ニュージーランド人って、甘いものが好きだと思うんですが、
初めてニュージーランドに来た時に驚いたのが、
ドーナツ、クレープ、シュークリームがないこと。

あとから、ダンキンドーナツがオークランドにあるらしいってことを知りましたが、
オークランド出張の時に楽しみにして食べたドーナツが、
非常に残念な味だったことは、今でも忘れません。
ダンキンドーナツのレシピって、世界共通じゃないんですねー。

そして、ある時、マーケットで出店していた「フレンチクレープ」の店を発見。
シンプルに、「バター」とか「ハニー」とか数種類しかないんですが、
それよりも、「え?まだ焼くの?」っていうくらいに、
パリパリになるまで焼き上げられてしまったクレープがショックで、
フレンチクレープより、ジャパニーズクレープのが美味しいじゃん?
なんて思ったものです。

それが、オークランドに引っ越してきてから、
ニューマーケットにある「Southern Maid ドーナツ」を発見。
ここのドーナツは、美味しいんですよ。生地が軽くて。
やっぱりオーナーは日本人。
ここのドーナツなら、何個でも食べれちゃう。
1つ$2.5~3.5なのも、お求めやすい価格です。

さらに、ナイトマーケットに出店していた「もちもちクレープ」に出会った時は、
「これぞ日本のクレープだ~!」と感激したものです。
もちろん、日本人のお店です。

そして、極めつけは、日本から上陸した「ビアードパパ」の美味しさは、まさに日本クオリティ。
ハミルトンにしかなかったのに、最近オークランド店もできて、
シュークリームにおいては、困ることはなくなりました。
今では、クライストチャーチでも、オークランドでも、
「日本人のつくる」美味しいシュークリームが食べられますが、
ビアードパパのシュークリームは別格です。
だってね、皮が違うんですよ。
上のふわっとした部分と、下のさくっとした部分と。
美味しすぎる。
若者ではないのに恥ずかしいですが、食べた時に「やばい」と言ってしまいました。

というわけで、昔は日本で普通に食べられる美味しいスウィーツがなかったNZですが、
日本人のおかげで、いろいろ美味しいものが食べられるようになってきたわけです。

と、だいぶ話を引っ張ってしまいましたが、
クレープ対決の話ですよ。

実は、ニューマーケットのサザンメイドドーナツと同じ建物に、
クレープを扱う店が2店も出店したのです!

1つは、日本式クレープ店「Crape Zone」
もう1つは、ミルクレープ専門店「ふくろう」です。

多分ですが、「Crape Zone」は韓国人で、「ふくろう」は中国人ぽいです。
(のちの情報により、「Fukurou」のオーナーはマレーシア人だそうです)

で、早速行ってみましたよ!

まずは、「Crape Zone」から

清潔で、かわいらしい店内。
日本と同じように、クレープ見本が飾ってあるんですが、
これは、見本ではなくて、完全にデコレーションのような感じでした。

そして、日本と同じように、
デザートクレープと、おかずクレープと両方あります。

何を注文するかにもよりますが、多分$8前後が相場のようです。
そして、ジャムとか、チョコとか、シンプルなものはもっと安くいただけます。

食事のあとだったので、私たち夫婦は、デザートクレープを注文することに。
このデザートクレープもタイプが2種類あって、
冷たいのとあったかいのがあるんです。
何が違うかって、
あったかいクレープは、クレープを焼いて、その上にトッピングをのせていって、
たたんで仕上げて終わり。
冷たいクレープは、いったん焼いたクレープを作業台にのせて、
そこでトッピングをのせていって、たたんで仕上げて終わり。です。

私はあったかいクレープ、ダンナは冷たいクレープを注文しました。
上の写真は、私が注文したチョコバナナを作っているところ。

ダンナが注文したのは、えーと、なんだか忘れてしまいましたが、
生クリームがはいったやつだったので、冷たいクレープだったんですね。

ちなみに、スタンダードなものに、いろいろトッピングも可能ですので、
お好みのクレープを注文することができます。
ちょっと初めてだったので、まずは、普通のメニューから普通のクレープを注文してみました。
これが、なかなか美味しくて、日本のクレープみたいでしたよ。

