さて、うちのガーデニングといえば、もっぱら大葉だった去年まで。
今年は、違うものにも挑戦したい。ということで、選ばれたのが、
「ナスタチウム」
日本語では「金蓮花」というらしいです。
というのも、葉っぱが、蓮の葉みたいな形をしているんですよ。
そして、エディブルフラワーなのです。
つまり、食べられる。
最近、ちょっとおしゃれなレストランにいくと、よく使われているんですよ。
マイクロハーブはどこでも使ってますが、
このナスタチウムは、なんかちょっとかわいい。
で、これ、栽培してみようということになったわけですね。
種を探しにガーデンショップに行くと、ありましたありました。
黄色い花とオレンジの花があるらしく、両方買ってみましたが、
驚いたことに、種が違った。
色が違うだけなのに、種の形状が全然ちがうんです。
さて、栽培キットを買ってきて、早速種を植えてみました。
これが今年の7月中旬のこと。
まだ寒いので、室内の日当たりの良いところに置いてみました。
そしたら、3日で芽が出始めましたよ。
芽が出たら、あとはすくすくと育っていきます。
赤い花の種は、発芽から赤いのですね。
もうすでに双葉でカエルの葉っぱの形をしています。
3日もすると、びっくりするくらいに茎が伸びてきました。
太陽の方向に向かって必死に伸びています。
いつ植え替えたらいいのかなー。と思っていましたが、
双葉の間から、新しい芽が出てきたところで、
植え替えを決行することにしました。
一株ずつ鉢に植え替えて、ビニールハウスに移動です。
なんか、茎が伸びすぎちゃって、「大丈夫!?」って感じなんですけど。。。
これ、ちゃんとまっすぐ伸びるんですかね。
種を植えてから、ここまでで2週間。
かなり発育が良いですね。
そして、そのまま、ビニールハウスに放置して2週間後の写真をご覧ください。
天気の悪い日が多かったので、ベランダに出ることもなく、
本当に、ビニールハウスのチェックをすることもなく、放置した2週間。
もう、飾りには使えないくらい育っちゃってました。
あとは、葉を収穫していくにあたって、
上に伸びすぎないように、剪定をしていきます。
こんな風にですね。
ところが!
ここで思いがけないことが起きました。
なんだか、この絵のように発育していないのです。
見た目はいいんですが、これ、めくってみると、
実はこんなことになってるんです。
ぐっちゃぐちゃ。
さらに、種は1つなのに、新たなる茎が3つくらいに分かれて出て来てます。
一体どこを剪定しろと言うのか。。。
とりあえず、何株もあるので、試しにザックリと剪定することにしました。
茎から葉が何枚も出るはずだったのに、
茎から株がいくつも出てきているので、その株ごと剪定。
そして、下の写真のように、元から出ていた方の芽が巨大化してしまい、
新たなる芽が出ているものは、
この左側を丸ごと剪定して、
新たなる株の方を育てる。
例えばこの左側のを剪定するだけで、
結構いろんなサイズの葉があるのです。
ちょっとトッピングに使うのは大きすぎるくらいに育ってしまった葉もありますが、
とりあえず、丸ごとキッチンに渡しました。
そして、でてきた作品がこちら。
小さい葉っぱは飾り付けに
大きい葉っぱは、ガリとワサビを載せて
ちなみに、黄色い花の方は、黄緑色の葉っぱですが(左)
オレンジの花の方は、緑の葉で、縁がちょっと赤紫なんです(右)
左の葉っぱは柔らくて食べられそうだけど、
右の葉っぱはなんか色も実際も固そうで、あまり食べられそうな感じがしません。
これからは、黄色い花の方を中心に栽培していこうと思います。
煮物に浮かせれば、ほんと、蓮の葉さながらに。
ちなみに、これ、食べるとカラシみたいな味がするんですよ。
刺身に添えてあるナスタチウムを食べたお客さんが、
「刺身の皿に、ワサビ以外でワサビの味がするものがのっているか?」と聞いてきました。
まさに、ナスタチウムですね。
それ、ワサビの味じゃなくて、カラシの味なんですけどね。
というわけで、まだまだ続く、ナスタチウムの栽培。
(つづく)
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