さてさて、ダンナの水耕栽培が、とうとう最終局面を迎えました。
まず、第一段階は、屋内での水耕栽培。ここで、試験的に水耕栽培の可能性について挑戦してみました。

次に、屋外ので水耕栽培。屋内で成功したものを屋外でやってみました。

更に、極寒のクィーンズタウンの冬を越えるための温室での水耕栽培に挑戦しました。

そして、遂に、店の倉庫での水耕栽培!
まずは、土がなくても、水耕栽培で上手に育てることができることを確認。さらに、寒くてもヒーターを使って冬を越せることを確認。最後に、太陽光がなくてもLEDライトで育てることができることを確認。
それらの実証実験を経て、お店の倉庫での水耕栽培が始まったのです。
これが、ダンナが目指した「水耕栽培」の最終形です。

さて、まずは、倉庫に簡易温室を設置するための計量と、それに合った温室探しから始まりました。
昨年、マリファナが合法化されるかどうかっていう時期があったので、室内でマリファナを育てる用なのではないかと思われる「屋内栽培キット」的なものが、オンラインショッピングでたくさん販売されていました。

そして、ちょうど良いサイズの温室を購入し、まずは組み立てる作業です。

そして、その温室の中にちょうど入るように、ダンナ作の、水耕栽培システムを設置するのに、まずは、どこに何を置くのかを決めていきます。

棚を作って、苗を入れる衣装ケースを置いて、水を循環させる管を繋げて、LEDライトを設置。水を循環させるモーターと、冬でも温度を保てるようにヒーターを設置します。

そして、せっかく完成したものを、またバラして車に積みます。
あわよくば、このまま乗るかと思ったのですが、残念ながら無理だったので、半分サイズにして積み込みました。あとは、水耕栽培用の水溶液を入れるタンクを設置するために作った台も車に積んで、家と店を2往復して搬入完了。

わたしは役立たずなので、ダンナは友人に頼んで一緒に運搬設置作業を行いました。そして、全部完了したところで、今度は、中身(苗)の運搬です。
無事、設置された様子がこちら。

はい。完全に倉庫です。そして、台の上に載せられた温室の下には、水耕栽培用の水溶液を入れたタンクが置いてあって、ここから吸い上げられた水が循環して、温室内の苗に栄養が行き渡ります。

LEDライトで不気味な色に見えますが、普通に大葉です。

下段では、食用花とミントを育てています。

なんて趣味と実益を兼ねているのだろうと思いませんか?
日本でも、店内の水耕栽培で育てたレタスを使っているカフェとか、西友でも、店内で育てた水耕栽培レタスの販売をしていますよね。

こうやって見ると、なんかめっちゃ怪しくて「あそこ、マリファナ育ててるぞ」といつ通報されてもおかしくないかも(笑)

まあ、うちの店の場合は、飾りに使うものを栽培していて、レタスとかマリファナとか栽培しているわけではないですが、これで、一年を通して大葉が安定して供給されることになるはずです。。。冬になってみないと分からないけど!

今日は、大葉を家から店に引っ越す時に余った大葉の苗を3つ$10で販売しました。8セット売れましたよ。水耕栽培用の足しにしたいと思います。
やっぱり、種から庭で育てているものは、まだこの季節それほど大きくなっていないし、庭に植え替えるにしても、温室でここまで大きく育ててからの方が、種からよりも生育が早いはず。皆さんの家の庭で元気に育ちますように!

今日のムギちゃん

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