今回の旅の目的は、「桜を見ること」と「仮設大聖堂を見ること」

まずは、本家本元の大聖堂へ行く前に、
巽に寄りました。

巽は大聖堂のすぐ近く。
まわりがほとんど更地になっているので、今ではだいぶ目立つ建物になってしまいました。
クライストチャーチへ行ったお客様から「巽見たわよ」とよく言われるようになりました。

現在の巽は、まだフェンスの中。
店の前までは行けるけど、中には入れません。

でも!
ものすごく驚いたのですが、
フェンスで囲ってあるものの、結構多くの人が、中にはいっていく。
だって、フェンスとフェンスのつなぎめを、とめてるものがなにもないので、
普通にフェンスをずらして、中に入れちゃうのです。

あまりに中に入って行く人の多さに
「あ、囲ってあるだけで、入ってもいいんだ」
と勘違いしてしまうほど。

巽と同じビルにある雑貨屋さんの店内にも人がいて、
なにか良いものがないか物色しているようでした。
そして、巽が倉庫として使っていた場所からも人が出てくるのです!
どう見ても、工事関係者などではありません。

倉庫部屋から出てきた人は、なんかまるでそこに住んでいるようないでたち。
(実際、倉庫として使っていた時も、住んでいる人がいました)
雑貨屋さんで物色してた人は、きっとコソ泥でしょうね。

こんな真昼間に、堂々と立入禁止のフェンスの中に入って行くなんて、
もうこのあたりの取り締まりとかはないんですかね。
うちの店も、他の店も、必要なものはもう取り出しているから、
盗まれて困るようなものはないとはいえ、ちょっとびっくりしちゃいました!

さて、巽は、私たちが出て行ったあとそのままになっていました。
椅子やバーカウンターなど、置いて行ったものもそのまま。
でも、おそらく2階からの浸水が原因で、天井がだいぶ落ちていました。
まさに「廃墟」という言葉がぴったりな感じがしましたね。

さて、巽をあとに、すぐ裏にある大聖堂広場へ。

お正月に来た時よりも、お花が飾られて、とてもかわいらしくなっていましたよ。
そもそも、お正月に来たときは、大聖堂広場はまだ入れませんでした。

もちろん、大聖堂自体はフェンスで囲まれていますが、
こんなに近くから大聖堂を見れるようになる日がくるなんて!
といっても、こうなるのに2年以上かかったんですけどね。。。

さて、大聖堂をあとに、新しくできた仮設大聖堂へ。

紙でできているとは思えない美しさです。
(もちろん全部紙じゃないですけどね)

この大聖堂は、少なくとも10年は使用される予定だそうですよ。
坂先生は、これまでも、被災地において、この紙を使った建物を設計して、
復興を応援しているんです!

ステンドグラスは、内側から見るとこんな感じ。

私が行った時間は、ちょうど子供聖歌隊が集まってきているときでした。

クライストチャーチ市民にとって、大聖堂はシンボルであり、心の支え。
そして、この大聖堂が復活するまで、この仮設大聖堂が、心の架け橋になるのですね。

さて、2つの大聖堂めぐりが終了し、本懐は遂げました。

もうあとは、帰るだけ!
なのですが、帰る前に、いろいろ寄るところがありました。

つづく

やっぱりYAHAGIのケーキでしょ。④

 

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