さて、先日は、車の部品を日本で探してもらっている間に、NZがロックダウンになってしまったところまででした。

ニュージーランドの長いロックダウンの間、わたしたちは、オークランドでガリバーさんの車の修理などを請け負っている友達に電話して、今の状況を伝えました。彼は、わたしたちの長い友達で、彼なら、今まったく何も進展がない状況に、良いアドバイスをくれると思ったからです。
すると、なんと、ガリバーさんは、わたしたちの案件を、その彼に依頼していて、彼が契約している日本の部品商に、中古のトランスミッションを探してもらっていることが分かりました。まぁ、ガリバーさんが探すんでも、ガリバーさんに依頼された人が探すんでも、どっちでもいいのですが、プランBの案をもらえるかもしれないと思って相談した友達が、ガリバーさんの外注を受けていたことが分かり、その時点でプランBはなくなってしまいました。

わたしたちは、ガリバーさんが、わたしたちの車の件を外注に出していることを知っているのは伏せたまま、ロックダウン明けに、今一度ガリバーのマネージャーさんに連絡を取り、進捗状況の確認をしました。
すると、なんか、お茶を濁すように物言いになっていて、少し不安を感じたのです。それでも「継続して動いています」とおっしゃっていただいたので、もうしばらく待ってみることにしました。

そして、いろいろ考えた結果、保険を使って車をオークランドに運ぶので、中古のトランスミッションが見つかった時点で、ガリバーさんで修理をしていただき、そのままその直った車をガリバーさんに下取りしてもらった上で、新しい車を購入したい旨を伝えました。
というのも、南島では、もう修理ができるところはないけれど、ガリバーさんでは直すことができるとのことでしたので、もちろん修理費用はお支払いいたしますが、その直った車をまたクィーンズタウンに移送することを考えたら、そのままガリバーさんに下取りしてもらった方がいいと思ったのです。

でも、そのメールを送ってから2週間たっても返事がないので、もう一度「メール届いてますか?」と連絡をとったところ、驚きのメールが届きました。

「ガリバーの経営体制の変更から、わたしはすでに日本に帰任しておりまして、責任及び権限がない状態です。また、コロナの影響で、事業や人員も縮小しており、一般顧客向けの販売や整備の再開の目処が立っていない状況です。新体制では、ホールセールを中心に営業をしていく業態に変更しまして、ロックダウン期間が終了後も、先程お伝えさせていただいたとおり、小売の乗り換えや整備に関しては、サービス提供は難しいようです。また、新しく着任するマネージャーに紹介させていただきますので、今後は新マネージャーにご連絡ください。せっかくご連絡いただいたにもかかわらず、私自身が対応できないという返答になり、大変申し訳ございません。」

え?内田さん日本帰っちゃったの???まぁ、でも、会社員だから、仕方ないですよね。本社から「帰ってこい」と言われたら、帰るしかないですよね。あんなに華々しくオープンしたのに、こんな状況で日本に帰国するの、本当に悔しかっただろうなぁ。今まで本当にお世話になりました。

というわけで、わたしは、早速、新しいマネージャーの方に、メールを送らせていただいたのです。

すると、その新マネージャーから届いたメールは、本当に簡潔、事務的なものでした。

「修理のご依頼を頂戴している旨、連絡受けております。
現在Gulliverでは事業改革の一環で修理事業を閉鎖したために機能として修理をお受けすることが出来ません。
お力に慣れず恐縮の限りでございますが、何卒ご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。」

え?これだけ?
そりゃ、修理事業を閉鎖したことは理解しましたけど、いったん引き受けたものを、まるごと全部なかったことにしようとしている感じが満々。
例えば、修理事業を閉鎖しても、日本でパーツを探すことはできるし、もともとがわたしの友人の会社に依頼していたのだから、正式に「当社ではもうお受けできないのですが、弊社と契約のあるK社をご紹介させていただきます」とか、そういうのないの?
今までの親切丁寧な対応とは大違いです。

そこで、わたしは、以下のように返信しました。

「日産ディーラーでは、NZにはまだ入ってきていない車なので修理をしたことがある人がおらず、もし修理するなら$35,000かかると言われました。当然保険でもカバーできません。そこで、内田さんに相談したところ、NZでは部品が手に入らないので、日本で部品が見つかり次第、車をオークランドで修理するために、オークランドに車を送る。ということになっていました。
車が故障して、御社に相談させていただいてからすでに4か月が経過しています。現在、修理はやっていないということは理解できますが、今更「ご自分でどうぞ」と言われましても、たいへん困惑しております。
御社で修理ができないのであれば、御社から購入したこの車を修理できるところを、せめてもご紹介していただきたいのですがいかがでしょうか?」

私だって、新車でもない車に対して、「タダで直せ」と言っているわけではありません。ガリバーで修理を手配しましょうということで、それだけを信じて待っていたのです。日本で中古の部品が出てこないというのは運とタイミングなので仕方がないにしても、「なにもできません」っていうそれだけ終わりだなんて、悲しすぎます。

そして、このあと届いたメールに、わたしは本当に驚きました。

「弊社がNZで業務提携しております修理業者様があれば是非ご紹介差し上げたいのですが、大変申し訳ございませんがそのような業者提携がございません。提携のない業者様を無責任に御紹介差し上げる事は弊社として致しかねます。弊社としましては、エクストレイルであれば日産ディーラーでの修理が推奨でございます。
少しでもお力になりたいのが本音でございますが、この度弊社として対応出来ることがございません。
御納車から2年以上経過してもご連絡頂けたことは非常に有り難く感じておりますが、修理出来ず申し訳ございません。」

こんなに丁寧にバッサリと切られたのは人生で一番かもしれません。日産では$35,000の修理費用がかかってしまうから、日本から中古の部品を入れましょうと言っていたこともまるで無視。すでに業務提携している会社にわたしの車の件を依頼していたのに「業務提供している会社はありません」と平然と言ってのける。極め付けには「二年以上経過してもご連絡頂けたことは、非常にありがたく感じております」って、これ、「二年以上も経過しているのに連絡してきたって、何もできるわけないだろ!」っていう風にしか聞こえないのですが、そう思うのは私だけ?こんなに冷たくて失礼な言い方があるでしょうか?
わたしだって、購入して2年もたってから相談することは、普通では断られても仕方がないことだとは認識しています。なので、無料保証を頼んでいるわけではないんです。でも、日本から中古の部品が輸入できて、それを直せる人がいるガリバーさんなら、$35,000も支払わなくても、また車が息を吹き返すかもしれない。と一縷の望みを抱いたのです。

そして、ほどなくして、「ガリバーNZがコロナの影響で撤退」というニュースが流れてきたのでした。。。

きっと新マネージャーは、ガリバーを撤退させるために送られてきた人だったんでしょうね。もう撤退するというのに、こんな面倒臭い客に良い顔する必要もないってことだったのでしょう。

わたしはこの人とこれ以上やりとりしても、不毛でしかないと思い、これ以降、ガリバーさんとは、一切の連絡を絶ちました。これって完全に向こうの思う壺。そういう意味では、すべてのお客様の要望に答えられるように努力する前任のマネージャーよりも、新任のマネージャーの方がある意味やり手だったのかもしれませんね。


(つづく)



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