老化が忍び寄る危機感を感じる。

なんか、50歳を過ぎたあたりから、体力の衰えとか、目の疲れとか、回復力とか、とにかく色々歳と共に落ち込んで来ているのは感じていたんですよ。それが、最近、それらを上回る老化現象が疑われることが色々あり、ちょっと恐怖を感じ始めました。

とにかく顕著なのが、最近よく物を落とすんです。「落とし物」っていう意味じゃなくて、手につかんだものを落とす。
店でも、掴んだ枝豆を皿ごと落としたり、お茶を作ろうとして茶筒ごと落としたり、まあ掃除が大変なのもさることながら、「なんで落としてしまったんだろう」っていうショックの方が大きい。
家でも、卵を冷蔵庫に入れようとして落としたり、生クリームを丸ごと落としたり、それはそれはもう床が大惨事ですよ。掃除しながら「わたし大丈夫かな」と心配になります。

オーストラリア旅行中は、ダンナが３回も転んだんですよ。ちょっとつまづくことはわたしもしょっちゅうですが、完全なる「転倒」。大人になって転倒するってこと、そんなにないと思いますけど、それが旅行中だけで３回も起きるって、原因が老化なのかどうかは分かりませんが、ちょっと恐怖を感じました。

そんなわけで、わたしが以前通っていて、大変気に入っていたピラティスに、ダンナを誘って一緒に通い始めることにしたんです。
前は、気に入っていたのになんで辞めたかって言うと、グループレッスンだと、まあ英語の問題もあるけれど、自分がやっている動作が正しいのか、姿勢が正しいのか、これはどこに効く、なにに効果がある動きなのか。などが分からないままに、ただただまわりを真似してやっていたんですよね。それでも十分楽しかったから続けられたんですけど、やっぱり、なんか途中から「これでいいんだろうか？」のループにはまってしまって辞めたんです。

なので、今回は、ダンナと二人でプライベートレッスンを受けられるところを探しました。
クィーンズタウンって小さい町なのに、ピラティス教室がやたらとたくさんあるんですよ。それでも、プライベートでやっているところってほとんどなくて、あっても超高くて、そんな中、「セミプライベートクラス」をやっているところを見つけました。最大４人なので、みんなで同じことをするのではなく、インストラクターが、一人一人の体力やニーズに合わせた内容でレッスンしてくれるんです。
しかも、ちょうど毎週火曜と金曜の10時15分という、最高に都合のよい日程のクラスが二人分空いていたので、ダンナと二人で申し込みをしました。

今、通い始めて３週間。以前通っていたのはもっとスポーツに近い運動量があったのですが、今通っているところは、どちらかというとストレッチがメインでちょっとだけ負荷をかける感じ。なので、全然しんどくないし、「朝から気持ちよく体を目覚めさせた」程度の運動量なのです。しんどいと続きませんからね。

案の定、毎回インストラクターに、手の場所、脚の高さ、からだの向きなどを直される私。まさに手取り足取り。でも、やっぱり正しい体勢でやることって、基本の「き」だと思うので、セミプライベートにして良かった。と心から思います。

さて、ピラティス用の靴下、５本指のやつを購入。これ、NZでは売ってないんじゃないかな。
前のピラティスに通っているとき、靴下が途中でくるくる回っちゃって、どうしようもなくて脱いだりしてたんで、５本指の靴下ならくるくるまわるのを防止できるかな。と思って、日本から通販で買いました。でも、今のピラティスは、靴下くるくる回るような激しい動きはないので、普通のでも大丈夫だったかも。

火曜日はストレッチ重視で、金曜日は負荷が重視な感じの構成になっているので、ちょうど週初めに体を伸ばして、週終わりに負荷をかけて筋肉痛になる。って感じです。火曜日に筋肉痛になると、金曜日までに回復できないので、金曜日に筋肉痛になるスケジュールで助かってます（笑）
ほんと、「運動」とはほど遠い内容ですが、まずはなまったからだを起こすことが大事。そして、週に2回通い続けるという習慣をつくることが大事。