「Tasting Shed」@Kumeu


今日は、ANZAC DAY で、またお休み。
休みが多いのはいいけれど、本当に4月は営業日数が少なくて苦しいです。

さて、今日は、前々から行きたかったKUMEU にある”Tasting Shed” に行って来ました!
クメウといえば、ワイナリーとイチゴ狩りのイメージですが、
”Tasting Shed”は、ワイナリーレストランではありません。

今回初めて行ったのですが、メニューを見ると、
前菜とかメインとかに分かれていません。
スタッフの人の説明によると、全部「前菜サイズ」なのだそうです。
なので、二人だったら3~5皿頼むといいよ。と言われました。

でも、普段から、ランチでも前菜・メインとしっかり食べる私たちにとっては、
全部前菜サイズなら6皿注文しないと足りないことになります。
だけど、5皿頼んで、あと一皿を悩んでいたところで、
「もう5皿あるから、多分足りると思うよ」と言うアドバイスのもと、
とりあえず5皿注文をしました。

さて、実は、お店に到着してから、このスタッフとの会話までにかかった時間30分。
それまでの間、随分長いこと放置されていました。
それほど忙しそうでもなかったのですけどね。。。

一度、手の空いてそうなスタッフを捕まえてワインの注文をしようと思ったら、
「このテーブルは私の担当じゃないから」と言って、立ち去ってしまいました。
しかし、さらにもう10分待っても誰も来ません。
そして、さっきの断られたスタッフ(なぜかこの子だけいつも手があいている)にもう一度声を掛け、
「誰も来ないんだけど、料理のメニューとビールもらってもいい?」と言いました。
でも、「OK」と言ったきり、やっぱりビールも来なければ、メニューも来ません。
それから10分たって、やっと担当のスタッフが私たちのテーブルにメニューを持ってきました。
ここまでにかかった時間が、入店から30分ということです。
メニューも飲み物もない状態の30分ってとても長いですよ。

この担当の方はとてもフレンドリーで、丁寧にメニューを説明してくれました。
だけど、実は、30分も待たされている間に、
壁に書いてあるメニューの中からもう注文を決めていました。
なので、メニューを置いて立ち去ろうとする彼女に、
「もう決まってるから注文していい?」といって、速攻オーダーしました。
だって、ここで注文しなかったら、また次いつ来てくれるか分かりませんからね。
そしてビールもまだ来てないことを伝えると、
彼女はメニューのこともビールのことも、さっきのスタッフからは何も聞いてなかったようで、
すぐにビールを持ってきてくれました。

こういう「テーブル担当制」というのは理解できるんですが、
臨機応変に対応しないと、「私は関係ない」みたいなことになってしまって、
良くないと思います。
ある程度の担当は決めておいても、それは店側の都合であって、お客様には関係ありません。
お客様に呼ばれて何か頼まれたら、自分の担当テーブルじゃなくても、ちゃんとやる(もしくは担当者に伝える)べき。
ってことで、店に到着してから最初の30分で、まだ何も食べていないのに、嫌な気分になってしまいました。

それで、今日は、祭日ですから、やっぱりサーチャージ15%取るんですよ。
サービス料ではありませんが、いつもより高いお金を取るんだったらなおさら、
きちんとしたサービスを提供してほしいものです。

だけど、最初に30分待たされた間の不愉快なできごと以外は、
おおむね満足。
お料理もおいしかったですよ。
さすが有名レストランだけあります。

しかも、最近、「サザンホスピタリティ」という、レストラン専門ショップに新たに入荷して、私たちも目をつけていた(目をつけるだけで高くて買えなかった)、
「高級和食器風食器」で全部揃えていたのです。

食器って、揃えるの結構難しくて、こういう専門店で買わないと、
割れて数が減って来た時に補充ができないのです。
その「和食器風食器」は、一枚35ドル~50ドルとかして、
レストランで使うとなると、最低20枚は必要だから、そうなると$700~1000!
一種類だけでその値段ですから、たとえば、お椀とか、角皿とか、丸皿とか、
シリーズで揃えようと思ったら、もう、ハンパじゃないお金がかかるのです。

で、この「Tasting Shed」は、その新シリーズの和食器風食器で全部揃えていて、
もちろんこの規模の店じゃ1種類20枚じゃ足りないでしょうから、
きっと、皿を全部入れ替えるだけで、何千ドルもかかってると思います。
あー。人気店は資金力が違うなぁ。と、改めて痛感したのでした。。。

さて、お料理のほうですが、和食器風食器を使っているだけあって、
日本の食材を結構使っているんです。
味噌、わさび、のり、柚子、など。
でも、これって、ここ数年のNZの流行なんですよね。
日本の食材を使うのがかっこいいんでしょうね、きっと。
刺身にはワサビを使うし、味噌汁も飲むけど、
それらの調味料を料理に使うって家庭ではあまりやらないでしょうからね。

