さて、3日もブログをさぼってしまいました。
というのも、日曜日からの3日間、オークランドからお友達夫婦第二弾!が遊びに来ていたのです。お友達夫婦は、3月に子供が生まれるので、「その前に!」とプランを立てて遊びに来てくれたのです。
この前オークランドへ行った時にも会ったし、奥様は仕事の関係で、クィーンズタウンに何回か来ていましたので、「超久しぶり!」っていうのではなかったのですが、それでも、夫婦揃って遊びに来てくれるのは嬉しいものです。

ご夫婦は、先週からすでにワナカに滞在していたので、日曜日の午前中にクィーンズタウンに移動してきて、我が家に2泊しました。なんだか修学旅行みたいで、とっても楽しかったです。

到着初日は、私たちが仕事に行く前に、一緒にRATAにランチに行きました。奥様は、前からクィーンズタウンに来るたびに「ラタにランチに行きたい」と行っていたのですが、彼女が来るのがいつも月曜日で、ラタは月曜日がお休みというのが続き、今回、満を持してのラタのランチだったのです。私たちの出勤は15時でしたが、ゆっくり食事をしたいので、12時半に予約をして行きました。

個人的意見ではありますが、私はRATAはディナーよりも、断然ランチがオススメなのです。何と言っても安い!そしてすいてる。毎度毎度書きますが、このクオリティでこの値段って、ちょっと驚きます。私があんまりにも何度もRATAのランチに行っているので、友達夫婦は、今回、私が過去にラタでランチをしたブログを読み返して、予習してから来たそうです(笑)

ラタのランチは、前菜、メインで$38。デザートまで頼むと$48。正直これは破格です。友達夫婦は、私のブログで料理の写真を見てきていたのにも関わらず、実際に目の前に並ぶ料理を見て、この安さに驚いていました!

実は、ラタのランチは4人で行くとちょうどいいんですよ。
というのも、前菜もメインも4種類ずつなので、4人で行くと全種類食べられるのです!
こちら、前菜4種類のお写真。

そして、こちら、メインディッシュ4種類のお写真。

そして、デザートは2種類しかないんですが、チーズプレートも選べるので、最後はデザート2種類と、チーズを2皿注文しました。

私たち夫婦は大食いなので、いつもラタに来たら、2人で3人前注文するんです。そんなにしょっちゅう来るわけではないので、行ったらガッツリ食べておきたいんです。なので、二人で前菜3皿、メイン3皿。だけど今回は4人で4皿だったので、正直食後は腹8分目くらいでした。きっとダンナは腹6分目くらいだったと思います(笑)

友達夫婦もRATAのランチに大満足。そして、腹八分目とはいえ、どの料理も見た目が美しいだけでなくて味も美味しくて、私も満足。なにより、私がおススメだと思っているレストランに満足してもらえたことが満足。

でも、今回、料理は満足だったけれど、サービス面では残念なことがありました。
まず、到着してすぐに、テーブルに着くと、水のグラスに口紅が残っているのが見えてしまったのです。偶然マネージャーが水をつぎに来たので「このグラス口紅が残っていますよ」と伝えると「Wow! Disaster!」と言って、新しいグラスに替えてくれました。こういう表現って、外国ならではと言うか、私は嫌いではないんですが、でも、まずは「ごめんなさい」ではないのだろうか?と思ってしまったのです。グラスに口紅が残ってしまっていることって、たまにあるんです。だから、別に「お店が悪い」とか言ってるんじゃなくて、それでも、そのグラスがお客様のテーブルに出てしまったことに対して謝るのが、サービスマンとして正しいのではないかと思ってしまうんですよね。気にしすぎ?
これだけだったら良いのですが、そのあと、料理の注文の時に、追加オーダーで、グリーンサラダとパンを注文したんですけど、それが、いつになってもテーブルに運ばれてこなかったんです。そこで、もう食事は終わっていましたが、ウェイトレスを呼んで「パンとグリーンサラダを注文したんだけど、まだ来てないんです」と伝えました。すると、ウェイトレスは、もう食事が終わった私たちのテーブルを見て「まだ欲しい?」と聞いてきました。確かに食事はもう終わってしまっているけれど、ここはパンも美味しいので、サラダはやめて、パンを2皿持ってきてもらうことにしました。この時も、パンとサラダがまた来てないことを伝えても「Oh~」と一言言っただけで、忘れてしまっていたことに対して、一言も「ごめんなさい」がなかったんです。「Oh~、Sorry!」と言えばいいだけのことなのに。。。

