ノースで韓国の恩恵を堪能 その2(お風呂)


今日は、ドメインにラリーを見に行く予定にしていたのですが、
ダンナが風邪をひいて、昨日から体調不良のため、
今日は店OPENまでの間に快復せよとのことで、
家でおとなしくしていました。

さて、というわけで、ラリーの話題ではなく、
昨日に引き続き、ノースで韓国の恩恵を堪能した話です。

タカプナのふぐ屋をあとにした私たちは、一路アルバニーのコリアンサウナへ。
アルバニーに、韓国人経営の銭湯のようなところがあるというのは知っていたのですが、
お風呂にはいるためにわざわざアルバニーまでいくのが面倒くさく、
今まで行ったことがなかったのです。
といっても、車で20分程度なんですけどね。

ところが、友人夫婦から、「すごくいいから是非いってください」と、強くおすすめされ、
じゃあ、タカプナまでフグを食べに行くついでに、アルバニーまで足を延ばして行ってみるか。
ということになったのです。

このコリアンサウナは、まさに日本の銭湯と同じように、裸ではいれるお風呂なんです。
まあ、お客さんは、ニュージーランド人はきっといないんでしょうね。
今年の4月に新装開店して、きれいになったということで、それなりに楽しみにしていました。

なんせ、うちのダンナは腰痛持ちですから、いつも「風呂にはいりたい」と言っています。
これで、気に入れば、リピーターとなること確実ですね。

さて、到着したコリアンサウナの外観はこんな感じ。

一階には、コリアンレストランみたいなのがありますが、
なんせ全部ハングル文字なんで、全然わかりません。
この界隈は、本当に「韓国なんじゃないか?」と思うほど、韓国ショップがひしめきあっているのです。

入り口をはいると、とても感じの良いお兄さんがいました。
韓国人経営ってことで、カラオケボックスの受付みたいなのを想像していたのですが、
どちらかというと、スポーツクラブの受付のような清潔感がありました。

「大人2名」というと、
「メンバーですか?」と聞かれました。
すると、メンバーになると、デポジットがいらないので、メンバーになることをおすすめされたのです。

コリアンサウナは、入場料$30+デポジット$30が必要です。
なんのデポジットかと言うと、ロッカーの鍵と、タオル2枚と、部屋着と、枕を貸してくれるので、
それに対するデポジットで、帰るときには$30を返金してもらうことができます。
でも、まあデポジットは面倒だし、メンバーになるのは無料なので、とりあえずメンバーになることにしました。

そして、そこで、男女別の入り口を入ると、
まずは、そこで靴を脱ぐようになっていて、ロッカーに収納するように言われました。
ロッカールームも、とてもきれいです。

そこで靴やバッグ、服をしまい、いざ、浴場へ!

すいているとは聞いていましたが、本当にすいている!
誰もいなかったので、浴場の写真もパチリ。

お湯は、平日は緑茶湯、週末はよもぎ湯だそうで、
浴場には、体によさそうなよもぎの香りが満ち溢れていました。

私は、お風呂に入りに来ることが目的だったので、
シャンプーセットなどは何も持って行っていませんでした。
シャワーで体を軽く流し、いざ、浴槽へ!
まさに私好みの温度でした。

昔は、熱いお風呂が好きでしたが、
めったにお風呂に入ることができない今の生活では、
ぬるめのお風呂にのんびりつかることが楽しみなのです。
熱いお風呂では、すぐに疲れてしまいます。
ちょうどよい加減のぬるめのお湯で、ゆったりと入浴を楽しむことができました。

NZに来てから、いくつかのお風呂へ行きましたが、
ニュージーランド人向けなのか、湯の温度が低く、ちょっとぬるすぎる感じでした。
お湯からあがると、寒いのです。
そういう意味では、このコリアンサウナの湯加減は、
本当にちょうどよいぬるさで、とっても快適でした。
そして、よもぎの香りも心地よかったです。

唯一言わせてもらうとすると、
なんか、BGMみたいのが欲しかったです。
脱衣所にはクラシックがかかっていたのですが、浴場はとても静かで、
ゆっくりと湯船につかる時間をもてあましてしまうのです。
壁には、よもぎ湯の効能について書かれたものが、
英語、韓国語、中国語、日本語で貼ってあるのですが、
あまりの暇さに、同じ文章を10回くらい読んでしまいました。
これが露天で景色があったら、きっともっとゆっくり楽しめたんじゃないかと思います。
ああ、日本の銭湯に、富士山の絵が描かれているのはそういうことか!と、ちょっと納得。
熱いお湯であれば、それほど長時間入浴しないので気にならなかったと思いますが、
一人でし~んとして入浴するのは、あまり時間が潰れず、
残念ながら、飽きてしまいました。
今度、なんか持って行こうかなぁ。

さて、入浴の後は、サウナです。
まずは脱衣所に戻り、専用の部屋着に着替えます。
そして、貸してもらった枕を持って、いざ、サウナルームへ!

