通常営業を開始しても通常営業とは程遠い話。


通常営業再開の初日は、予約の3組のみで暇な1日となりました。
1日待てば週末なので、無理に木曜日に外食しようとする人が少なかったのかもしれません。
二日目の金曜日は、準備している6テーブル全てが埋まり、ホッと胸をなでおろしましたが、週末しか忙しくないのではやっていけません。
そもそもは、全部で9テーブル。すべてのテーブルが2回転し、4つある個室のうち3つは使うことを考えたら、6テーブルすべて埋まっても、それは普段の3分の1以下ということで、喜んでいる場合ではないのです。

それでも、ローカルのお客様だけで、1日6組も来店するなんて、これはある意味快挙かもしれません。普段はほとんど観光客で、ローカルのお客様は、1日2〜3組程度でした。

でも、今回のコロナ騒動で、現在来店していただいているお客様とテイクアウトのお客様は100%ローカルということが分かるので、今来ていただいているローカルのお客様に感謝すると共に、大切にしていかなければいけないと、ヒシヒシと感じたのでした。

昨日の来店は、みなさん予約で、ウォークインでは全然入りません。でも、それも納得、外は誰も歩いていません。
ロックダウンが開けたというのに、クィーンズタウンのローカルだけでは、街はこんなに静かということです。

右側も左側も誰もいません。
右側のショップの店員さんは、あまりにも暇なので、私同様外に出て、通りの様子を伺っていました。
左側のレストランは、いつも忙しいのですが、窓際のテーブルに誰も座っていないということは、おそらく店内にも誰もいないと思われます。

これが、クィーンズタウンです!!!

オークランドのレストランは、レベル2になって、「クリスマスシーズンと同じくらい忙しかった。」なんて記事も出ていましたよ。これが、都会オークランドと、観光地クィーンズタウンの違いです。
日本でいうなら、「東京」と「観光地である箱根や軽井沢」の違いみたいなもんです。

そうそう、それと、テイクアウトを始めるにあたって、レベル4のうちから注文していたテイクアウト用のチラシ。まさかの昨日届きました!!!
レベル3になってすぐに印刷開始して、すぐそこの店なので二日もあれば届くと思っていたのに、まさかの今!!!レベル3、もう終わっちゃったじゃないですか!正直もういらないんですけど、、、、500枚も!しかも、両面印刷なので、裏紙にも使えないっていう。。。

そして、もう一つ。
新たに追加のWage Subsidy が発表されました。
申し込みは6月10日開始で、過去30日間の売り上げが、去年の同時期よりも50%以上落ちていることが条件です。
ウチは間違いなく申請できますが、レベル3でテイクアウトを始めてある程度の収益があり、レベル2でほぼ通常通りになったレストランは申請できないということです。
クィーンズタウンは、前回のWage Subsidyを申請したほとんどの会社が申請できるのではないでしょうか?だって、基準が50%減なんて甘いくらいですよ。80%減でも多分申請できる。どうせ開けてもお客さんが来ないことが分かっていてレベル2になっても開けていない店もあるくらいですからね。
今回のWage Subsidy は8週間分です。8月末分までのスタッフの給料が補償されれば、9月には鎖国が開くことを期待するしかないですね。
これで、また少し寿命が伸びました。
あとは、家賃。角のビルは、写真屋さんも、インフォメーションセンターも、もう無くなって空き家になっていました。観光客しか利用しない店は、レベル3もレベル2も同じ。鎖国が開くまで売上はゼロですから、仕方ないのかもしれません。私たちは営業できるだけでも有難いと思わなくてはいけませんよね。

近所の餃子屋さんは、一夜のウチにフィッシュアンドチップ屋さんに業態変更!店の名前も看板のデザインも餃子屋さんの時と同じなので、同じオーナーさんだと思うんですが。中国人観光客がいないんですから、餃子よりもフィッシュアンドチップスの方が需要があるということです。変化に応じて、こういう素早い動きができる店が生き残れるのでしょうね。

少しずつクィーンズタウンも動き始めましたね。
本当に少しずつですが。。。

今は、暇すぎて、スタッフを40時間働かせてあげることができません。せいぜい週30時間です。でも、この時間数は、ちょうど政府からの補助金で支払える給与なんですよね。早く40時間働かせてあげられるくらい忙しくなります様に!

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