昨日は日曜日でしたが、やけに忙しかったなぁ。
元々、金土の週末が忙しいのはレストラン業界では当たり前のことなので、オークランドの時は、例えば、平日のホールスタッフは3人で、週末は5人。みたいなシフトになっていました。でも、クィーンズタウンに来てからは、お客様は観光客なので、曜日はほとんど関係なく、平日でも週末でも「毎日4人」といった感じのシフトにしていました。

そして、先週は、レストランが通常営業再開となって初めての週末。やっぱり、金土が忙しかったんですよね。でも、本当に「金土だけ」。
そこで、「あー、観光客がいないと、やっぱり忙しいのは金土だけなんだな」と思い、久しぶりに、「週末重点シフト」を組んだわけです。

ところが!昨日は日曜日だというのに、なんと通常営業再開後最高売上を記録。日曜日なのにですよ?スタッフを平日モードで絞っていたので、昨日はしんどかったです。。。(とはいえ、通常営業の売上の半分くらいですけど)

で、お客様に聞いてみると、昨日来店されたお客様の8割は、国内観光客の方と、旅行中にNZでロックダウンされてしまった海外からの観光客の方だったのです。つまり、ローカルは2割。

現在、NZはまだ鎖国状態で、海外からの観光客は入国できないので、現在国内を観光しているのは、本当にわずかな「国内旅行者」と「旅行中にロックダウンになってしまった海外からの旅行者」。その人数といったら、本当に少ないはず。なのに、その本当に少ない観光客の方がウチの店のお客様の8割を占めるって、それってやっぱり、どれだけウチの店が観光客に依存しているかの現れでもありますよね。そして、こんな状況でも、これだけの観光客を呼び寄せている、クィーンズタウンの「観光地としての魅力」の成せる業なんだと思います。

というわけで、今週末のクィーンズバースデーの連休が急に不安になった私。間違いなく先週末より忙しくなるに違いありません。今からワクワクすると同時に、スタッフ3人では無理かも。。。という心配が頭をよぎります。せっかく来てくれたお客様に、迷惑をかけたくありません。そこで、早速、他都市に移動する予定でロックダウン中に退職したスタッフに連絡。交通手段がなくてまだクィーンズタウンにいるということだったので、週末だけヘルプをお願いしました。

でも、今までは「国内旅行が解禁されたら。。。」とか「オーストラリアから観光客が来れるようになれば。。。」とか「スキー場があいたら。。。」とか、いろいろな場面での売上予測を立てていましたが、それはすべては机上の空論。「多分こうなるだろう」という要素が80%でした。でも、国内旅行が解禁されて1週間で、今くらいの観光客が来店してくれていることを考えると、少なくともオーストラリアからの入国が解禁されれば、ある程度明るい未来が見えてくるのが期待できるのではないかと思っています。

国境の解禁といえば、現在は、NZ人と永住権保持者しか入国できませんが、入国後14日間の自己隔離が義務付けられています。でも、就労ビザを持っていて海外で足止めされている人たちの入国はまだ許されていません。せっかく国内の感染者をここまで抑え込めているわけですから、このまま外部から人を入れなければ感染は広がりません。でも、そういう訳には行きませんから、少しずつ少しずつ、門戸を開けていかなければいけませんよね。
まずは、NZ人と永住権保持者。次に、就労ビザや学生ビザなど、NZに滞在するビザを保有している人たち。そして、オーストラリアからの入国。最後に観光客。という順番になるのでしょうか。いずれにせよ、入国したら14日間の自己隔離が課されることになるでしょうから、きちんとコントロールするためにも、段階を踏んでいかなくてはいけませんよね。ここの慎重さを欠いてしまうと、今までの苦労が水の泡です。

さて、今日、NZ人と永住権保持者で職を失った人に、Wage Subsidy と同額の補助金が、最大12週間分支給されることが発表されましたね。今支給されているWage Subsidy は、ビザの種類は問われませんでしたし、あくまでも「スタッフへの給与」として会社に支給されるものでした。でも、今回は、職を失ってしまって、会社からWage Subsidy を貰うことができない「個人」に支払われます。会社から「給与」としてWage Subsidyを貰う場合には税金が差し引かれて支払われますが、今回は「個人」へ直接支払われるため、最初から税金が差し引かれた金額で支給されます。そろそろ最初に補償された12週間分のWage Subsidy が終了する頃ですから、それと共に解雇される人が増えることが予測されていましたが、そのまま会社に残ることができる人には、さらに8週間のWage Subsidyが支給され 、もし今回のWage Subsidy の終了と共に解雇される人は、NZ人と永住権保持者に限定されますが、引き続き最大12週間は国からWage Subsidy と同額が支給されるというわけです。

うちは別に誰も解雇しませんが、やはり、まわりにはWage Subsidy の終了と共に解雇される予定の人たちがいます。もちろん、もうすでに解雇された人も。クィーンズタウンという土地柄かもしれませんが、本当にたくさんいます。そんな中、こういった国からの補助は本当に有難いですよね。なんとか観光が復興するまで持ちこたえなければ!と思います。

ちなみに、現在、ホールスタッフとシェフが、一人ずつ日本で待機しているんですよ。二人とも、入国前に鎖国になってしまったのです。二人がいつNZに入国できるかというのが分からないと、今後の採用計画にも影響します。NZ人と永住権保持者の入国に引き続き、早く「就労ビザ保持者」の入国が許されることを願っています。まー、早くて7月。遅くても8月と思っているんですが、どうでしょう???

さて、今日は、最後に、またイタズラが止らない虎丸の動画です。



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