12月を師走とはよく言ったもんだ。


すでに12月になってから1週間が経過いたしましたが、
まあもう、とにかく忙しい。
何が忙しいって、店が忙しいんならいいんですが、
そうではなくて、とにかく雑務で忙しい。
雑務といっても、どれも重要で、絶対やらなくちゃいけないことばかり。
もうそりゃ、ランチとディナーの間の2時間を使って作業をしたり、
店を閉めてから夜中の2時頃までパソコンに向かっていたり、
早起きしてオープン前にいろいろやったり、
まあもう、とにかく、忙しいのです。

まずは、12月3日のクリスマス特別メニュー開始に向けて、
メニューを考えたり、試作したり、試食したり、いろいろ試行錯誤を重ね、
メニューが刷り上がったのが、まさに当日の12月3日夕方の17時半。
ぎりぎりもいいところです。
おかげさまで、初日から、8割のお客様が、クリスマスコースをご注文してくださいました。

それと同時に、12月5日に配布される「Newmarket Newsletter」にはさんでもらうチラシの作成を行いました。
これは、Newmarketにある会社1200社に配布されるものですので、
クリスマス商戦を狙い、今までのものとは別に、新たに作成することにしました。
これも、締切前日に、ぎりぎりで印刷に出し、刷り上がったものを、締切一日過ぎて持って行ったのですが、
それも、仕事のあと、朝の5時まで、ダンナと二人で半分寝ながらなんとか作り上げたものです。
今回は、A4両面印刷をふたつ折りにしたタイプのものを作りました。

そして次は、12月10日に発刊される「Verve」というフリーマガジンなのですが、
100ページ以上ある立派な雑誌で、
Newmarket, Remuera, Epson, Ponsonby, Parnellといった、
まさに当店のターゲットである地域に配布されるものです。
この、Verveの方が、お店の取材に来てくださいまして、
12月10日号に当店が掲載されることになったのです!
しかも、見開き2ページ。
そのための取材、写真、インタビュー、記事の校正などで、また追われることとなりました。
なぜ、KIWIはあんなにもルーズなのでしょうか?なんでもギリギリです。
締切当日の12時に、やっと記事の最終版ができあがり、
12月10日に配布されるのが今から楽しみです。

さらに、最近の夏場の様子を見ていて、だいぶ外席が入るようになってきたのですが、
それでも、天気が良すぎると、店内があまりにも暗い。
電気のワット数をあげて、最大限に明るくなるように工事もしましたが、それでもまだ暗い。
どうやっても太陽光には勝てないのです。
そこで、今、たったの一枚しかない窓を、縦ラインか、横ラインかのどちらかで、
石をはずして窓にする計画を立てました。
そのために、業者さんに来てもらって、測量やら、見積もりやら、いろいろ。
まあ、夏の間になんとかしたいですからね。
今の窓一つの姿も、見納めです。

そして、次は、ウェブサイトとFacebookから直接オンラインブッキングをできるようにするシステムを導入することにしました。
やはり、ウェブサイトへ行っても、予約するにはメールをしなければいけないとなると、
なかなか面倒くさいものです。
そして、電話した方が早いってことで、電話での予約がほとんどだったのです。
でも、電話の予約は、やはり手がとられますし、メールで返信するのにも時間を費やします。
そこで、オンラインブッキングシステムの登場です。
ウェブサイトから、日付、人数、時間を選ぶだけで、予約完了。
お客様には、自動送信で確認メールが送られ、当店には予約がはいった旨メールでお知らせが届きます。
そして、パソコンにインストールされた予約システムのところには、自動的に新たな予約がはいるという仕組み。
誰の手を煩わせることなく、かわりに予約受注業務を一手に引き受けてくれるこのシステム。
開発した人は天才だと思います。
初期費用なし、システムインストール費用なし、月々の利用料なし、
ただ、このシステムを使って予約がはいるごとに、一件$1.5の費用が発生します。
このシステムを導入するために、各テーブルの定員の設定や、
同じ時間に取れる予約人数の制限など、いろいろ設定しました。
今まで、予約はほとんどが電話でしたので、これを導入しても、それほど変わらないと思っていたのですが、
このシステムを導入してからというもの、WEBサイトからの予約がはいるはいる。驚きました。
今までどれだけ多くの人が、ウェブサイトまでたどり着いていながら、電話で予約をしてきていたのか、
よーく分かりました。
使い勝手の良い予約システムがあれば、お客様もわざわざ電話をかけずに予約ができて、
当店と、お客様と、双方にとって、良い結果となりました。
予想以上に利用料を支払わなければいけないのは計算外でしたが、
一度予約がはいったお客様が、自動的に顧客データにはいるので、
予約受注のみならず、顧客管理までできることを考えれば、安いものかもしれません。
なにより、お客様にとって楽に予約できるようになったのは、とても良かったと思います。

そして、次はギフトバウチャー。
クリスマスパーティのギフトに使いたいと言うことで、
ご注文いただいた30枚のギフトバウチャー。
通常は、$50、$75、$100と、3種類のギフトバウチャーを用意しているのですが、
今回は、「値段が分からないように」というリクエストで、
「Degustation Menu Voucher」というのを特別に作りました。
考えてみたら、ギフトですから、相手に値段が分からないこういうバウチャーもあったほうがいいかも。と思い、
ご注文いただいた30枚だけではなく、店頭販売用も余分に作成。
作って、印刷して、カットして、封筒にいれて、やっと郵送完了です。
そして、早速、店頭でも売れて、おかげ様で、今まで以上にVoucherの利用が増えそうです。

さて、最後に大変だったこと。
それは、友人の40歳の誕生日パーティへの仕出しです。
パーティプレートで出すよりも、もっとなんかかっこよいのを準備したくて、
今回は、御重でやらせていただきました。
ちょうどクリスマス特別メニュー用に、日本から仕入れていたのです。

ケーキは、ガトーショコラと、ガトー抹茶を、
私たちからプレゼントさせていただきました。

これが、朝の9時にピックアップでしたので、
睡眠4時間でやりましたよ!
しんどい!
でも、ものすごく喜んでくれて、あー、やってよかった。。。。と思いました。

こんな感じで、怒涛のように忙しかったのです。

そうそう、ついでにいうと、夏の期間だけ、土曜日のランチを開けることにしました。
以前より、「月~金は働いているので、ランチの利用ができない!土曜日のランチをやってほしい」
というリクエストいただいていたのです。
というわけで、さらに自由になる時間が短くなり、さらに忙しくなるっていう法則なわけですが。。。。

それでも、Newmarket界隈のビジネスへ配布されたチラシ、
Newmarketを中心とするエリアにある住宅へ配布される雑誌、
クリスマスプレゼントとして利用される30枚のギフトバウチャー、
エントランスの改修工事、
土曜日のランチ営業、
友人の誕生日パーティでの仕出し、
すべてが、明日へのTATSUMIにつながっていると信じています。

今思えば、クライストチャーチでは、こんな苦労したことなかったなぁ。
それでも、多くの常連のお客様がくださる、いろいろなアドバイスやサポートで、
日々前進しています。

今年も残りあと一カ月を切りましたが、
疲れて失速しないよう、もうひと踏ん張り頑張って行きたいです。

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