庭の水遣りは、蛇口をひねるだけで出来るようになっているので、家庭菜園以外は、あんまり庭に立ち入って一本一本の木を手入れするってことはないんですが、先月の突然の零下によってやられてしまったモミジの葉をもぎ取るため、久しぶりに庭仕事をしていました。
やっぱり、寒さにやられて、冷凍庫に入れた野菜みたいになってしまった葉をもぎ取らないと、次の新しい芽が出てこれないみたいなんですよね。
自然と落ちるのを待ってもいいけれど、もいであげた方が早い。

その時に、他の木も大丈夫かどうか見ていたら、こんな木を発見したんですよ!

新芽だけが、まるで、焦げたかのような葉。
ちょっと分かりにくいので、拡大すると、こんな感じ。

最初は、黒い花が咲いているのかと思ったくらいに真っ黒なんだけど、どうも花ではないようだ。

なんか、新芽だけ焦げてる?真っ黒。
枯れた色ではなくて、炭みたいな黒。
一体何なんだこれは?

最初に疑ったのは、農薬。
だって、枯れ方がおかしいじゃない?
どこかの庭で農薬を撒いて、それが風で飛んできて、うちの庭の木の新芽の柔らかい部分だけやられちゃった。みたいな。
理由が分からないまま、そのままにすること数日。
Facebook の、クィーンズタウンのコミュニティーのグループで、こんな投稿を発見。

「庭の木が、まるで焼け焦げたように真っ黒な葉になっている!これは一体どういう現象?」

アップされている写真を見ると、うちの庭のとまったく同じ!
そして、コメントを見てみると、「うちも同じ!」って人がいっぱい!!!!

で、コメントで「霜でやられたんだよ」というのがあって、そのトピックは、「そうか霜か」ってことで解決してました。

でも、寒いのが当たり前のクィーンズタウンでこんなことが起きるなんて、それはきっと、完全に春になって新芽が出て、桜も咲いて、散って、もう夏が来るぞ!ってとこまで行ってからの零下だったので、急な寒さで新芽がやられてしまったのでしょうね。
普通だったら、春になるまで新芽は出てこないものですからね。

それにしても、零下でモミジの葉が冷凍庫に入れた野菜みたいにしなしなになっちゃったのはまだ理解できるのですが、この、まるで葉っぱが焦げたように真っ黒になるってのは、驚きました。零下でこんなことになるんですねー。
暖かいところに住んでいたら、一生出会わなかったであろう現象だなぁ。
きっと、ここクィーンズタウンでの暮らしは、新しい発見だけではなく、出会ったことのない自然現象にも出会うんでしょうねー。

今年の冬、「霜が降りる」という現象を、実際目の当たりにしたときの写真。
石の上に花が咲いたようになっています。
霜って、芝生とか、枯れ葉が濡れていてそれが寒さでシャーベット状になるのだとずっと勘違いしていました。

↓ 塀の上に積もる霜

こちらも、降ったのは雪ではなく「霜」
見事に日陰だけ真っ白。

自然と共に暮らすとはこういうことですよね。
家庭菜園を守るためにも、オークランドの時のような「放っておいても育つ」環境は忘れて、寒さに備えた家庭菜園造りをしていかないとなぁと、気が引き締まったのでした。

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