ダンナ様の誕生日は弾丸スケジュール。そして「Chikos」@Henderson


3月22日(土)は、ダンナ様の41歳の誕生日でした。
昨年は、40歳ということで、シークレットパーティを敢行。
そして、今年はどうしようかと思いましたが、
偶然にも、刺身シェフが肩を痛め、2週間の休暇が必要となり、
シフトを回すために、急遽2週間だけ日曜日をお休みすることになったのです。

久しぶりの丸一日お休み。
ゆっくりできそうなので、スタッフのみんなに声を掛けて、
焼肉を食べにいくことにしました、
そして、そのあとは、ボーリングです。

ところが、そこまで決まったところで、ダンナさまが、
私がずっと「行きたい」といっていたManma Mia!のミュージカル。
日曜日が休みなら行けるじゃん!ということに気が付いたのです。
普段なら行きたいミュージカルがあると、日曜日の午前の部に行くのですが、
なぜか、Manma Miaは、日曜日は夕方の部しかなくて、
見に行くことを諦めざるを得ない状況になっていました。
そこで、公演スケジュールを調べてみると、
なんと、3月23日(日)が最終日!千秋楽だということが発覚したのです!
これは行くしかないですよね。

さらに、ミュージカルのあとのディナーはどこに行こうかって話で、
私たちの大好きなレストランの1つ「Chikos」が、
今週から日曜日のディナータイムの営業をスタートさせることを知り、
早速行ってみることに。
やっぱりランチとディナーはメニューが違うので、
ディナータイムに行ってみたかったのです。

というわけで、
久しぶりに丸一日お休みの日曜日。
鍼→焼肉→ボーリング→ミュージカル→Chikos
という、弾丸スケジュールをこなすことになってしまったのでした。

さて、焼肉、ボーリング、ミュージカルは端折らせていただき、
「Chikos」です。

今回は、奥の掘りごたつのお席をご用意していただきました。
いいねー。落ち着く!

なんか温泉旅館にいるみたいじゃないですか?
風呂上りに「極楽極楽」みたいな絵。

さて、前菜ですが、食べたいのが多くて選べなくて、3皿も注文してしまいました。
ちなみに全品一皿$18

Trilogy of Salmon
Seared Scallops Assiette
Caramelized Geilled Buffalo Halloumi
Venison Denver Loin and Oxtail Dumpling $32
Study of Duck $30

いただいた料理は以上なのですが、
まず値段は、前菜もメインもTATSUMIとほぼ同じ価格ですね。
私たちはNewmarket ですが、Chikos の場所を考えると、少し高い設定かもしれません。
が、ちっとも「高い」と思わせないのは、その料理のレベルの高さでしょうね。

年末くらいから、結構高いところを食べ歩いていますが、
正直、どこの高いレストランでも、このChikosレベルの料理には出会っていません。

有名レストランって、もちろん値段も高いわけですが、
高いなりに立派な料理が出てきます。
プレゼンテーションがいいのは当たり前。
まずは「料理の第一印象」で値段は大体決まります。
そして、最近はやっている、粉とか泡とかタピオカみたいなやつとか、
家庭では作れないものが載ってると、「手が込んでるな」と思わせることができます。
それだけでほとんど成功。味がたいして美味しくなくても、まずくさえなければ、
その見た目に圧倒され「美味しい」という感想で終わることができるのです。
(もちろん、見た目だけでなく本当においしいお店もありますよ!)

人の心とは、「美味しそう」と思って食べるとの、
「あんまり美味しくなさそう」と思って食べるとでは、
本当の美味しさはかなり左右されるものです。

ところが、このChikosの料理のすごいところは、
そういう家庭ではできないから「手が込んでる」と思わせる、
粉とか泡とかは全然使っていなくて直球勝負。
でも、盛り付けが華やかで、第一印象はかなりGOOD
そして、味もいいのです。(ここが重要)
つまり、普通のお客様にとっては、
見た目がよくて、味も良いのですから、それでもう大成功です!

