昨日の朝、8時半。ジジが「う~う~」と唸っている声で目が覚めました。
なにかと思って声のする方に行ってみると、バスルームの外に出る窓のところで唸っているんですよ。そして、その先には虎ちゃん座っていました。
ジジが外に出ようとしたら、下に虎ちゃんがいるので出られなくて唸っていたようです。仕方がないので、まずは虎ちゃんを家の中に入れてあげようと、ジジを抱っこして「虎ちゃん先に入っておいで」と声をかけました。

すると、いつもは素早い虎ちゃんが、のろりのろりとステップを上がって来る様子を見て「あれ?おかしいな。。。」とは思ったんです。上まで上がって来て、それからベッドまで移動するのに、後ろ脚を怪我しているのか、3本脚でびっこをひきながら歩いている虎ちゃん。よくみると、後ろ左脚が腫れています。

驚いた私は、すぐさま動物病院に電話して、「今、外から帰って来た虎ちゃんが、後ろ脚を怪我しているようで、3本脚で歩いていて、しかも、その使っていない脚がとても腫れています。すぐに診察してもらえますか?」と聞いてみると、「血は出ているか?」と聞かれ、「出ていないようです」と答えると、「11時45分の診察で予約します」と言われました。でも、3時間も待つのはしんどいなと思って、「もっと早い時間はないですか?」と聞くと、今日は11時45分と16時半しか空いてないと言われ、仕方なく11時45分で予約を入れました。

急いでダンナを起こし、虎ちゃんのケガを見てもらおうと、私のベッドの上に横たわる虎ちゃんのところに連れて行くと、なんと、ベッドのシーツに血が!!!見えなかっただけで、血も出ているではありませんか!

わたしは、慌てて動物病院に再び電話して「血が出てました!」と伝えると「じゃあ今すぐ連れて来て。簡単に様子を見て、診療時間まで預かります」と言うので、起きたまま顔も洗わずに急いで病院へ行ったのでした。

動物病院に着いたのは9時。でも、待合室で、待てど暮らせど全然誰も来てくれません。結局10時まで待たされて、簡単に様子を見るどころか、預かりの書類にサインだけして、虎を引き渡しました。何も見てもらえず渡すだけなんて、待たされた1時間はいったい何だったんだ。。。
虎ちゃんが強い子なので、待合室でも気もしっかりしていたので、そんなに大した怪我じゃないと思われたのかもしれませんね。。。

虎ちゃんは、ずっといい子に待ってました。

そして、診察時間は11時45分だったので、昼過ぎ頃には、診察の結果の電話がくると思っていたのですが、これもまた、待てど暮らせど、まったく連絡ナシ。
もうすぐ出勤時間だという13時半にやっと電話がかかって来て、「とても痛がって触れないので診察できないんだけど、歩くときに怪我をした脚を地面についていたか、それとも3本脚で歩いていたか」と聞かれたのです。何をいまさら???ですよ。一番最初に「3本脚で歩いていた」と言って受診の予約をしたのに!

というわけで、麻酔で眠らせてレントゲンを撮ることになり、1時間後にまた電話すると言われました。

っていうか、11時45分の予約だったのに、なぜ13時半にそんなことしてるんでしょうか?可哀想な虎ちゃん。ずっと痛いまま放置されていたってことですよ。

で、14時半に電話が再びかかってきて、「車にはねられて、後ろ脚の骨が骨折して変な方向を向いてしまっているので、手術が必要です。クィーンズタウンでは手術ができないので、隣町のワナカまで運ばなければいけません。ワナカの先生に明日再度診察してもらって、手術が可能なら、明日手術をします。プレートを入れて固定できればいいけれど、複雑すぎて不可能なら切断の可能性もあります。また、プレートの在庫がなかった場合には、手術は来週になります。」と言われたのです。

虎ちゃんは、今日の内に、車で1時間ほどのワナカへ移送され、明日手術になりそうだということは分かりましたが、そんなロングドライブ、たった一人で心細いだろうに。本当に、可哀想。手術が無事に終わればいいけれど、もし切断なんてことになったら。。。手術が無事に成功しても、元の通りになるかどうかも分かりません。虎ちゃんのあの美しい後ろ脚が、もしかしたらもう見られないかもしれないなんて。。。でももう、祈るしかありません。

虎ちゃんの長くて美しい後ろ脚。
本当に足の長い子。
凛々しい虎ちゃんの雄姿。

思い起こせば4年前、ダンナもクィーンズタウンに来て早々、スキーで脚を骨折して、クィーンズタウンでは手術ができずに、車で2時間半のインバーカーギルまで行ったんですよ。足にプレートを入れて帰ってきました。虎ちゃん、そんなこと真似しなくていいんだよ?

それにしても、虎ちゃん。よくぞ無事に家まで帰って来てくれました。
車にはねられて、脚の骨が折れて、さぞかし痛かったろうに、頑張って3本脚で歩いて家まで帰って来たんですよ。ほんと、その虎ちゃんに気合いに涙がでます。ほんと、虎ちゃんは強くて優しい子だから、頑張ってわたしたちを安心させるために帰って来たんですよね。虎ちゃんありがとう。

本当に、ついこの前、何も食べられずに吐きまくって病院へ連れて行ったばかりなのに、今度は怪我で手術だなんて!本当に、虎ちゃんは心配ばかりかける子です。でも、強い子だから、今回もきっと大丈夫!

あとはもう、手術の無事を祈るだけです。
早く虎ちゃんの手術成功の電話がかかってきて、一日でも早く虎ちゃんに会えますように!

脚の短いユキちゃんも、虎ちゃんの帰りを待ってるよ!

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