さて、病院で手術することが決まった二日後、
病院から書類一式が送られてきました。
なにが来たかっていうと、
手術の同意書と麻酔の同意書。
それと、手術の概算。
まずは、保険会社に、一連の関係書類を送り、
今回の手術が保険でカバーされるという証明書をもらうようにとのことでした。
もしカバーされないとなると、今予約している病院をキャンセルして、
公立の病院で順番待ちになるのだそうです。
そして、保険会社からの”pre approval letter”が届いたら、
それと一緒に、記入済みの同意書を病院に送ってくれということでした。
ちなみに、概算は以下の通りです。
LLETZ手術費用 $950
麻酔費用 $740
手術室使用料（30分） $1000
回復室使用料（１時間） $150
病室使用料（半日） $400
雑費 $1500
という訳で、合計で約$5000弱って感じですかね。
この前の検査費用が$480だったので、手術はどれだけ高額かと思ったら、
意外にそうでもなかった。。。
でも、日本での金額を考えると、やっぱり高いですね。
まあ、保険会社へは、必要なレターなどを送ればいいだけなのですが、
手術と麻酔の同意書が、よくわからない単語もたくさんあって、
まるで、移民局に提出する書類のようでした。
っていうか、驚いたのが、その同意書は、
それこそ移民局に提出する申請書みたいなやつで、
自分で名前とか住所とか電話番号とか、
なんかあったら連絡する人の詳細とか、
あとは持病があるかないかとか、
そんなのを記入して、最後にサインするのです。
手術の同意書も、麻酔の同意書も、両方そんな感じ。
私、日本で手術したことないからわからないんですが、
イメージとしては、なんか、きちんと先生と会って、
たとえば人体模型とか、イラストとか、写真とか、なんかよくわかんないけど、
そんなのを使って、「どういう手術なのか」という事前説明がされて、
その上で同意書にサインするんだと思ってました。
でも、全然そういうんではなくて、自分で自分の詳細を全部書いて、最後にサイン。
手術についての説明は、メール添付で送られてきたこの前のレターだけ。
LLETZという手術をするっていうやつね。
麻酔に関しても、「寝ている間に終わる」と言われたので、
多分全身麻酔だとは思うんですが、
そういう詳細も一切なし。
過去に麻酔したことあるか、とか、アレルギーあるか、とか、
そういう質問が10項目くらいあって、Yes No で答える感じです。
あれ？今考えたら、もしかして、あれって同意書じゃなかった？
ただの、問診票？「手術＆麻酔します」っていう。
うん。そうかもしれない。
今さらだけど、タイトルになんて書いてあるか、あんまり確認していなかった。
１つには”Operation“、１つには”Anesthesia“って書いてるのは見たんだけど。。。
それにしても、もう当日までなんにもないみたいだし、
これで終わり？
う～ん。
こんなんでいいんだろうか。
そして、今回送られてきた書類には、注意事項が書かれていました。
・手術の24時間前から、アスピリンを服用しないように
・手術の3日前から、お酒は摂取しないように
・手術の前日に、病院に電話して、手術の時間を確認するように
という３点でした。
そして、保険会社から「保険でカバーされます」というレターがすぐに届き、
手術と麻酔の同意書（申込書？）を記入して、サインして、
病院へ送り返しました。
手術でも麻酔でも、両方で聞かれた質問で、
「入歯や義歯などありますか？あるとしたら、とりはずしはできますか？」
「インプラントをしてますか？あるとしたら、どこの歯ですか？」
などという、歯に関する質問があったんです。
「なんでだろう？」と思いつつも、
私は前歯が２本差し歯なので、そのことを明記しました。
そして、手術前日まで、特にやることもなく、
自分で「全身麻酔の注意事項」などを、ネットで調べて勉強していたとき、
その理由を発見したのです！
どうも、全身麻酔では、口からチューブを入れることがあるらしく、
その時に、「歯が折れたり欠けたりする場合があります。」と書いてあったのです！
現在の私の前歯は、ただでも今にも抜けそうな状態。
手術が終わったら歯医者に行こうと思っていたのです！
こりゃ大変だ。
ってことで、手術前に、前歯のことをしっかり医師に伝えなければ！！と
かなり焦ったのでした。
今の状態でチューブなんていれたら、前歯かなりやばい感じです。
こうして、手術前日まで、
「本当に手術するのかな？」
と、あまり実感のわかないままに過ごしたのでした。
つづく
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