だけど、私たちの場合は、そこからさらに、
ひとつひとつの付け合せやソースなどについての探究が始まります。
Chikosの付け合せは、家庭では作れないような機材を使ったものはありませんが、
とても手が込んでいるのです。
これはTATSUMIと同じ。
ひとつひとつの料理に合わせた付け合せを、全部自家製で作っています。
ほんと、私たちがChikos に行って「勉強になるな」と思うのは、こういうところです。
最先端の技術や流行りのものを取り入れなくても、
自分自身が持っている「腕と技術」だけで勝負しています。
そういうの大好きです。

「この付け合せすごくない?パイナップルかと思ったら生姜だよ!」
とか
「これ、美味しいね。チーズのタルトが敷いてあるよ。なんのチーズかな」
とか
「このソース舐めてみた?なんかフルーツの甘酸っぱいソースだけど、ザクロ?」
とか
「これ、皿の模様かと思ったらソースだよ。オリーブのピューレだね」
とか、
「ポテトに載ってる白いピューレ、当然ポテトピューレかと思ったらカリフラワーだよ!」
とか、
いや、もうキリがない。

でも、そんなキリがないくらい、いろいろと手が込んだ隠し玉がたくさんあるのです。

前も書いたことありますが、
どんな料理を注文しても全部同じつけあわせが出てくるようなレストランは、
シェフの努力をまったく感じません。
お客様が注文するのは自分が食べたいもの(例えば帆立とか海老とか)だけど、
それを引き立てるためについてくる付け合せが、
美味しくて手が込んでいることこそが、
シェフの素晴らしい仕事ぶりを実感できるのです。
(もちろん、美味しいのは当たり前でね)

つまり、Chikos は、プロの私たちの目線から料理を研究しても、
盛り付け、料理、付け合せ、味。
すべてが合格点!
そして、値段も、高いだけでイマイチなレストランに比べたら、
なんて良心的なお値段なんでしょう。

値段というのは難しくて、美味しければ高い、美味しくなければ安いというものではありません。
その店の場所だったり、客層だったりで大きく左右されます。
ホテルの中に入っているというだけで、一般の店よりも値段は大分高くてもお客さんはバンバン入ります。

そういう意味では、Chikos はウェストというレストラン的にはマイナーな場所にありながら、
そのレベルはアップマーケットな街でも十分に通用するレベル。
ポンソンビーあたりに店を出していたら、
間違いなく評判になり、バンバンメディアに取り上げられ、
大変なことになっているでしょう。

それでも、ご自宅の近くで、ひっそりと、夫婦で経営しているこのお店は、
そういうことを望んでいなくて、
ご主人が初めて持った自分のお店で、
自分が作りたいものを作って、
お客様がそれを美味しいと言ってくれたら嬉しくて、
休みの日は子供と遊んで、
そういうお店なんだろうな。という気がします。

正直、今年のMetre 10 MEGA にChikos が選ばれなかったら、
コネと偏見が大いに作用している雑誌だということを充分に理解した上でも、
「やっぱりそうだったか。。。」
と思わざるを得ませんね。
そうでないことを祈りますが。
でも、選ばれると、みんなに知られてしまって超忙しくなるのも嫌だなぁ。
現在口コミだけで、かなり忙しくなってるそうなので、
ずっと今のままのChikos でいて欲しい気もしますね。
これは客のわがままですけど。

オークランドみたいにレストランが溢れるほどあると、
こんな風な新しくて素敵なお店が出来ても、
広がるのは口コミだけを頼るしかない。
お金やコネがある店は、どんどん雑誌に取り上げられて、
すぐに有名になって、でもたいしたことなくて、すぐになくなったりする。
そういう意味で、やっぱりオークランドって都会なんだなぁと思う。

クライストチャーチには、まず「メディア」自体がほとんど存在しないので、
もう口コミがすべて。
そして、レストランの数も多くないので、
新店がOPENするとなれば、みんな開く前から知っている。

ニューマーケットという場所が、どんなところなのかも知る前に、
店をOPENしてしまった私たち。
本当は、クライストチャーチのあと、他の都市で新たに店を開けるときは、
夫婦だけで営業できるような場所と大きさでやりたいね。と言っていたのです。
そう。まるでChikos のような。
なんで、今、ニューマーケットみたいな場所で、こんな大きな店やってるんでしょうね。
次の人生は、ああいう店を持ちたいものです。

遠いといっても、車でほんの15分。
またちょくちょく寄らせていただこうと思います。

 

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