出勤前にすべての猫ちゃんを回収してから出勤しているというのに、帰宅時に外に出ているという件が、ここ数週間で何度か発生しているんですよ。
そういう時は必ず、わたしの部屋の庭側のスライドドアがほんの少しだけ開いているんです。
最初は「あれ？きちんと閉めていなかったかな？」と思ったんですけど、数回同じことがあると、「え？まさか自分で開けてる？」と疑うしかないですよね。
そんなことができるのは、我が家には虎ちゃんしかいません。
怪我して療養中の時も、いつもこの窓から外を眺めていたんです。
この窓の目の前のベッドの上は、元気になってからも虎ちゃんのお気に入りの場所で、家にいる時間の大半はここで過ごし、夜もここで寝ます。
それで、昨日の夜も、仕事から帰ると、虎ちゃんだけが外にいて、他の子たちはリビングにいたんですよ。なので、虎ちゃんを回収し忘れたのかと一瞬思いましたが、いやいや絶対全員回収してから出勤しているし、どこか開いているところがあったかと思って確認すると、やっぱりわたしの部屋のスライドドアだけほんの少し開いているんです。
これはもう、「虎ちゃんが開けている」と思うしかありませんよね？でも、実際開けてみると、結構重たいんですよ。人間だからハンドルに手をかけてスライドできますが、猫ちゃんがやるとなると肉球をガラスに押し当てて、力で少しずつ開けるしかありませんよね？少しでもあけば、そこに手を入れてあとは簡単に開くのでしょうが、その「ほんの少しだけあける」って、そんなに簡単じゃないと思うんですよね。
なので、「虎ちゃんが開けている」ことには疑心暗鬼ながらも、他に可能性が見当たらなかったのです。
でも、手術した翌日に、鍵のかかった檻から逃走した経歴がある虎ちゃん。まるでマジシャンの手にかかったかと思うほど、檻から忽然と姿を消して、それはそれは驚いたものです。それを思ったら、スライドドアを開けるなんて、朝飯前ってことなんでしょうか？
そして今朝、いつも朝６時前後に「開けて開けて」と騒ぐ虎ちゃんを外に出してあげて、その時に他の猫ちゃんたちも全部外に出るんですが、今朝はめずらしく、ルイちゃんが「開けて開けて」をしてきて、いつも虎ちゃんが寝ているわたしの足元を見ると、虎ちゃんがいなかったんです。
その時は、「珍しいこともあるな。リビングにでも行ってるのかな？」くらいにしか思わなかったんですが、そのあと日が昇ってカーテンの隙間からの日差しが眩しい時間になった時、カーテンが揺れていて、隙間から差してくる日差しも揺れていることに気がついたんです。
え？もしかして窓が開いてる？と思ってカーテンを開けてみると、まさかの、ほんの少しだけスライドドアが開いていたんです！
そう。そういうことです！虎ちゃんは、メイちゃんがわたしに「開けて開けて」をする６時よりも前の時間に、自分でスライドドアを開けて外に出かけていたんですね。なので６時にベッドの上にいなかったんです！！！
信じられませんが、もう信じるしかありません。これは絶対に虎ちゃんが開けているに違いありません。これはもうスライドドアをロックしないとダメってことですよね？
なんてブログを書いていたら、なんか、うしろからガリガリ音が。。。
なんと！虎ちゃんが、窓を開けようとしているではありませんか！！！
動画に収めましたので、どうぞご覧ください。
実際は3分ほどかかりましたが、1分ほどに編集してあります。
というわけで、今日はスライドドアをロックしてきたのですが、最初にちょっとだけ開けるのに、相当ガリガリやっていたんですよ。爪が折れるんじゃないかって思うくらい。なので、ロックして開かないようにして来たものの、いつも開くはずのドアが開かなくなっていたら「おかしいな？開くはずなのに！」と夢中になって、家に帰ったら爪が剥がれて血まみれになっていたらどうしよう。。。なんて、ちょっと心配しています。
どうか、家に帰ったら大人しくしていますように！
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