別に、謝って欲しいわけではないんだけど、なんか、普通に「Sorry!」という言葉が聞こえてくるはずのシーンでそれがないと、気持ちが悪いというか何と言うか。。。

もうひとつ言わせていただくと、例えばうちの店では、なにか粗相があった場合、お会計の時にもう一度「○○の件、申し訳ございませんでした」と謝るのです。例えば、予約のお客様が来た時にまだお席の準備ができていなかったとか、それこそライスを注文されていたのに出すのを忘れていたとか、混んでて料理が出るのをお待たせしてしまったとか、オーダーミスをしてしまったとか、近くのテーブルに小さい子供がいてうるさかったとか、そういった感じのことです。たいしたことではなくても、お客様にとっては非常に不愉快であった可能性もありますし、私たちがそのことをきちんと気にかけていることを最後に伝えることで、お客様に誠意が伝わると思うからです。
でも、RATAを出る時には、そういうのも一切なかったんです。
正直たいしたことじゃないんですよ。たぶん、その辺のレストランだったら全然気にしません。でも、RATAのレベルのファインダイニングであれば、たとえランチタイムでも、サービスのクオリティは維持されるべきだと思いました。
うちの店も、私たちはファインダイニングだとは思っていなくても、店構えが立派なだけに多くのお客様がファインダイニングだと思って来店されますので、それだけお客様が期待して来店されることを肝に銘じなければいけない。と思ったできごとでした。

そんなわけで、ちょっと気になることはあったのですが、それらを差し引いても、やっぱりまた行こうと思える素敵なランチタイムとなりました。RATAの店の雰囲気、料理のクオリティに、サービスがついていっていないという感じではありますが、料理を楽しむだけであれば何の問題もありません。ファインダイニングだと期待するからサービスにがっかりしてしまうだけ。「ただ美味しい料理を食べに行く」と思えば大大大満足です。絶対また行きます。

ちなみに、お友達がワナカ滞在中に、私たちのおススメのレストランを紹介したんです。そこで、お会計の金額が驚くほど高額で、二人でワインを飲みまくったらあり得るのですが、一人は妊婦さんでお酒が飲めないので、それにしてはちょっと高かったんだそうです。しかも、明細がなく、合計金額しか提示されなかったので、疑うわけではないけれど「明細もいただいていいですか?」と言ったら、グラスで一杯だけ注文したワインがボトル一本ついていたんですって。それを指摘しても「Sorry」はなく、ただ会計を出しなおしただけ。その時に「この人Sorryって言わないんだ~」って思ったんですって。その件があっての今回のことだったから、友達夫婦も「やっぱりSorryって言わないんだなぁ。。。」と思っていたそうです。私だけが気になっていたわけではなかった。

この話をうちのスタッフに言ったら「え~!一日何回Sorryって言ってるか分かんないくらい言ってますよ」って言われ、私もそうだなぁ。と思ったんですが、日本人は反対に謝りすぎ?

その日の夜は、友達夫婦は巽にご飯を食べに来てくれて、人気のセットメニューを注文したのですが「昼間RATAであれだけ”なんて破格なんだ!”と思ったのに、それを超える破格ぶりに驚いた」と言われました。「一皿一皿すべてに手が込んでいて全品ハズレがなく美味しくて、これで$75は破格すぎる!」とお客様にもよく言われるのです。値上げしてもいいのかな(笑)

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