今年のレイバーデーは、昨年と同じくファンガレイへ行ってきました！
昨年は、洞窟探検を楽しみましたが、それ以外はどこにも行く暇がなかったので、
今回は、ファンガレイでのんびりする予定でいました。
いつもは、分刻みのプランを綿密に立てていくのですが、
今回は、あえてノープラン。
行き先としては、ファンガレイの街を中心に違う方向にある、
「Whangarei Head」と、「Tutukaka Coast」を考えていましたが、
天気が良くないと、海へ行っても仕方ないので、これも、「なんとなく」考えていただけで、
はっきりとは決めていませんでした。
とりあえず、天気が良かったら海へ、
天気が悪かったら、今年も洞窟探検へ行こうと思い、
両方の装備を持って行っていました。
そして、実際ファンガレイに到着すると、随分天気が良かったので、
これはまず海へ行こう！ということになりました。
さて、まずはWhangarei Head へ向かいます。
何があるかとか、全然調べていなかったのですが、
空港でもらったMAPとパンフレットを見ると、Mt Manaia という山があって、
そこの山頂から、Whangareiの海を３６０度見渡せるとのこと。
なので、このまま天気が良かったら、とりあえず山に登ってみることにしました。
車でWhangarei Head に向かっていると、前方に、ものすごく切り立った感じの山があって、
「まさかあれじゃないよね？」と思っていたのですが、
実際到着してみると、まさにずっと見えていた「あれ」が、Mt Manaia でした。
入り口には、往復２時間とありますが、本当に？という感じ。
あの山頂まで行って往復２時間ってことはないだろう。
きっと山頂までではなく、途中に展望スポットがあるのだろうと思いました。
私たちは、歩くテンポが速いので、
往復２時間とあれば、きっと１時間半くらいだろうと予測しました。
そして、登り始めて３０分ほどたったころ、
普通の山道ならいいんですが、もうとにかく、途中途中で急な階段が続くんですよ。
なんていうんですかね、急だから、ゆるやかなくねくね道にするんではなく、
急だから階段つけちゃった。的な。
もう、とにかく階段。
ただの山道を登るよりも、階段を上る方が数段しんどい。
歩幅の調整もできないし、高かったり低かったりするし、
とにかく、体全体にひびくのです。
私は、歩き続けるのは割と得意な方ですが、
階段を上り続けるのは大の苦手。
途中で何度も諦めそうになりましたが、
登りきらないと、ここまで苦労したというのに、景色が見れないままでは引き下がれません。
ここは多分、あの切り立った山肌の一部？
途中で何回休憩したかなー。
もう超しんどいんですが、そんな時、ダンナが、この前TVで見たという方法を試してみることにしました。
歩く私の後ろから、ちょっと腰を押すだけ。
なんとまあ！ひょいひょいと足が上がるではありませんか！
魔法ですよ！
TVでやってたのは、重いものを持って階段を上る際、
もし一人で持ち上げることさえできるなら、
一人が荷物を持って、一人が後ろから腰を押してあげる方が、
二人で荷物を持つよりも何倍もラクなんだそうですよ。
まさにそれを実証しました。
というわけで、ダンナの手を借りつつ、なんとか山頂まで登りました！
で、驚いたんですが、山頂、まさかの本当に山頂だったんですよ。
あのトンガリ山の山頂。
いやー、でも、景色最高！
ここまで登った甲斐があったというものですよ。
もう、下りたくない。
まあ、もう、とにかく、素晴らしい景色だったのと、
苦労して登ってきたものを簡単におりたくないので、
結構頂上でのんびりしました。
下りは余裕があるので、階段が全部で何段あるか数えてみたのですが、
１０００段数えたところでやめました。
１０００段以上もあったということが分かっただけでも十分です。
もう大分下の方まで下りて来ていたので、多分、１２００段くらいじゃないですかねぇ。
行程のすべてが階段なわけではなく、全体の半分くらいだと思うんですが、
往復きっかり２時間って感じでした。
普段の運動不足を痛感いたしました。
ちなみに、下りは、下りるだけなのでラクチンなのですが、
ラクだからって調子に乗っていると、やはりかなり膝に負担がかかっているようで、
途中で膝が笑いはじめました。
これも、おもしろい現象ですよね。
「膝が笑う」とはよく言ったもんです。
今回は、登りを超ラクチンにする方法を体験し、
下りでラクなのに膝が笑い出すのも体験し、
からだの不思議について考えてしまいました。
そんんわけで、登山を終了した私たちは、
前回一歩も足を踏み入れなかったWhangarei の街へと戻って行ったのでした。
つづく
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