昨日は、クィーンズタウンで、うちの店も使っている「Black Origin Wagyu」の試食会があったので、行ってきました!
Black Origin Wagyuは、穀物で育てた和牛なので、それまでNZで和牛と言われてきた牧草和牛の「First Light Wagyu」とは、脂の乗り方が全然違います。
それでも、長い歴史のある、オーストラリアの「Blackmore Wagyu」と比べてしまうと、ブリーディング歴の浅いBlack Origin Wagyu は、まだまだこれからなんですが、それでもやはり、NZで、穀物和牛の歴史が幕を開けたことは、とてつもなく大きな功績だと私は思っています。

さて、Black Originの試食会は、QT Hotel で行われました。
というのも、QT Hotel のエグゼクティブシェフが、Black Origin Wagyu のアンバサダー的な役割を担っているからです。彼は、ライアンといって、うちのダンナがクライストチャーチのホテルで働いていたとき、同じレストランで働いていたシェフで、もう15年来の付き合いなんです。ダンナの作っていた賄いの味が忘れられないと、巽をオープンしてからも、足繁くお客さんとして通ってくれていました。オークランドのお店にも来てくれたし、クィーンズタウンのお店にも来てくれていたのですが、この度、クライストチャーチを離れて、クィーンズタウンのホテルに着任したというわけです。おかげで、旧交を温め、なんどもお店に来てくれています。

細くて小さくて可愛かったライアンも、15年もたつと、だいぶ貫禄が付いてきました。昔からの友人が活躍する姿を見るのは、嬉しいモノですよね。

肉の説明をするライアン。相変わらずタトゥーだらけ。

なんと!炭火焼!

4部位を焼いて、試食。わたしはフィレが好きだったなぁ。

この、ライアンの後ろにある巨大冷蔵庫中にある巨大肉は、一頭買いした牛肉の塊。エイジング中ですね。
ライアンは、一頭買いをすることによって、いろんな部位を楽しめるし、無駄なく、いろんな料理に使えるし、コスト的にも節約できると言っていたけれど、こんな冷蔵庫がある店、そうそうありませんよ。それこそ、ホテルとか、ステーキ専門店じゃないと、ちょっと無理ですよね。。。

牛肉の脂は26度で溶け出すそうで、ここに吊るすの、すべっちゃって超大変って言ってました(笑)

さて、出勤前に美味しい肉をいただいて、ホテルからは、クィーンズタウンならではの美しい景色を眺め、お酒も飲んで、なんだかちょっといい気分。

今週は、火水木と超暇だったんですが、金土は個室も含めて満席で超忙しいんです。曜日に左右されるなんて、なんだかオークランドみたい。「毎日週末の忙しさ」だったクィーンズタウンはどこへやら。
週末くらい忙しくなってもらわないとマズイんで、、、頑張りまーす!

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