先日、「重要メールボックス」に保存してあるメールをチェックしていたんですよ。既読だけど、あとで対応しなければいけない内容のものとか、返信は必要ないけどあとで参照が必要になるであろうものとか。たまにチェックしないと「あとで払おう」と思っていた請求書とか「あとで時間がある時に返信しよう」と思っていた大切なメールがあったりするのです。

そこに「停電のお知らせ」なるメールを発見。
だいたい「重要メールボックス」は三日に一度はチェックしているのに、なぜ突然そのメールが発見されたかというと、受信したのが12月4日だったから。上からどんどん新しいメールが入ってくるので、12月4日に受信したメールは、後から届いた重要メールたちに押され、もうずいぶん下の方に行ってしまっていたんですね。それを、ひょんなことから偶然発見して「あれ?停電するのはいつの予定だったっけ?」と思って開けてみると、「1月28日22時〜」と書いてありました。これを発見したのが三日前のこと。

「あー。直前に気がついて良かった!」

それにしても、1月28日の停電のお知らせを12月4日に送ってくるなんて、早すぎやしませんか?間にクリスマスホリデーも挟むし、これ、絶対忘れますよ。わたしだって「忘れないように」と思って重要メールボックスに入れておいたのに忘れていましたからね。

それで、わたしは、「きっと前日にリマインダーがくるだろう」と思っていたんですよ。でも、それも来なくて、なんとなく「停電は予定はしていたけど、中止か延期になったのかな?」なんて、おぼろげに思っていました。

そして、昨日は、19時から12名のご予約が入っていたのですが、まあ22時からの停電なら大丈夫だろう。と思っていました。ところが、この19時の予約が遅れてきた上に、「人数増えた」と言って、まさかの20人で来店されたのですよ。幸い、個室がもう1つ空いていたので、2つの個室に分かれて入っていただいて、なんとか事なきを得ましたが、まあ、とにかく、人数多いので、おしゃべりも止まないし、意見もまとまらないし、全員にドリンクをサーブし終わったのが20時で、料理が始まったのは20時半だったのです。まー、それでも、まだ1時間半もあるし、大丈夫だろうとタカをくくっていたのですが、他のお客様は21時半には全員お帰りになったものの、その団体だけはまだ個室で盛り上がっています。あと30分でお開きになるのか!?

22時に本当に停電になった場合、暗くてもいいなら滞在しつづけてもいいですが、POSなども全部落ちてしまうので、会計ができなくなります。大人数だから、会計するのに時間もかかるだろうし、ちょっと焦りを感じ、スタッフにお願いして、近隣の店に「今日停電になるの知ってる?」ってコトの真偽を確かめに行ってもらったのです。

すると、5分ほどして戻ってきたスタッフが「誰も停電になるって知らないって言ってますよ。ま、違う電力会社と契約しているからって可能性もありますけど。。。」と言うのです。本当に22時に停電するのかどうか、怪しい雰囲気になってきました。そもそも、階下にある3軒のレストランは、どこも21時には閉店で、すでにお店は真っ暗。停電でも関係ありません。

というわけで、団体のお客様に声を開け「22時停電するかもしれない」という可能性を伝え、先にお会計だけしていただくことになりました。みなさん快く受けてくださり、21時45分には会計を終え、21時55分には、お帰りになられました。
その後、スタッフ全員で個室のお皿やグラスをさげながら「本当に22時に停電するのかねぇー。」なんて言っていたら、22時ちょうどになった途端、突然音楽も止まって真っ暗闇に!!!!
キターーーーー。本当に停電キターーーーー!!!!

ってことで、片付けの途中でしたが、みんなで携帯電話のライトをつけて更衣室まで行って、着替えて、解散。

外に出てみると、確かに向かいの建物は全部電気ついてるし、右隣の建物も電気ついてる。でも、うちの建物と、左隣の建物は全部消えてました。ま、夜間に営業している店は、うちと、左隣の建物の2階のバーだけなので、そんなに被害はなかったのかな?

店内は真っ暗ですが、向かいの工事現場の電気がついていたので、うっすらとだけ明るかったです。が、これ、iPhone だから明るく取れていますが、実際は真っ暗です(笑)夜間モードに切り替わり、キレイに撮影してくれました。

っていうか、本当に停電???
まあ、確かに、お知らせを来ていたけれど、2ヶ月近く前に来たお知らせなんて忘れている人絶対いるし、前日とか、二日前とかにリマインドのメールを送ってくれてもいいんじゃないの?本当に。
覚えていた私たちだって、これだけてんやわんやだったんだから、停電になることを知らなかった店なんて、大惨事ですよね?
もし、下のカフェとかが停電を知らなかったら、明日の朝、冷凍庫のアイスが全部溶けてるとか、そんなこともあるかもしれませんよね。停電は、22時から翌朝4時まで。6時間扉を開けなければ大丈夫なのかな?

そんなことを思いながら、店を施錠して外に出ると、隣のビルのあたりが随分賑やか。隣のビルの2階にあるバーは停電で真っ暗なので、営業していないのかと思っていたら、なんと、営業中に、何も知らないまま停電になってしまったようで、お客さんが店から出てきてビルの入り口付近に溜まっていたのです。店の看板も外に出しっ放しだったし、店員さんと思しき人が、2階の窓を開けて、外を眺めていたので、他も停電なのかどうか確認していたのでしょう。これは絶対、停電になることを知らなかったに違いありませんよ。
そして、そのあとSNSで見つけたこの広告。

どうも、隣のビルの2階の店では、「Salsa Night」が開催されていたようですね。これは絶対に知りませんでしたよ。停電のこと。
いやー。これは、大惨事ですね。

ウチは偶然停電になることを覚えていたから良かったですが、こんな不運な店が他にもあったかもしれません。
いやー。電力会社は、もっときちんと情報を周知すべきですよね?結構重要な案件ですよ、これって。一回言ったからもういいじゃん?って感じですかね。2か月も前って、告知早すぎるし。

というわけで、わたしたちは「お客様が全員帰ってくれた」ことに関してはギリギリセーフでしたが、「片付けられなかった」ことに関してはギリギリアウト。それでも、お客さんが盛り上がっている最中に、突然停電になってしまった隣の店のことを思ったら、わたしたちはラッキーだと思った方が良さそうです。

今日も朝から、私の足元に転がっている虎丸。

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