相変わらず最高でした「Cassia」⑦

さて、最後の夜は「Cassia」
今回の旅行で行きたかった店は、「一風堂」「飲茶」「AMANO」「Cassia」
歯医者と美容院をメインに、そのすべてを網羅できるスケジュールを組み、「オークランドに来るなら会いたい」と言ってくれた友達たちと、うまい具合にそれぞれのお店で食事を共にすることができました。
本当に、最高の3日間だったなぁ。
と、すでに〆のような文面になってしまいましたが、最後に「Cassia」のディナーの様子をお届けいたします！

Cassia は、巽と休みの日が同じでずっと行きたくても行けなかった店なのですが、店の前が突然の洪水にみまわれた時、「今日しかない！」とCassiaに行ったのが初めてでした。その時、インド料理と言えばカレーしか思いつかなかった私にとって、「モダンインディアンってどんな料理？」と、まったく想像もつかなかったんですよね。そして、初めて食べたCassia の料理には衝撃を受けました！すべての料理がカレーのような味がするのですが、カレーではない料理が出てくるんですよ。しかも、美しく、美味しい。私の中でこの「美して美味しい」というのは、とても大事な部分で、昨今のNZのレストランは「美しい」だけで、美味しくない店が多い。そういう意味で、3年前のオークランドで、美しくて美味しい料理を出す「AMANO」と「Cassia」は、私の中ではトップクラスでした。3年たって、もう一度訪れてみて、この２店ともに私の期待を裏切らず、相変わらず「美しく、美味しく」いてくれて、本当に嬉しかったです。
ちなみに、AMANOとCassia のもう一つの共通点。それは「オリジナルカクテルが美味しい！」ってこと。カクテルが好きな私は、どこのお店に行ってもその店のオリジナルカクテルを注文するのですが、AMANO とCassia のカクテルは本当に美味しい。料理とカクテルの両方で私を満足させてくれるこの２店舗は、今回の再訪で殿堂入りしました。

と、前置きが長くなりましたが、料理の写真をざーーーーっと紹介させていただきますね。今回はコース料理を注文したのですが、何が出てくるのか、出て来るまで分からなくて、でもどれもとっても美味しくて、とっても満足でした！

すべてシェアするスタイルなのですが、まずは、アミューズ２種。

ここから前菜３種。

ここからメイン３種。

デザート２種。

全部で10皿。これだけ食べて一人$80。このクオリティでこの量でこの値段。バリューすぎるでしょ。
Cassia のオーナーシェフであるSid さんは、ファインダイニングの「Sidart」と「Sid at The French Cafe」と他にも２店舗持っていますが、他の２店舗に比べて、各段に安い。でも、決して安かろう悪かろうではなく、Sidさんの才能あふれる創作料理とその技術がふんだんに生かされているのです。
なにがすごいって、このモダンインディアンっていう未知のジャンルで、いろんな新しい味を発見させてくれるんです。どれもカレーの味がするんだけど、どれも別々の味で、それぞれ美味しい。カレーって奥が深いんだな。っていうか、「カレー」という語彙しか出てこない私の罪深さ。

まあ、今回も、大大大満足のCassia。
一緒に行った友達夫婦も喜んでくれてよかった！
もともと二人で予約をしていたのですが、直前に予約の人数を４人に増やして、大丈夫かな？と思っていたのですが、時間が20時ということもあり、超満席ではありませんでした。それでも、全テーブル２回転はしてそうな感じでした。AMANOもそうだけど、以前よりは暇かもしれないけど、普通に忙しそうで安心しました。

そうそう、今回一緒にCassiaに行ったS夫妻も、「子供がいない夫婦同盟」だったのですが、今回「実は。。。。赤ちゃんできたんです！」と衝撃の告白が！！！これでまた子供がいない夫婦同盟が一組消えてしまいました。。。赤ちゃんが生まれる前に、夫婦でクィーンズタウンに遊びに来る計画をしているようで、また会えるのが楽しみです！
こちらのSさんは、いつもちょっとヒネリの利いたお土産をくれるのですが、今回は「Cassia at home」

私はてっきり、Cassia の料理で使われているソースが瓶詰めになっているのだと思ったんですね。そしたら、どうでしょう！箱を開けてみたら、Cassia のオリジナルブレンドスパイスセット！これはかなりハードルが高いぞ。今までの人生において、スパイスって「カレー粉」以外買ったことないし、スパイスからカレーを作ったこともない。。。