先日、アメリカが、「ヨーロッパ全土からの入国停止」を発表し、アメリカに入国できないヨーロッパ人が、ニュージーランドに来てくれたらいいなぁ。なんて甘い期待を寄せていました。
でも、ニュージーランドですよ。どこよりも、自分の国を守るために厳しいルールを設ける国。観光客が増えるどころか、まさかの恐れていたことが起きてしまいました。。。

「世界中からの入国者は、自主隔離14日間。」
しかも、NZ人も、外国から帰ってきたら自主隔離14日間です。

え???全世界?オーストラリアも???
前回のブログにも書きましたが、ニュージーランドは、オーストラリアが命綱。まさかそのオーストラリアまでもが入国制限されてしまうとは!!!

だって、旅行者が14日間自主隔離って言われたら、もう来る意味ないでしょ。
しかも、旅行者の場合、「自主隔離期間中は、レストランへ行かないこと。アクティビティやツアーには参加しないこと。」と明記してある。

実際問題、誰かが見張ってるわけではないので、もう各自の良心と判断に委ねられることになるとは思うけど、少なくとも、これから来る予定の人は「キャンセル」するよね。当然ですよ。

その結果がこれです。

どれだけヤバイか、お分かりいただけるでしょうか。
世界中のお客様から、キャンセルのメールが届きまくっております。
今朝のニュースで、旅館の女将が「電話がなるのが怖い。またキャンセルか。って」と語っていましたが、まさに同じ心境です。

正直、クィーンズタウン、本当にヤバいと思いますよ。
レストランのみならず、旅行会社、お土産屋さん、ホテル、アクティビティ会社。失業者が大量に出る恐れもあるし、潰れる会社も出るんではないでしょうか。

この期間、「店を閉める」という選択肢もあるでしょうが、閉めても、家賃と人件費はかかるので、(スタッフは有給休暇になるので、結局給料は発生します)だったら、少しでもお客さんが来るのであれば、開けた方がいいとは思うんです。でも、昨日も、予約がまあまあ入っていたから良かったものの、ウォークインはゼロでした。今日も、街は静まり返っています。

うちは、オークランドからクィーンズタウンに引っ越してきて、軌道に乗るのに一年かかったので、今やっと順調に経営が成り立つようになった矢先。この苦難を乗り越えるだけの潤沢な資金がありません。
クライストチャーチの地震の時は、3年半営業していたので、それなりに資金がありましたから、なんとかなったのですが、今回ばかりはそうもいきません。

まあ、毎度毎度、どこにいっても順風満帆には行かないものですが、「またか!」という感じです。地震もそうだし、コロナもそうだけど、どうしてこうも、ビジネスを脅かすような、自分では避けられないことが発生するのでしょうか。
クィーンズタウン人は、ほとんどの人がツーリズムに関わる仕事をしているので、うちの店だけではなくて、本当に、みんな焦っていると思います。
そんな時、こんな看板を見つけました。

なんだか勇気付けられますね。

まあ、悩んでいても現実はなにも変わりません。
今できることを、全力でやるのみ。
いつもそうやって乗り越えてきました。

そうそう、スーパーマーケット行きましたが、おもしろいくらいみんなトイレットペーパーを購入していましたよ。ほんと、おもしろいくらい。。。
でも、そもそもの人口が少ないからか、売り場がカラってことは全然なくて、在庫も問題なさそうでした。上にもこんなに積んでありましたよ。

さて、明日は、久しぶりのスタッフパーティ。
暗い気持ちを吹き飛ばし、みんなで楽しみたいと思います!!!

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