ネルソンレストランめぐり。(トリップアドバイザーで上位のレストラン2軒)⑪


さて、随分長い時間がたってしまいましたが、
ネルソン旅行のレストランをまだアップしていませんでした。
力尽きてしまったというか。。。

さて、ネルソンに、トリップアドバイザーでNZナンバーワンに選ばれたレストランがあるということで、
あらかじめ予約してありました。
”Hopgood’s”です。
このレストランは、祭日はお休みなので、ネルソン最終日の1月3日に予約を入れていました。
楽しみは最終日に。

そして、ネルソンに到着した初日。1月1日。
もう時間も19時をまわっていて、ここから宿までも1時間ほどかかるので、
夕食はさっさと済ませてネルソンの町を出発することにしていました。
ところが、最終日に行く予定にしていたHopgood’sの2軒隣に、
もしHopgood’sの予約が取れなかった時の第二候補としていたレストラン”Ford’s”があったのです。
そして、1月1日だというのに、開いていたのです!

時間もあまりないし、初日からそんなにいいものを食べる予定ではなかったのですが、
外に出ているメニューを見たら、俄然惹かれてしまい、入ってみることにしました。

まず、バブル Te Hana のミニボトルです。
ダンナはいつも通りビール。

そして、メニューで私が惹かれたのが「Seafood Chowder」
なにしろ、寒かったんですよ。温かいスープを体が欲していました。
ダンナは「Salt & Pepper Calamari」

まず、このチャウダーなんですが、めちゃくちゃ美味しかったんですよ!
ものすごく濃厚で、具のひとつとして入っていたDiamond Clam も身が引きしまっててとっても美味しい!
安い店とか、バー系の店だと、冷凍のシーフードミックス使ってる感じがすぐわかりますが、
さすが、この店の具は、そんなものは使っていませんでした。
欲を言えば、バケットが欲しかったですが、サイドメニューで別注文しなければならなかったようです。

そして、どこのバーやパブにでもある、人気メニューのカラマリ。(イカのフライ)
正直、それほど期待していなかったのですが、これがまた美味しかった!
写真がなくてごめんなさい。
カラマリの下に敷いてあるサラダが美味しくてね。
ミントと、コリアンダーと、モヤシと、マンゴーと、キュウリのサラダ、
蜂蜜とライムのドレッシングであえてあるんですが、
ちょっとアジアンチックで、さっぱりしていてとっても美味しい。
カラマリを食べたくて注文して、で、カラマリが美味しいのは当たり前で、
その付け合せが美味しいってのは、本当に得した気分になるものです。
私は、料理って、そうじゃなくちゃいけないと思っています。
ビーフステーキ頼んでも、照り焼きチキン頼んでも、魚のグリルを頼んでも、
付け合せが全部同じなんて、レストランの怠慢でしかありません。
それぞれの料理に合ったソースと、それぞれの料理に合った付け合せがあってこそ、
料理が1枚の皿の中で完成するのです。
というわけで、非常に満足度の高い前菜を2皿いただき、
メインコースへの期待が高まります。

そのメインですが、
私は、「クマラのニョッキ、ゴルゴンゾーラチーズソース」
私、ニョッキ好きなんですが、ここで食べたニョッキは、私のベスト3に入ります。
一口食べて、「美味し~い!」
あまりの美味しさに、「ちょっと!これ、やばい!ちょっと食べて食べて!」
と、無理矢理ダンナに食べさせました。
いやー。本当に美味しかったのですよ。
ニョッキは、焼いてあって、表面は少しドライで香ばしい。
そして、なんともいえないブルーチーズの絶妙な味わいのクリームソース。

美味しくて、あっという間に完食してしまいそうになり、大事にいただきました。
そして、ダンナが注文したのは、ビーフリブアイステーキ。
うちのダンナは、ステーキには超うるさいんですが、
どこに行ってもステーキを注文します。
満足のいくステーキに出会えるのは、5回に1回くらい。
文句言うだけあって、彼自身、超おいしいステーキ焼くんですけどね。
だけど、人が作った美味しい料理を食べたいんだそうです。
という訳で、今回もステーキ。

まずは、注文した通りの焼き加減かどうか確認。
これがちゃんとできてる店が、すでに3回に1回くらいしかありません。
鉄板焼きだと、日本人のシェフが、美味しく、注文通りの焼き加減で焼いてくれますが、
レストランだと、これがなかなか難しいのです。
NZ人との技術の差なんでしょうかね。

トッピングは、洋ナシとクルミのサラダ。そして、スモークしたマッシュルームです。
お肉の焼き加減も、ばっちりだったようですよ!

おもしろかったのが、私たちより30分ほど後に来た隣のテーブルが、
前菜も、メインも、私たちと同じものを注文していたのです。
メインに関しては、「それなに?」と聞かれたくらいです。
よっぽど美味しそうに見えたのか、
私たちがよっぽど美味しそうに食べていたに違いありません。

そして、この日は祭日ということで、なんと、サーチャージ15%
それでも、二人合計で$150くらい。
これ、オークランドで同じもの食べて15%サーチャージだったら、$180は行くだろうなって感じ。

二人そろっての感想として、
クライストチャーチのリトルトンにある”Feeman’s”というレストランに似ていると思いました。
このレストランは、私たちのお気に入りで、
よく週末のランチを食べにいっていたものです。
メニュー構成、価格、料理の質、ワインリストの質、などを比較し、
とてもよく似ていると思ったのです。
この”Ford’s”がオークランドにあったら、私たちきっと、”Freeman’s”のように、月に一度はランチを食べに行くに違いありません。
オークランドは、「高くて良い店」と、「高いのに良くない店」はたくさんあるのですが、
なかなかどうして、こんな感じの価格帯の、こんなレベルの料理をだす店が少ないのです。
そして結局、安くて美味しい中華とかマレーシアに行っちゃうんですよね。

というわけで、予定外に、とっても”Ford’s”に満足してしまった私たち。
これより上とあって、”Hopgood’s”への期待が更に高まるのでした。

が、残念ながら、結果として、私たちは、”Ford’s”の方が好きでした。
やっぱり、人の好みは人それぞれ。
人の意見は参考にはなれど、その人の好みが自分と同じかどうかは分かりません。

”Hopgood’s”は、料理の写真だけ載せますね。

サービススタッフはとても感じがよく、前出の”Ford’s”よりも、スタッフのレベルは高いと感じました。
食べ残した私たちの皿を見て「なにか問題ありましたか?」と聞いてくれました。
こういうフォローって、とっても大事ですよね。
思うことはいろいろとありましたが、案外言えないものです。
もちろん、よっぽどひどい時とか、問題があった時は言いますけどね、
問題があったわけではありませんから。
食べ残しの皿は、お客様以上に何かを語るものです。
私たちも、いつも、下げた皿から多くのことを学びます。

そして、この店は「地元の食材を使う」ということに非常にこだわりを持っていて、
食材のみならず、ワインもほとんどがネルソン産。
こういうところは、とても好印象ですね。
見習わなくてはなー。と思いました。
(私たちは、クライストチャーチの食材とか、クライストチャーチの地ビールとかを置いているんですけどね。ここはオークランドですから。)

以上、ネルソンの食レポでした。
次回は、ウェリントンからです。

 

 

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