コーヒー、紅茶、スムージーなども置いているので、
カフェとしても利用できます。

これはかなりおすすめの美味しさですよ。
$8前後という値段は、カフェ利用で、座って食べるのであれば、アリの値段ではないでしょうか。

さて、お次は、ミルクレープ専門店「FUKUROU」です。

クレープすらそれほど浸透していないNZにおいて、
ミルクレープ専門店とは、ずいぶん驚きました。
ケーキ屋さんじゃなくて、ミルクレープしかない

でも、7種類もあるので、ケーキ屋として十分成立しています。
シンプルな店内は、個人経営かな?という感じ。
店内には、フクロウがたくさん飾られています


種類は、
・バニラ
・チョコ
・ティラミス
・クリームチーズ
・ラムレーズン
・抹茶あずき
・ドリアン

どれにしようか迷った挙句、まずはシンプルなものにトライしてみることにしました。

というわけで、私はバニラ、ダンナはチョコレート


これがなかなかに美味しいではありませんか!
誰かのうちに遊びに行くのに、お土産として買って行ったら普通に喜ばれるでしょう。

でもさ、ミルクレープって、ケーキと違ってクレープさえ焼ければ作れるので、
ミルクレープしかない店って言ったら、一日中クレープ焼いてるんだろうな。
なんて、考えてしまいました。
1つ作るのに、多分20層くらい?
7種類を1つずつつくったら、140枚焼かなくちゃですね。
はー。気が遠くなる。
だけど、冷凍できるのは多きなメリットですよね。
たくさん作って冷凍しておいて、解凍して出せばいいので、
Crape Zoneのように、その場で作るのよりも、
ずっと効率は良いはずです。

でもね、お値段はちょっとお高め。
ものによりますが、$6.5~$7.8
Crape Zone のクレープの方が高いんですが、
でもあちらのほうがボリュームがあるし見た目も豪華ですので、
ミルクレープの場合、サイズからしたら$5くらいかな?という感じがします。
ホールケーキを12カットしているので、小さめなのです。
この値段なら8カットくらいのサイズがないと。と思いました。
本当は、12カットのサイズのまま、値段が少しお安くなればもっといいんですが。。。

でも、美味しかったんで、実は、この1週間後再訪し、
お店のみんなのおやつに買って帰りました。
それで、他のお味も試したわけですが、
この前「美味しい!」と思って食べたバニラ味とチョコレート味は、普通に美味しいですが、
今回いろいろ食べた中で、ティラミスとラムレーズンは、「めっちゃ美味しい」かったです!

スタッフのみんなも「美味しい!これ、どこにあるんですか?」と、
身を乗り出して聞いてきましたが、
値段を聞いて驚いていました。
やっぱりちょっと買うのには、ましてや家族全員分買うにはちょっと高級なのかもです。

というわけで、ニューマーケットには、美味しいスウィート処が満載!

ドーナツなら「Southern Maid Donuts」
クレープなら「Crape Zone」
ミルクレープなら「Fukurou」

あとは、これで、ビアードパパがニューマーケットに進出してくれたら、
もう何も言うことはないんですが。。。。

ちなみに、上記3点が入っている建物は、
Newmarket駅ビル(マンション)1階なんですが、
ここの駐車場は、最初の30分は無料です。
店内で食べるとなると30分じゃ足りないかもですが、
買うだけなら十分足りると思いますので、
もしお車でお越しの場合には、是非ここの30分無料駐車場をご利用ください。
私たちも、ニューマーケットに住んでるくせに、よく使ってます!

それにしても、なぜ同じ建物内に、こんなに集まってしまったのか分かりませんが、
潰れてほしくないので、もっと流行って欲しいなぁ!と思います!

 

 

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