですけど、
オークランドでは、割とどの店に行っても、ちゃんとコシのある麺が出てきておいしいので、
オークランドの担担麺のレベルの高さには本当に驚きます。

そもそも、このスープがはいったタイプの担担麺は、オークランドでは初めてでした。
大抵どこの店にいっても、担担麺といえばスープがなくて、
底にたまった胡麻風味の辛いソースと混ぜて食べるタイプです。
まさに、本場の担担麺ですね。

クライストチャーチでは、この上なく小龍包がおいしい店があって、
いつもそこで担担麺を食べていましたが、
それは小龍包だけではおなかがいっぱいにならないから注文していただけで、
あんなに小龍包がおいしいのに、麺はいまいちでした。
そして、これもスープタイプの担担麺でした。

クライストチャーチでは、おいしい中華料理屋はあっても、
「ここの麺はおいしい!」というところには出会うことはできませんでした。
同じNZでも、オークランドとクライストチャーチでこんなに麺のレベルが違うものなのかと驚きます。
まあもちろん、それは日本食やさんも然りなんですけどね。
オークランドは都市だからってのもあるし、競争もあるし、需要もあるから、
どんどん伸びていくのでしょうね。

でも、未だかつて、あのクライストチャーチの小龍包よりもおいしい小龍包には、
オークランドでは出会っていません。
そして、YAHAGIのケーキよりおいしいケーキにも出会っていないし、
KINJIの寿司よりおいしい寿司にも出会っていません。
そういう意味では、オークランドにも負けないものをだしているクライストチャーチの店ってすごいですよね!

と、話が脱線してしまいましたが、
ドミニオンロードからお気に入りの店が突然消えてなくなっていて、
新たな店に挑戦してみた。っていう話でした。
おいしい担担麺の店、他にもたくさんありますよ。
あっちこっちで担担麺を食べ歩いています。
今度、オークランドの担担麺ガイドブックでも作ろうかなぁ。

どこかいい店あったら教えてください。

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