先日、このブログでも告知していた、
「熊本地震チャリティーディナー」が、
先週の日曜日に開催されました!

通常の営業の合間を縫っての準備は本当に大変でしたが、
やはり、そこはプロ集団。
当日は、諸事情によりミーティングの時間がほぼなかったにもかかわらず、
なんとか、無事に終えることができました。

お店は満員御礼でしたが、
各店舗のマネージャーが各セクションを仕切りながら、
お料理を提供いたしました。
昔、ホテルの宴会場で結婚式のサーブをしていた頃のことを思い出しました。

熊本地震チャリティーディナー

進行としては、まず、主催者の挨拶があって、
そのあとは、各料理ごとに、各担当シェフが出てきて、
挨拶と、料理説明をする。。。。
という流れでした。

今回は、私は主催者側だったもので、ゆっくりと料理の写真を撮る時間もなく、
今回の写真は、全部、お客様が撮影したものを、お借りいたしました。

料理と、それぞれの料理に込められたシェフのメッセージを、
ざーっと紹介しますね。

****************************************************************************

TATSUMI – First Course-
「暁色のポタージュ・デュ・バリ ~熊本の夜明け~」

パープルカリフラワーのスープを夜明けの暁色の空に見立て、
真ん中に、トルテリーニ。 トルテリーニは、昇る朝日をイメージしています。
皿に流し込んだスモークカリフラワーソースは、
暁色の空に浮かぶ薄雲をイメージしています。

今はつらくとも、熊本にもまた夜明けが来る。
「明けない夜はない」 というメッセージが込められています。
私たち自身が、クライストチャーチで被災し、家も店も失い、
途方もない喪失感に襲われていた時も、
再び前を向いて歩きだすことができたのは、
まさに、この「明けない夜はない」と信じることだけでした。
その思いを、この 「暁色のポタージュ・デュ・バリー ~熊本の夜明け~」
という料理に込めました。
***************************************************************************
COCORO -Second Course-
「お鮨とお刺身 ~熊本への想いを込めて~」

熊本地震チャリティーディナー

シェフの徳山さんが若いころに育った熊本へ郷愁、復興への思いを込めました。
復興支援が芽生え、花開くようにとの思いより、
紫蘇の若葉と塩漬けの桜の花でで香りを付けた煎り酒を添えました。
刺身のツマは熊本産若布と、熊本名物一文字をイメージした、葱の酢味噌和えです。

ニュージーランドの藁でスモークしたリー産の金目鯛、
山葵の代わりに辛子蓮根を入れて、辛子蓮根を上にも飾ります。
県魚が車海老の熊本ということもあり、
それをイメージして、ニューカレドニア産の小ぶりの天使の海老のボイル、
シャリとの間にウニと山葵をかませて、海の香りを強調しています。

*****************************************************************************
icco -Third Course-
「平政のあられ揚げ ~秋の彩と~」

熊本地震チャリティーディナー

南部鉄器を使い、お客様の前で餡を注いだあと、
お客様ご自身で秋のお野菜と混ぜていただくことによって、
餡の色が透明から秋の彩(赤・黄)へと変化します。

皿のサイドには柿白和えの博多、煎り松の実、五穀米のおこげを添えています。

日本の心である季節の恵みを大切にし、あたたかさを感じながら
ホッとした気持ちになって料理を楽しんでいただけたら、
という想いを表現しております。
*****************************************************************************
Industry ZEN -Fourth Course-
「酒肴十種 ~冬の色香~」

熊本地震チャリティーディナー

今回のイベント主催者であるIndustry ZEN からの料理は、
できるだけたくさんの熊本の食材を使い、
秋の彩を表現するとともに、熊本復興祈願の想いを込めております。

****************************************************************************

MORITA -Fifth Course-
「NZ産アイフィレと北海道産帆立 ~宝石箱~」

熊本地震チャリティーディナー

北海道産帆立を、NZ産アイフィレでくるみ、宝石箱を表現しています。
今回の震災で、大切なものを失ってしまった多くの熊本の方々に、
モノは失ってしまっても、大切な思い出を忘れないようにしまっておける
宝石箱のようなものを表現したいと思い、今回の料理に想いを込めました。

****************************************************************************

KAZUYA -Sixth Course-
「りんごのデクリネゾン ~いろいろな表現で~」

熊本地震チャリティーディナー

このデザートのテーマは”追憶”です
皆さん、林檎を初めて口にした時のことを覚えていらっしゃいますか?
簡単に手に入るものを見つめなおす機会があまりないように、
日常の中で過去をしのぶ機会というのは実はあまりありません。
今回の災害を見つめ、行動したことを、
次の林檎を食したときに思い返すきっかけになって頂ければと思い、
あえて身近な食材である「りんご」を使いました。

デクリネゾンとは、1つの食材を、いろいろな方法で調理することです。
今回は、りんごのロースト、りんごのピュレ、りんごのチップ、りんごのメレンゲ、りんごのゼリー、りんごの泡と、
6種類の方法で調理しています。
****************************************************************************

お料理は以上です。

これ以外にも、ウェルカムドリンクと共に、
各店舗が1種類ずつアミューズを用意しました。

6時開場の6時半スタートだったのですが、
さすが日本人。見事に時間に集まりました。

お帰りに際には、みなさん本当に喜んでくださっていて、うれしかったです。
熊本へは、100万円の送金を目指していましたが、
実際、いくら支援金を送ることができるのかは、現在精算報告待ちです。

6シェフの集合写真。

これ、みんないい顔して写っていると思いませんか?
やり遂げた感と、成功裏に終わったことへの安堵とが入り混じった、
素敵な笑顔を見せてくれたシェフのみなさん。
本当にお疲れ様でした!!!

最後に、スタッフ全員で集合写真を撮ったのですが、
そこに写っている人が30人ほど。
でも、キッチンの手伝いをしてくれたシェフの方々は、早めに帰ったので、
たぶん、総勢40名ほどだったのではないでしょうか。

本当に本当に、大変で、でもその分素晴らしいイベントになりました。

そうそう、上の写真で気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回「シェフは正装で」ってことで、
うちのダンナ、ホテル時代に着ていたコックコートを着ているんです。
いつもは、黒の作務衣なんですけど、
白のコックコートを着ると、色の黒いのがますます目立ちますよね。

コックコートを着ることなんて、次にいつあるかもわからないので、
記念に写真を撮っておきましたよ。
今回手伝ってくれたスタッフと一緒に。
もう一人、シェフも手伝ってくれたんですが、
この写真を撮るときにはもう帰ってしまってました。。。
残念!

熊本地震チャリティーディナー

本当は、お客さんとして参加したかったですが、
とにかく、すべてがうまくいって良かった!
当日一緒に頑張ってくれた皆さん、
お食事に来て下さった皆さん、
そして、協賛してくださった各社の方々、
本当に本当に、ありがとうございました!

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村
↑↑↑
ブログランキング参加しています!
良かったらクリックでの応援、よろしくお願いします!

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA