今回の滞在は、ホテルではなくて友人宅だったため、
旅行というよりは、「暮らすような滞在」を楽しむことができました。
昨年クックアイランドに行った時も、6連泊だったので、結構同じような感じではありましたが、
やっぱり何が違うって、いくら自炊できてもコンドミニアムはアコモデーションなわけで、
今回は、やっぱり、人の家とはいえ、「家」なんですよね。

ダンナは朝起きて、まずプールへ行き、
プールへ行っている間に私が洗濯をして、
戻ってきたら一緒に朝ご飯を作って、
私が片づけをしている間にダンナが掃除して、
昼頃に一緒にお出かけ。

こんな暮らしは、普通の人だったら毎週土日にやってくる日常かもしれませんが、
私たちにとって、こんなに普通のことが、感動モノの幸せなのです。
結婚して10年以上たって、やっとこんな普通の暮らしを手に入れることができました。
普通であることって、それだけで幸せなんだなぁ。と噛みしめています。

さて、まず、私たちは、普通の暮らしの第一歩として、スーパーに買い物に行きました。
今までも、店のための買い物ってのはするんだけど、
自分たちが食べるための買い物をするのなんて、本当に何年ぶり?
これがもう、楽しくって、今まで食べられなかったものをたくさん買いました。

お店をやってると、食事は100%賄いか外食になるので、
家での自炊はこの10年一度もしたことがありませんでした。
主婦の方々にしたら、驚愕の事実だと思いますが、
昼も夜も店で食べて、週に一度のお休みは外食するというペースで、
この10年やってきたのです。
これって、いわゆる贅沢な食生活かもしれませんが、
自分の食べたいものを買って食べるというのは、なによりの贅沢だと思うんです。

まず、お店をやっていたときは、朝ご飯は、店で、味噌汁&白飯だったので、
パンの朝食が恋しくて仕方ありませんでした。

この袋の中には、自分たちの食べるものしか入ってません!すごい!うれしい!

このバケットは、空港近くのモールに新しくできたフレンチベーカリーで購入できるんですが、
なかなかの出来栄えでした。
これで、スーパーに売ってる、バケットの形をしているだけの、偽バケットを食べなくて済むと思うと、安心しました。
もちろん、オークランドのフレンチベーカリーのほうが断然おいしかったですが、
これも、合格点です。

結構混んでいましたよ。
でも、オークランドのフレンチベーカリーとの大きな違いは、
ショーケースで売られてるパンが、あまり魅力的ではなかったということです。
オークランドのフレンチベーカリーだと、どれもこれもおいしそうで、食べきれないくらい買ってしまうのに、
結局この店では、バケットしか買いませんでした。

この日の夜、急遽友達が家に遊びに来ることになって、
慌てて再度買い出し。
なんてったって、朝食の買い物しかしていませんでしたからね。
でも、食事をしに来るっていうより、飲みに来るって感じなので、
酒のつまみに、ハム、チーズ、スモークプラッターを購入しました。

クィーンズタウンは、私と結婚する10年以上前に、
もともとダンナが住んでいた町なので、
今でも住んでいる長い友達がいたりします。
新しく住む町とはいえ、知らない人ばかりというわけではないので、
旧交を温めながら、楽しく暮らすことができそうです。
オークランドでは、仕事を通して「お客様」として仲良くなった方はいますし、大切な友達ではありますが、
クィーンズタウンの友達は、ダンナがワーホリ時代に知り合った仲間たちなので、
やっぱり、懐への入り方が違うというか、気を遣わずに過ごすことができます。
みんなの「おかえり!」という気持ちが伝わってきて、
私たちが再びクィーンズタウンに戻ってきたことを歓迎してくれているのを感じます。

「来年からは、ここで暮らすんだ」という実感が、少しずつ湧いてきたのでした。

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村
↑↑↑
ブログランキング参加しています!
良かったらクリックでの応援、よろしくお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA