バレンタインデーが終わって、やっとちょっとゆっくりできるかなー。。。。
なんて、思ってたら、甘かった。
今、バレンタインデーよりも大変なことになってるんですよ!
というのも、10日ほど前のこと、
うちで2年以上働いてくれている私の右腕スタッフが、
足を怪我して、病院送り。ギプス生活になってしまったのです!
もちろん、他にもスタッフはおりますが、
長く働いてくれていたスタッフが、ちょうど先週ワーホリ終了で帰国、
その次に長く働いてくれていたスタッフは、3月から学校へいくので今週いっぱいで終了。
終了するスタッフにかわる次のスタッフを採用してはいるものの、
まだまだ新人ですから、なかなかそんな簡単にはいきません。
そこへきて、私の右腕が突然働けなくなるとは!
もう、TATSUMIオープン以来の危機ですよ。
そんな私と店の危機を救うため、
ギプスが取れるまでのお手伝いをしてくれる人を紹介してくれた友人。
現在、ランチに一人、ディナーに一人、週末に一人と、
3人の助っ人がTATSUMIを助けてくれています。
この危機的状況が終了しても、ずっと残って働いてほしい子ばかり。
募集しても、全然人が来ないのに、
友人に声を掛ければ、こんなに素敵な人たちが集まるなんて、
本当に嬉しすぎます。
それにしても、右腕が今までのように働けなくなることが、
これほどまでにしんどいとは、思ってもみませんでした。
日々の仕事は、頭数さえ増やせばなんとかなるものの、
今まで彼女に任せていた仕事は、私がやるしかありません。
ランチとディナーの間には、大抵1時間くらいゆっくりできる時間があって、
そこでいつもブログなど書いていたのですが、
今日も、11時AMから0時AMまで、座ったのは15分だけ。
一日二日であれば、なんとかなったんですが、
1週間もすると、限界が近づいて来ている気がします。
なんていうんでしょうね、彼女がいなくなって、
仕事量が増えて忙しくなったとか、労働時間が伸びてしんどいとか、
そういう物理的なことではなくて、
頼れる人がいなくなるということが、
私に、大きな精神的ダメージをもたらしていることに気付いたのです。
たいして忙しくなかった日でも、家に帰ってからの疲労感がハンパじゃない。
新人スタッフたちも、彼女たちのできる範囲でとても頑張ってくれていて、
普段ではまだまだ任せないような仕事もお願いしたりして、
今、この時を、スタッフ全員でなんとか乗り切ろうと頑張っています。
私が、その船頭として倒れるわけにはいかないんですが、
本気で倒れそう。。。
これを乗り越えたら、みんな、大きく成長していることでしょう。
それにしても、彼女が、仕事面だけではなく、精神面でも私を支えてくれていたことに、
いなくなって気づく、愚かな私。
そこにいて、一緒に働いてくれて、私を支えてくれていたことが、
当たり前になっていたことに反省しきり。
そして今、少しでもお店を手伝いたいと、
松葉づえで、短い時間だけでも来てくれることが、
どれだけ有難いことか。
「レストランで、座ってできる仕事なんてあるんだろうか」と思ってましたが、
意外にあるんですね、これが。
常連さんも、彼女がいないと寂しいようで、
ギブス姿を見せると、久しぶりの再会に喜んでくれています。
こんな危機的状況の中でも、みんなの思いでどれだけ救われていることか。
こんな状態が、あとどれだけ続くのか分かりませんが、
彼女が完全復帰できるまで、しんどすぎて他のスタッフが参ってしまわないか心配です。
「今日も大丈夫だった。」
「明日は大丈夫だろうか。」
という、不安な気持ちと戦いながら頑張っています。
もうね、「あーーーー、そうじゃないよ!」とか、
「えーーーーー、なんでそうなっちゃうの?」とかいうことだらけで、
もうイライラしちゃって、どうしようもない状態に陥っていたのですが、
そんなことで目くじら立てていたら、精神的にもたないことに気づきました。
「もう!また間違ってるじゃーん。はははーーー。」
「えー?そうじゃないってばさーーー。えへへーーーー。」
ってくらいに、笑い飛ばすことにしたんですよ。
そしたら不思議と、少しラクになりました。
人って、怒ることにはパワーを使うけど、笑うことにはパワーはいらないんですね。
怒るかわりに笑い飛ばしてみて初めて知った。
この危機を乗り越えたら、私も少し成長できそうです。
窓ふきをする彼女の後姿を見ていたら、
「こんな姿、自分じゃ見ることないだろうな」と思い、パチリ。
彼女にプレゼントしました。
怪我をしたのは、この翌日。
こんな元気に窓枠に登っている姿を、
次に見られるのはいつになるのかな。。。
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