真夜中の火鍋


さて、私たち夫婦、本気で火鍋が好きなんです。
多分、次が小龍包、そして飲茶。
(おい!中華ばっかじゃないか!)

ちなみに、クライストチャーチの時は、夜中までやっている店がほとんどない中、
2時までやっている火鍋やさんがあって、仕事の帰り、スタッフ連れてよく行ってました。
ここでは、大抵一人$20で満腹になれました。
0時過ぎると、英語のできるウェイトレスが帰っちゃって、
中国語オンリーのオーナー夫妻しかいなくなるんだけど、
英語ができないから、OPENしているのに入り口に鍵をかけていて、
ガラス越しにノックすると、私の顔を確認して、ドアを開けてくれるんです。
そんな状態での2時まで営業だったので、大抵いつも貸切。
以前、帳簿を調べたところ、年に40回も行ってましたよ。
ほとんど週1ですね。

で、オークランドでの行き着けだった、うちの近くの「麻辣誘惑」が、
ツアー取り始めて、「味が落ちたなぁ」と思っていたら、
違う店に変わってしまいました!

これが原因かどうかは分かりませんが、
一年ほど前にOPENした「小肥羊」が毎晩大繁盛。
(しかも、うちから徒歩3分。めちゃ近い)
私たちは「麻辣誘惑」の常連でしたが、うちのすぐ近くにある、この「小肥羊」の繁盛振りが、
ずーーーっと長い間気になっていたのです。

実は、「小肥羊」は中国では有名なチェーン店。
私が北京に滞在していた時も、よくお世話になってました。
なにしろ、ツアーで行ったわけではなかったので、地元の人がいく店ばかりに連れて行かれ、もう毎日、正露丸が手放せないくらいやられていた私は、げっそり痩せて、弱りきっていました。
そんな時に出会った「小肥羊」は、火鍋なので自分でしっかり調理して、安心安全。
北京滞在中の私の救世主でありました。

近くのチャイマでは、この「小肥羊」の鍋のスープの素が売られているくらい!
本土では有名な店なわけです。

そして、とある祭日。
さすが、中国系、祭日でも営業してましたよ!
行くしかないですよね!
で、まずメニューを見て驚いたのが、「麻辣誘惑」より、だいぶ高いぞ。
「麻辣誘惑」だと、一人大体$30くらいなんですが、
「小肥羊」は、お会計が二人で$100微妙にオーバーしてびっくり!

でもね、おいしかったんですよ、これが。

やっぱり、火鍋はスープと胡麻だれが命だと思うわけですが、
この2つがいけてない店には二度と行きません。
そしてあとは、メニューの豊富さ。
大体、豆腐関係だけで5種類、野菜関係で10種類は必須。
これが、英語バージョンのメニューだと、中国語バージョンのメニューより、ちょっと種類が少ないんですよ。
多分、中国人じゃないと注文しないものや、説明の難しいものは、英語バージョンには載せていないのだと思います。
たとえば、豆苗とか、春菊は、英語メニューにはありません。
というわけで、いつもメニューは中国語バージョンをもらいます。

私は幸い中国語が分かるので(読むくらいね)、
火鍋や飲茶のオーダーは任せておけ!って感じです。

そして、なんで真夜中に火鍋かっていうと、
通勤時、毎日通る「小肥羊」の店の前に、看板が出ているのを発見したのです!

まあ、簡単に言うと、「夏の間、木、金、土は夜中の2時まで営業しちゃうよ!」ってこと。

まじですか?
行くしかないでしょ?

祭日にしか行けなかった「小肥羊」に、夏の間は、木金土であれば、仕事の後に行けるのです!
なんという朗報でしょうか!

そして、昨日、早速行ってきたわけですよ。

スープはハーフ&ハーフ。
辛さの希望を聞かれ「Medium」と言ったのにもかかわらず、この赤さ!
次回は「Mild」にしておこう。。。

そして、肉は、羊も牛も、特級、精選の普通の薄切り肉と、
あとは、薄切りじゃないけど漬けみたいになっていてお肉がすごく柔らかいのと、
3種類ずつあります。
私たちは特級の羊と牛を一皿ずつ。

特級っていっても、精選と$2しか違いません。
いつも特級を注文するので、精選とどのくらい違うのかは分かりません。
やっぱりNZ。肉は牛より羊のほうが断然美味しい!
ちなみに、中国でも、牛より羊のほうが断然美味しかったです。
人生で、羊肉のしゃぶしゃぶなんて食べたのは初めてだったわけですが、
日本だったらもちろん牛なんだけど、中国とNZでは羊のほうが美味しいなぁ。

あと、野菜はほうれん草とレタス。
(レタスって、日本では鍋にいれたことなかったけど、野菜の中ではレタスが一番美味しい)
キノコが、えのきとオイスターマッシュルーム。
豆腐類が、普通の豆腐と、豆腐皮という私の好物。
あとは、麺なんですが、私たちは、春雨よりも葛きり派。
もちろん葛きりはないんですが、「粉条」という太い葛きりのようなのがあって、
いつもはどこに行ってもそれを注文するんですが、
この店は、「手延紫芋麺」なるものがあり、これが美味しいんです!
きしめんみたいなんだけど、ちょっとリボンみたいに縁がひらひらしていて、
食感もうどんときしめんを足して2で割って、ちょっともちっとさせた感じ。
ゆでるとあんまり分かりませんが、ゆでる前は、ほんのり紫です。

とまあ、こんなラインナップです。

そして、ダンナはいつも青島ビール
見て下さい!このグラスの小ささを!
なんででしょうかねー。中国の店って、ビールグラスが小さい!
しかも、グラスにちゃんとビール会社のロゴが入ってるから、ビール用なんでしょうね。
この前、間違えて入ってきちゃったみたいな外人のお客さんが、
ビールのグラスをみて「ショットグラスで飲めってのか?もっと大きいの持ってきて!」と言ってました。
そうですよねー。小さすぎますよねー。

そして、私は、フレッシュジュース!
中国のレストランって、意外に、結構フレッシュジュース置いている店が多いんですよね。
注文はいってからジューサーで作ってくれます。
リンゴベースでにんじんもはいっている感じ。

でもね、1瓶売りなんですよー。
多すぎ!
一人じゃ飲みきれません。
(ちなみに英語メニューにはのってません)

こんなわけで、真夜中にも火鍋を楽しめるようになったこの夏。
間違いなく、月に一度は行くことになりそうです。

 

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