クィーンズタウンで唯一のファーマーズマーケット。
冬の間はやってないんですよね。
私たちが前回ファーマーズマーケットに行ったのは、最後の営業日。
「今週で終わりですよ！」っていう時。
なので、今回は「今週から始まりますよ！」っていう、再開初日に行ってきました！
まず、驚いたのは、「今週で終わり」っていう時よりも、お店の数が多くて賑わっていたということ。
やっぱり夏の終わりよりも、夏の始まりの方が、気持ちがワクワクするし、イベントも賑わうのですね。
こちらは入り口付近で、中に進むとフードトラックなどもあります。
でも、数はオークランドに比べたら、全然少ない！
夏の間毎日開催なら、お店閉めて、ランチタイムはここで営業したいくらい。
ここは、ZAMORAというお肉屋さんが出しているハンバーガーが美味しいと有名なんです。
一つ$15。
確かにパテは美味しい。
でも、パンが焼いてなくて冷たいんですよねー。
私は、今日、別のお店で「サーモンバーガー」にトライ。
サーモンのパテを挟んだハンバーガーで、＄10でしたが、プラス＄２でアボカドを追加。
これがね、なかなか美味しかったんですよ。
まず、パンがチアバタブレッドだったのと、パテを焼くのと一緒にパンも焼いていて、カリッと美味しいパンに挟まれて出てくるんです。
しかも、サーモンパテも、香ばしく焼き上げられいるので、ちょっと焼き鮭を彷彿させる風味。
いーねー。
ちょうど店の隣では、生演奏をしていたので、朝から生演奏を聴きながらサーモンバーガーを美味しくいただきました。
まぁ、なにが良いって、この天気と日差しの気持ち良さ。
こんな天気の良い日にランチタイムなんて暇に決まってますよ。
私でも外席でご飯食べたいわ。
その他にも、私の大好きな「Whitestone」がお店を出してたり、クィーンズタウン唯一のフレンチベーカリー「Ma Boulangerie」も、お店を出していました！
もう、ここでバゲットとチーズ買って帰って、家のデッキでのんびり寛ぎたいわ。
でも、今から仕事。。。
エントランスの近くでは、野菜や、野菜の苗を売っているところも。
これからの季節、みんな家で野菜を育てたいのか、苗やさんが、とっても賑わっていました。
その他にも、いろんなお店がたくさんあって、そりゃオークランドやクライストチャーチに比べたら、ずっと規模は小さいんですが、十分楽しめました。
やっぱり、人って慣れるんですよ。
オークランドにいたら、ジャパンマートで日本のお菓子が買えるのが当たり前、手軽に屋台飯を食べたければ、ナイトマーケットに行けばいい。
初めてオークランドへ上陸した時には、そういうことが楽しくて仕方なかったんだけど、ずっと住んでると、それに慣れてきちゃうんですよね。
あるのが当たり前になっちゃう。
なので、それらがないところに行ったら、どれだけ生活が不便になるかと思っていたけれど、案外、行ったら行ったで、その新しい土地での生活に慣れてしまう。
それは、日本からニュージーランドに来た時も同じですよね。
日本の方が買い物も外食も楽しいんだけど、ニュージーランドにはニュージーランドの良さがあって、適度に日本のものを取り入れながら、ニュージーランドでの暮らしを楽しむ。
今までオークランドで豊かな暮らしをしていたけど、ここクィーンズタウンでも、今ここにあるものだけで、十分に満足な暮らしができる。
こんなに小さなマーケットでも、マーケットがあることそのものに感謝できる。
なんか「あー。幸せだなー。」って思うんですよね。
「足るを知る」という言葉が、いつも頭に浮かびます。
本当は便利なものを手に入れたいのに我慢したり、現状に満足してこれ以上を望まない「これでいいや！」っていう暮らしじゃなくて、「これが良い！」って思える暮らし。
うまく言葉では言い表せないんですけど、なんか大切なもののような気がするんですよね。
もちろん、「これがあったらいいなー」ってものは山ほどあるんですけどね！
さあ、これから夏本番！
クィーンズタウンは「スキー」が有名かもしれもせんが、それは冬の間の一時の姿。
本当のクィーンズタウンの楽しみは、これからですよ！
私は別に、アウトドアな人ではないので、夏がきたからって、アクティビティに精を出すわけではないんですが、世界遺産と隣り合わせの絵画のように美しい大自然に囲まれて、夏を過ごせることに感謝。
そして何がいいって、湿度が低くて、カラっとした夏が最高に気持ち良いのです。
マーケットが再開したことで、夏の始まりを感じ、またワクワクしてきた私なのでした。
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