体調不良のまま乗り込んだ乗り合いバスですが、
乗車はほんの10分ほどで港へ到着。
バスの中では、ちょっと気分が悪かったのですが、
バスを降りたら、外の風が気持ちよく、少し気分が良くなりました。

そして、クルーズ船に乗り込むのですが、
ムリビーチで乗ったようなぎゅギュウギュウづめの小さいボートではなく、
もっとゆったりした船だったので、一安心。
もし体調が悪くなった時、あの船ではちょっと無理だなと思っていたのです。
これだけ座席に余裕があるなら、横になっても大丈夫。

アイツタキは、ビーチ沿いの宿と、ラグーン沿いの宿があるのですが、
ラグーン沿いの宿は、かなり高級なので、
私たちは、ビーチ沿いの宿に泊まっていました。
まず、乗り合いバスは、この、ビーチ沿いの宿のお客さんをピックアップしていきます。
そして、ラグーン沿いの宿からクルーズは出発しますので、
バスから降りた乗客と、ラグーン沿いの宿の乗客が、ここで一緒に船に乗り込みます。

そして出発した船は、もう一軒のラグーン沿いの宿に寄って、
そこでまた乗客を乗せて、そこからツアーはスタートします。

このクックアイランドの離島アイツタキから出発するクルーズ船に、
なんと、日本人が私たちを含めて3組乗船していました。
一組は日本からのご夫婦、もう一組は、NZ駐在中のご家族でした。
クックアイランドに来て、初めて遭遇する日本人でした。

さて、この日はとても天気が良く、ラグーンを進む船に、気持ちよい海風が吹いていました。
暑くもなく、寒くもない、この丁度良い環境の船上で、
だんだん気分が良くなってきました。
体が冷えることを恐れて、かなり厚着をしていたのですが、
だんだん「暑い」と思えてきたのです。
これは、熱が下がってきた証拠です。

まず、最初のスポットは、近くの島。
ラグーンなので船は揺れないとはいえ、
途中で上陸できると、なんとなく体を休めることができる気がします。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

ここでは、もう一隻のワンフットアイランド行きツアーと一緒になりましたが、
こちらの船は、なんと、ラロトンガからの日帰りツアーなのです。
朝の飛行機で飛んできてるんですね。強行日程だなぁ。
でも、ほとんどの人は、アイツタキには宿泊せずに、
この、ラロトンガからの日帰りワンフットアイランドツアーに参加するんだそうですよ。

途中休憩のあと、シュノーケリングスポットへ向かいます。
ここは、足がつかないくらいに深いところなのですが、
びっくりくするくらい魚が大きいのです。
やっぱり、浅いところの魚は小さく、深いところの魚は大きいのですね。
ムリビーチクルーズの時よりも深い海だったので、
魚の大きさも格別でした。
ダンナいわく、ちょっと怖いくらいの大きさだったそうです。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

私は、さすがにまだ海にはいれるほどには回復していなかったので、
船上でダンナが泳ぐのを観察していました。
もう一組の日本人家族は、奥様とお子さんが船に残っていたので、
話し相手もいて退屈せずに過ごすことができました。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

さて、シュノーケリングスポットを後にして、
船は、どんどんラグーンを進んでいきます。
船が進めば進むほど、海の色がどんどん変わっていくのです。
それはそれは美しかったです。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

そして、辿り着いたヘブン。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

ここは本当に天国のようと表現したら、あまりに普通すぎるのですが、
白い砂浜と海の色が、ちょっと信じられないくらいに美しかったです。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

そして、この砂浜の端っこまで歩くと、
そこから先は、海に入って、ワンフットアイランドまで歩きます。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

実は、ヘブンにたどり着いたころ、
私の体調は完全に回復。
海の中も歩けるぞ!ってとこまで急激に復活したのです!
どうしたことでしょう。
でも、ここまで回復できるなら、本当に来てよかった!!!

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

海の中を15分くらい歩いてワンフットアイランドまで渡るのですが、
一番深いところで腰くらいまででした。
水はぬるま湯くらいに温かいので、体が冷えることもありません。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

そして、到着したワンフットアイランドでは、
なんと、パスポートに「入国スタンプ」を押してもらうことができます!

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

ヘブンから、続々とワンフットアイランドに上陸してくる人を待ちながら、
座ってちょっと休憩。
BBQランチの準備も始まっています。
そして、なんと、私は、ちょっとお腹がすいてきましたよ。
これはもう、完全復活です。
食欲が戻れば、体力も回復するはずです。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

ワンフットアイランドでは、2時間ほどの自由時間があったので、
みな思い思いに過ごしていましたが、
食事をとって元気回復した私は、とうとうシュノーケリングに挑戦することに!

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

これが噂の、フルマスクシュノーケリング。
これ、ほんと、最高でした。
鼻と口から普通に息ができて、話もできて、
顔全部を覆うので、顔にあともつかないし、日焼けも防止できます。
っていうか、顔が全然濡れない。奇跡ですよ。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

ラロトンガのシュノーケリングスポットと違い、サンゴ礁がほとんどないので、
唯一見つけたサンゴ礁のまわりを、ぷかぷか浮きながら、
シュノーケリングを楽しみました。
もうとにかく、水がぬるま湯状態なので、
海に入るのも冷たくないし、海から出ても寒くないってのが、ほんと快適でした。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

さんざんシュノーケリングを楽しんだ後は、
出発時間まで浜辺を散歩。
どっちの方向を見て、どこの写真をとっても、
それはそれは美しく、キリがありませんでした。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

名残惜しくはありますが、ワンフットアイランドをあとにして、
アイツタキへと戻ったのは15時半。
帰りの船では、最後の美しい海の景色を眺めていました。

アイツタキ クックアイランド ワンフットアイランド シュノーケリング

今日が晴れて、本当に良かった。
そして、体調不良をおしてまで行って本当に良かった。
船が苦手でワイヘキ島までも行けない私でも、まったく船酔いせずに、
ラグーンクルーズを楽しむことが出来ました。

アイツタキへ戻ると、もう一隻の船もちょうど戻ってきたところで、
船をおりて、バスに乗り換え、空港へと向かって行きました。

アイツタキ宿泊組は、完全にみんな水着のままなんですが、
ラロトンガへ帰る組は、船の中で着替えるのでしょうか?
しかも、今からまた飛行機に乗るなんて!

もし、日程に余裕があるのなら、私は絶対にアイツタキでの宿泊をおすすめします!

すっかり元気になった私は、最後の夜を楽しみ、
明日はとうとう、NZへ戻る日となるのでした。

つづく

クックアイランド最終日⑫

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