さて、突然病院へ行くことになったのですが、
大病院は診察に時間がかかるから、
本当は小さい町の診療所みたいな所に行きたかったんです。
でも、うちの近くには、徒歩で行ける病院が2つあって、それが両方とも大病院なのです。
近くに最先端医療を受けられる病院が2つもあるなんて、
本当は有難いことなんですが、
パッと行ってパッと診察できないのは、あんまり有難くありません。
そして、2つのうちの1つは、国内で感染症が疑われる人が送られてくる
「国立国際医療センター」
海外からの帰国で下痢が止まらないとなれば、
他の病院へ行ってもここに送られてくる可能性も。
ま、ただの疲れと寝不足だと思うんで、大丈夫だとは思うんですが、
そういう専門の科が付いている所の方が、万が一の時安心。
ってことで、「国立国際医療センター」へ行くことにしました。

国立国際医療センター

まずは受付で、
「初診なんですが、紹介状も保険証もありません」
と言いました。
すると、「何科にかかりたいですか?」
と聞かれたので、
「海外から3日前に帰国して、昨日から下痢が止まりません。
何科にかかったらいいですか?」
と聞きました。
すると「海外からお帰りなんですね?どちらの国ですか?」
と聞かれ、それからしばらく待たされました。
10分ほどして窓口で呼ばれ、
「この地図を見て、こちらの診察受付へ行ってもらっていいですか?」
と言われました。
見てみると「Travel Clinic」と書いてあります。
やっぱり、海外帰りなので、普通の病棟ではないところへ行くようです。

そして、辿り着いた先はこちら。
「国際感染症センター」

国立国際医療センター

どうも、この中にトラベルクリニックがあるようです。
待合室で問診票を記入していると、慌てた様子で看護婦さんが現れ、
「すみません。ご帰国の方ですよね?こちらではなくて、あちらにお願いします」
と言われて、
更に奥のカーテンの向こう側にある診察室へと案内されました。

国立国際医療センター

もはや待合室ではなく、最初から診察室でした。
ちょっと軽く、隔離?
みたいな雰囲気。
まー、しょうがないよねー。
外国帰りで下痢が止まらないなんて、怪しすぎる。
そして、先生が現れ、いろいろ症状を聞かれましたが、
「ノロじゃないか」
とのこと。
もちろん確かではないんだけど、「疑い」ってやつですね。
二人とも毎日同じものを食べているのに、
1人だけこんな目に合うなんて!

やっぱり、疲れ具合とかで免疫力に差が出るので、
人それぞれのようです。

本当は、点滴してもらいたかったんですが、
幼児やお年寄りのように体力がないわけではないし、
ポカリスエットなど自分で飲めるのであれば、そのほうがいいといわれ、
結局、整腸剤のみいただいて終了。

普通であれば、最短3日程度で治るそうなので、
それまでは、家で安静です。

とはいえ、27日の昼に発症しているので、
年内のメインイベントである、29日のおひとり様3万円ディナーまでには治るかな。

それまでの予定といえば、私の同窓会と、
ダンナの友達がやっている広島お好み焼きのお店にいくのの2つだけで、
あとは買い物デーになっていたので、
まあ、なんとかなるか。

実はこの病院に行った日は「免許更新」という必須の計画が入っていたのですが、
これは来年までおあずけ。

さて、無保険での診療。
いくらかかったかというと、1万5千円でした。
思っていたよりも高くないな。
しかも、病院は営業最終日ですごい混み合っていたのに、
海外帰りということで、特別診察室へ案内されて、
待ち時間もほぼゼロ。
とってもラッキーだったと思います。

しかし、この日を境に改善していくはずだったダンナの容態は、
まったく変化することなく3日が過ぎて行ったのでした。

つづく

懐かしの友人との再会目白押し(12月28日&30日)⑩

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