では、以下、今日注文した料理をご紹介いたします。

“Artisan Ceviche”  $14 Cucumber, Lime, Yuzu, Wasabi, Sea grapes

シマアジの刺身に、ライムを搾って、2分置いて、色が変わったら、
写真には写ってませんが、キュウリの絞り汁があるので、それにくぐらせて、
これまた写真には写ってませんが、ワサビと、柚子塩を載せていただきます。

これは、シマアジは普通においしいですが難しいですね。
だって、絞ったライムの量、キュウリ汁にどのくらいくぐらせるか、
そして、ワサビと柚子塩の量で、味なんてどうにでも変わってしまうのです。
それより驚いたのが、「海ぶどう」
NZで獲れるんですねー。しかも、「Sea Grape」って、名前までそのまんま海ぶどう。
私はてっきり、沖縄の特産品だと思ってましたよ。

“Sirloin Tartare” $18 Miso, Pumpkin seeds, Nashi pear, Shiitakte

牛肉のタルタルがサラダ仕立てになっているのですが、
味噌風味?(言うほど分からない)で、角切りのナシと、ワイルドライスで和えてあります。
まあ、普通においしかったですよ、これも。

“Fish”  $23 Corn, Shiitake, Cauliflower, Coriander

今日の魚はスナッパー(鯛)です。
皮がカリカリに焼いていなかったのが残念ですが、
下に敷いてあるカリフラワーソースが、とてもクリーミーで、
その上にトッピングされている大量のコーンと一緒に食べることで、
まるで「コーンクリームシチュー」のようなお味で、おいしかったです。
NZで魚料理を頼むと、火を通しすぎて「パサパサ」なことが多いのですが、
こちらは、そんなこともなく、おいしく頂きました。

“Beef Cheek”  $21 Wasabi, Nori, Sesame, Pimpkin

牛ほほ肉の煮込みですが、これが、とろけるように柔らかくて、とても美味しかったです。
箸でいただいても大丈夫なくらいの柔らかさ。
そして、それだけ柔らかい上に、これもパサパサ感がまったくなく、
ペロっといただける一皿でした。

総合の感想として、「全部前菜サイズ」とは聞いていたものの、
やはり、「魚料理」「肉料理」はメインディッシュのイメージがあるので、
「え?これだけ?」と思ってしまったのが正直なところ。
一皿一応$20超えるしね。
ま、でも、普通この種のレストランでメインディッシュを注文したら、
$30超えるのは当たり前なので、やっぱり安くて小さいんでしょうね。

あと、気になったのは、「日本の調味料」の使い方。
別にあってもなくてもいいような使い方をしているような気がしました。
「これがなくちゃ、この料理は完成しない」ような使い方ではなくて、
「日本の調味料を使うこと」を目的とした使い方だったような気がしたのです。
これは、うちの店にも言えることなんですが、
うちは一応「日本食」を謳っているので、なんとか日本の調味料を取り入れる工夫をしてますが、
この店は、そんなことする必要ないのに。
やはり、日本の調味料を使ってると、流行の先端をいってる感じがするのがいいんですかね。

とりあえず、大食いの私たちでは、やはり6皿注文しないと、まったく足りませんね。
正直8皿くらいはいけたと思います。
腹7分目くらいで、レストランを後にしたのでした。。。

エントランスで席まで案内してくれたスタッフも、
テーブルを担当してくれたスタッフも、とても感じがよく、
しかも、料理も美味しかったにもかかわらず、
なんとなく満足度が下がってしまったのは、
やはり、私たちが二度も声を掛けたにもかかわらず、
「担当じゃない」という理由で、飲み物のオーダーも聞いてくれず、
メニューも持ってきてくれなかった、あのスタッフが原因でしょうね。
彼女は職務を全うしただけかもしれませんが、
職務の最大の目的は、「顧客満足」であるはず。
結果、店に入ってから担当者が私たちのテーブルに来るまで30分も待たされてしまいました。
(そもそも、なぜ担当が30分もテーブルに来なかったのかは不明なんですが。。。)

美味しい料理をだしても、 良いサービスをしても、
ほんの一人のスタッフの対応で、お客様の満足度が下がってしまうと言うこと、
今日の出来事で、痛感しました。

うちの店は、スタッフ教育はかなり徹底して行っていて、
お客様からも、よくお褒めの言葉を頂きますが、
それでも、私が常に目を光らせていることは物理的に不可能です。

大事なのは、「監督者の目」よりも、スタッフ一人ひとりの「プロ意識」です。
やはり、そこを育てていく教育を目指していかないといけませんね!

今日も、勉強になりました。

 

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