はじめての救急病院


なんか、先週の土曜日から、ダンナの調子が悪かったんですよ。
「肺と背中が痛い」
って。

なにそれ?肺がん?
みたいな症状ですよね。

そしたら、背中から胸の下のほうにかけて、なんか発疹が。
毛虫にやられた?
みたいな。

そして翌朝。
背中が痛くてベッドから起き上がれない。
でも11時から鍼の予約があったので、予定通りでかけていきました。

そしたら、鍼の先生から、
「これは72時間以内に病院いかないと駄目だから、救急に行きなさい」
といわれ、
日曜日だというのに、病院に行ってきたのです。

診断結果は「帯状疱疹」

私、帯状疱疹って、ただ、体に帯状にできる湿疹のことで、
普通に「かぶれ」とかの類の、かゆいだけの皮膚疾患のことだと思っていたんです。
そしたら、違うんですね。

帯状疱疹は、身体の片側に起きる強い痛みと、痛みがある部分に発生する、
帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴の病気で、
しかも、その原因は、小さい頃にかかった「水疱瘡」のウィルスが、
水疱瘡が治癒した後も、脊髄近くの神経節と呼ばれる部分に潜んでいて、
それが、大人になってから、
疲れやストレスなどで身体の抵抗力が低下したときに再活性化することで発症するらしい。

そして、隠れていたウィルスが活発化して、神経を攻撃することによって強い痛みが起こります。
つまり、帯状疱疹は、ただの「湿疹」ではなくて、
体内の神経にも深く関係している病気なのです。

通常、抗生物質を摂ることによって、10日前後で治癒するそうですが、
放っておくと、完治に一ヶ月くらいかかったり、
神経が痛みを覚えてしまい、そのまま神経痛として慢性化してしまったりするそうです。
なので、鍼の先生は「発症から72時間以内に病院へ行きなさい!」
と、言ったのですね!
あの言葉がなければ、救急で病院などいかなかったかもしれません。

そもそもが、水疱瘡のウィルスなので、大人に感染するこはないそうで、
私はとりあえず一安心。
そんなに痛いもの、感染したくありませんよね?

ダンナいわく、背中を五寸釘で打たれて、
あばら骨が折れているような痛みだそうです。

そりゃ、だいぶ痛いね。

ちなみに、ほとんどの人は、子供の頃に水疱瘡にかかっていますので、
日本人では、5~6人に1人程度の割合で発症して、
患者さんの70%以上は50歳以上の高齢者だそうです。
免疫力が落ちることが原因ですね。
しかも、基本的に、一生に一回しか発症しないらしいですよ。
たまに2回発症する人は、免疫力が落ちる原因となる糖尿病などを患っている人らしい。

痛みの程度は人により違い、
あまり痛みのでない人の場合には、
普通のかぶれや湿疹と思い込んで放置してしまう場合があるそうですが、
身体の片側だけに湿疹が出ている場合には要注意だそうです。

そんなわけで、突然発症した、帯状疱疹。
ま、去年のクリスマスから、バレンタインデーまで、
ずっと忙しくて、疲れが溜まっていたのでしょうね。

とりあえずは、抗生物質を飲んで、
でもそれでは痛みは引かないので、痛み止めも飲んで、
なんとか完治までの10日間を乗り切ろうと思っております。
ちなみに、薬は、3時間に1回飲むものと、4時間に1回飲むものの2種類。
これ、結構、難しいですよ。

病院帰りの、ニューマーケットの夕暮れ

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