実は、私、サウナってあんまり得意ではないんです。
というのも、あまり汗をかかない体質なので、サウナにはいると苦しくなってしまうのです。
なので、ここのサウナは、「低温サウナ」と聞いて、どんなもんだか、ちょっと楽しみしていました。

部屋にはいると、「あったかい」程度の温度。
でも、床からの熱は大分高温で、じかに歩くと「あちち」って感じです。
でも、そこにゴザみたいのが敷いてあるので、そこに横たわると、まるで岩盤浴のよう。
下からじんわり体が暖められ、じんわりと汗をかける仕組みですね。
これなら私でも大丈夫!
それでも、私の発汗量は、ダンナに比べて大分少なかったですが、
普段汗をかくことがあまりないので、なんだか汗をかけただけて、体に良いことをした気になりました。

最初は「気持ちいい」程度ですが、15分くらいたったあたりから、じわじわ汗をかきはじめます。
そして、30分くらいで、汗の量が増えていきます。
やっぱり、有酸素運動と同じで、最低20分体を温めて、それから効果が表れるんですかね。

しっかりと汗をかいたあとは、もう一度シャワーを浴びて、
入浴してすっきり。

あと、気になったのは、給水所があると尚いいですね。
ま、次回からは、これを教訓に、自分でペットボトルを持って行こう。
普段あまり汗をかかないし、飲み物も食事のとき以外には摂取しないので、
あまりペットボトルを持ち歩く習慣がなく、ついうっかりしていました。

入浴は男女別ですが、サウナは部屋着に着替えて男女混合です。
カップルで行っても、サウナは一緒ですから、ここでは話し相手がいるので、飽きずに過ごせます。
ただ、うちのダンナは15分もしたら、隣から気持ちよさそうな寝息が聞こえてきて、
すっかり昼寝モードでした。

最初の入浴→サウナ→また入浴という行程を考えると、
最低2時間の滞在時間は必要ですね。
今回は、11時半にふぐ屋。1時間滞在し、13時にコリアンサウナに到着。
夕方からの営業準備があるため14時半には出なくてはならず、1時間半しか滞在できませんでした。

この、「ふぐ+コリアンサウナ」のコースを満喫した私たちは、
どうやったらもっとゆったり過ごすことができるか考えました。
次回は、コリアンサウナを先にして、ふぐを後にしてみようかと思っています。

入浴後は、受付のアイスコーナーで「あずきアイス」をいただきました。
なんか、久しぶりの味。

クライストチャーチにも、近所の市民プールにSPAはありましたが、
裸のおっちゃんたちがひしめきあっているところに入るのは、やっぱりあんまり落ち着きません。
前にいる人と、完全に目が合いますしね。
隣の人とは肌が触れ合っちゃうときすらありますから。
今も、TATSUMIの目の前にはオリンピックプールがあるんですが、
そこのSPAも、いつも混んでいるそうです。(TATSUMIのスタッフ談)

車で20分はちょっと遠いけど、のんびりとした休日を入浴で始めることができるなんて、
なんだか気持ちの良いものです。
日本人はやっぱりお風呂が好きですよね。
屋上に露天風呂作ってくれたら、もっと頑張って通っちゃうんだけどなぁ。

それにしても、夕方の出勤前にフグを食べて、
お風呂に入って、低温サウナでのんびりできるなんて、
なんて素晴らしい休日の過ごし方でしょうか。
休日と言っても、私たちは、15時までしか時間がないので、
ランチをどこかに食べに行ったら、大抵終わってしまう時間です。
この、短い時間を、いかに有意義に過ごすことができるか、いつもいろいろ策を練っています。
「今週は疲れた」といって、寝坊して終わってしまう日がたまにあってもいいですが、
できるだけ、この短い時間の間に何かがしたいと思っています。

今日はラリーに行けなくて残念でしたが、
また来週は別のプランを用意しています。
週末が楽しみです。

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