さて、前回の続き。

プランAは、クィーンズタウンへの引っ越し。

プランBは、日本への帰国。

最近、私の周りには、私と同じように、永住権を持っていて、何年もNZに住んでいながら、
「日本へ帰国する。」という人が、ほんと多いんです。
それは、もちろん、事情は人それぞれだとは思いますが、
でも、ある程度、共通した思いはあるのかもしれない。と思っています。

私が日本帰国をプランBとして考え始めた理由はいろいろあります。

それは「日本に帰りたい」という思いと「NZはもう十分」という思いの、両方があります。

「NZはもう十分」と思う理由は、
なんか「やりつくした」感があるのは事実。
ワーホリでNZ来て、就労ビザを取ってエージェントで働いて、
結婚してレストランを始めて、
地震で店がつぶれてオークランドで再起をはかって、
なかなかうまくいかなくて苦労したけど、なんとか成功して、
家のローンが完済するまで頑張った。

次は?
次はどうするの?

特に何もないんですよ。なんか、やりきっちゃったんですよ。
もし、なにか新しいことに挑戦するとしたら、クィーンズタウンなら、あり。
なぜなら、あそこで「暮らしたい」という思いなら、まだ残っているから。
でも、このままオークランドに残るという選択肢は、私たちにはありませんでした。

ニュージーランドは、素晴らしいところだと思います。
ニュージーランドへの移住を目指して頑張っている人たちもたくさんいます。
でも、長く暮らしてきて、NZの良いところも、悪いところも見て来て、
「私とは合わない」と思うところもたくさんありました。

私は、約束を守らない人、時間にルーズな人、自分の仕事への責任感が薄い人、
など、「キチンとしていない人」が苦手です。
でも、NZは、そういう人だらけなんです。(もちろん日本にもいるけどね)
「おおらかな人間性」と言ってしまえば、それは褒め言葉になりますが、
私個人としては、本当に本当に、たくさん嫌な思いをしました。
でも、「NZだから仕方ない」と思って、諦めるしかありませんでした。
そして、だんだんそれに慣れてきてしまっている自分もいました。
泥棒に入られても、警察すら来ない国ですから、
悔しい思いもたくさんしました。

それでも、もう15年も住んでいると、それが日常になってきて、
「それが嫌だから日本に帰る」とまでは、思わなくなりました。

まず、そもそもが、私の趣味は、「買物」「外食」「海外旅行」でした。
日本に住んでいた頃は、そのために働いていたと言っても過言ではありません。

それが、NZに来てからというもの、買い物は全然楽しくないし、
外食も、選択肢の少なさから、いつも同じようなところにばかり行ってるし、
海外旅行=日本への里帰りになってしまうので、滅多に行けず。
さらに、その代償として、「のんびり暮らし」を手に入れているのであればいざ知らず、
店を始めてからというもの、休みなしで朝から晩まで働いていて、
日本にいたときよりも、ワーカホリックになってしまったのです。

まぁ、そもそも、働くのが趣味のような人間なので、
楽しければ、労働時間の長さとか、そんなのは気にならないのですが、
なんか、そんな暮らしなら「NZじゃなくていいんじゃないの?」
っていう気がしてきてしまったのも事実。

更に、日本のTVはおもしろいし、日本の本は情報満載だし、
薬や化粧品、お菓子なども日本から購入しているし、
もはや、何のためにNZで暮らしているのか、その意味を失いかけています。

そして、もう一つ、「日本に帰ろうかな」と思う大きな要因は、
両親のこと。
両親は、今年75歳。
私は29歳でNZに来てから、今年45歳になるまで、
ずっと日本を離れて、結婚こそしたけれど、孫の顔を見せるでもなく、
「元気でいること」だけが親孝行で、本当に、両親のために何にもしてこれなかった。

今はまだまだ元気だけど、いつ何があってもおかしくない年齢に差し掛かってきているし、
それこそ、例えば、親の介護とか、死に目に会えるとか会えないとか、
そういう問題って、これから必ず直面してくることだと思うんです。

だけど、そうなる前に、まだ両親が元気なうちに、
一緒に旅行に行ったり、美味しいもの食べに行ったり、観劇に行ったり、
なんか、今更だけど、もっと「親子」としての時間を楽しみたい。
って、思ったのです。

NZに移住している人は、両親のことは覚悟して来ている人が多いけど、
私もそのつもりだったけど、
家のローンが完済して、「家賃」の心配がいらなくなった今なら、
しばらく日本に帰って、親孝行してもいいかな。って思ったのです。
それこそ、今なら、日本に帰っても、あと10年は働ける。
それからまた、「NZ戻りたい」って思ったら、また、NZに戻ってきたらいい。
だけど、もし、日本に帰る気があるのなら、
「そのタイミングは今しかない」と思ったのです。

自分も元気で、両親も元気なうちに、日本で親孝行したい。
だって、15年もの間、娘業をサボっていたんですから。
親はそんなこと望んでいなくて、私の自己満足かもしれないけど、
それでもいいんです。
後悔だけはしたくない。

オークランド店OPENの時、日本から駆けつけてくれた両親と姉

でも、うちのダンナは、日本に帰る気なんてサラサラなく、
これは、私だけの秘めた思いでした。
それが、「プランB」として、日本帰国が上がってくるような、
ダンナの心を動かす出来事があったのです。

日本に帰国した場合の夢のプランは、また次回。

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