実は、2年ほど前から、自宅に嫌がらせの手紙が届くんですよ。
それは、どんな嫌がらせかっていうと、きっと見たらびっくりします。
これです。

まず、お店じゃなくて「自宅」っていうのが恐ろしいし、筆跡が分からないようにスタンプを使っているのも恐ろしい。店だったら公開されている住所なのに、私の自宅の住所をわざわざ調べて送るって、恐ろしくないですか?「恐ろしい」ってのは、このこと自体が恐ろしいっていうよりも、こういうことをやっている人の姿を想像してみてください。めっちゃ恐ろしくないですか?

内容はっていうと、こんな感じで、さらに恐ろしい。

もう、ここ一年くらい、開封もしてないんですけどね。
だって、開封してもこんなことしか書いてないことが分かっていて、開ける意味あります?
じゃあ、捨てればいいじゃん?と思うかもしれませんが、万が一の時のために取ってあるんです。それは、警察が絡むようなことが起きた場合の証拠品となるからです。未開封であれば、余計な指紋もつきませんしね。万が一、うちに泥棒が入ったり、例えば放火されたりなどという実害が発生した場合、きっとこの手紙の送り主が真っ先に疑われるでしょうからね。

多くの友人に「これはもう犯罪レベルだから、警察へ届けろ」と言われるのですが、この手紙を送ってくるのが「オークランド在住の日本人女性」であることは分かっているので、別に警察に行ってコトを荒立てることもないかな。と思っているのです。

つい先日、仲の良いスタッフと「不幸の手紙」の話になった時、偶然この嫌がらせの手紙の話をしたんですよ。実際に手紙を見せたら、彼女凍ってました。そりゃそうだ。もうなんとも思わなくなった私の方がきっとおかしい。
そして、彼氏に見せたいから写真撮っていいか?って。
私は「別にいいよ」と言って、彼女は写真を撮って帰りました。
そうそう、去年なんて、クリスマスカードまで来たんですよ。

きっと、友人たちに送ったクリスマスカードの余りでもあったのでしょう。
それにしても、こんなことを2年近くも続けているって、すごいなぁって感心してしまいます。その時の一時の感情でしたことではなくて、これだけ継続できるルーティーンになっているって、簡単なことではありませんよね?私への嫌がらせが、彼女の心の中の何%くらいを占めているのでしょうか。それとも、「趣味」なのかな?だとしたら、継続できるかも。
もし、自分の友達がこんなことをしてるって分かったら、恐ろしくないですか?
でも、きっと、そういうすぐそこにいる普通の人なんだと思いますよ、きっと。

その話はさておき、今回のブログのメインテーマは別にあるのです。
この前、この怪文書の写真を撮って帰ったスタッフの子が、私に、クリスマスプレゼントをくれたのですが、それに、こんなレターがついていたんです。

プレゼントを開けたときには、一瞬ドキっとさせて、中を開けてみると。。。

ウィットの効いたブラックジョークだと思いませんか?
こういうことができる彼女って、本当に素敵な人だと思います。
写真を見ながら、筆ペンで書いたそうですよ。
私に元気と笑いをくれて、どうもありがとう!
この手紙は、私の宝物になりそうです。

例の嫌がらせの手紙を送ってくる人、絶対に私のブログを読んでいると思うので、当然この記事も読むと思うんですが、頑張って嫌がらせの文章を考えて送っても、私は手紙を開封していません。そして、この行為が犯罪であること、本来であれば、笑って済ませられる話ではないこと、いつでも警察に届け出る準備はできていることをお伝えしておきます。
しかも、ニュージーランドでなんらかのビザを保持して長期滞在している日本人は、全員無犯罪証明書を提出しているので、指紋の記録があり、ニュージーランド警察は、それを開示請求することができるそうです。どうか、私にそんなことをさせないでください。まあ、筆跡が分からないようにしているくらい入念ですから、指紋もついてないかもしれませんが。。。
私のMSDで働く友人によると、こういった件は日本よりも規制が厳しく、警察や司法が協力して、驚くほど早く検挙されるんですって。「え?NZの警察って役に立たないイメージだけど?」と思っていたので驚きました。

それにしても、こんな行為って、誰をも幸せにしないと思うのですが、どうなんでしょう。
以前、別の方のブログでも、「不愉快なコメントをわざわざしてくる人がいる。読んで不愉快になるなら、私のブログを読まなければいいのに」と書いてありました。私も本当にそう思います。

というわけで、今年最後に、このブログを読んで嫌な気分になってしまった人がいたら申し訳ありません。でも、私は、スタッフからの手紙で救われた。というハッピーな話です。ま、年の瀬に、この件に一区切りつけたいというのもありましたが。
どうか、2021年が、このブログを読んでくださっているみなさんにとっても、この手紙を送ってくる人にとっても、素晴らしい年になりますように。

来年の私の目標は、今度こそ「日本へホリデーで一時帰国」です。国境があくかどうかも分からないし、帰国できるような経済状態かどうかもわかりませんが、目標を持つのは自由ですからね。

さて、今日が最後の営業日。
きっと急がしくなることでしょう。
この忙しい年末の一日を一緒に乗り切ってくれる10人のスタッフに感謝して、2020年最後のブログを〆たいと思います。

今日のクィーンズタウンはこんな天気ですが、天気予報ではこんな感じ。

巣篭もりの正月になりそうです。。。


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