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CAF (Christchurch Art Festival)

クライストチャーチでは、7月23日~8月9日までArt Festivalが開催されています。
実は、かなり前から、このパンフレットがあちこちに置かれていたのですが、
「どうせたいしたことない」と思って、全然気にしていませんでした。

全身まっしろの人たちがメインキャラクター

2週間以上も行われるこのFestivalは、実は去年もあったのですが、
今年は去年よりもかなり盛大です。
(2年に1回という噂もありますが、なんだか最近年をとったせいか、
去年だかおととしだか、どっちでも同じような感じがします)
もしかしたら、前回も盛大だったのかもしれませんが、
前回と今回の違うところは、イベントが大聖堂前広場に集結していることです。

上空から見た大聖堂広場

前回は、大聖堂前には巨大な人食い花のオブジェみたいなものが登場し、驚きましたが、

そのほかは、スタンプラリーのように、あちこちの公園などに様々なイベントやオブジェが散らばっていて、
歩いてみて回る。という感じだったのです。

ところが、今年は、まず、大聖堂前に現れたIce Dome
TV 1がスポンサーだそうで。NZにしてはかなり頑張ってますね。

中の様子

1回1時間半の入れ替え制で、入場料$12.5(週末は$15)です。

あとは、Telstra Clear がスポンサーのTelstra Clear Club
見た目はテント小屋のようなのですが、
毎日様々な分野でのアーティストを招いてコンサートが行われています。
こちらはあらかじめチケットを購入しないといけません。
ふつうのコンサートホールのように、一番安い席でも$50以上するものもあります。
間近で見れる良さかもしれませんね。

となりには、なんとカフェバーみたいなテントまで登場。

このArt Festivalの準備段階で、大きなコンテナがいっぱい運びこまれてきて、
一体どんな大掛かりな設営をするんだろう?なんて思っていたら、
なんと、コンテナがそのままゲートになってしまいました。
これもアート?

こんな感じで、去年と違って、大聖堂前に集結された様々なイベントのおかげか、
かなり人が出ている感じがしますし、そのおかげか、冬だというのにお店も大繁盛です。
でも、去年のデータを見てみると、Art Festivalの期間中も、全然売上に影響はなかったんです。
なのに、なぜ今年のArt Festivalがこんなに客入りに影響しているのかというと、
どうもTelstra Clear Clubで行われているコンサートのおかげみたいなのです。
17時半~と20時~など、2部制になっていて、
20時のコンサートの前に近場で食事をしたい人たちと、
17時半からのコンサートの後に近場で食事をしたい人たちが、
ちょうどうまい具合に入れ替わりで食事に来てくれているようなのです。
(その証拠に、みんなチケットを握り締めています)

そして、このTelstra Clear Club外にも
近くのTown Hallでは、NZシンフォニーオーケストラの演奏会があったり、
Royal Theatreではバレエがあったり、
映画館では、国際映画祭が行われていたり、
とにかく、街の中心部に人が集まっているのです。

実は、フラワーフェスティバルの時でさえ、夜の21時まで外が明るいにもかかわらず、
それほど客入りに影響はなく、気付いたら始まっていて、気付いたら終わっていた。という程度でした。
こんなにたくさんのお客様を運んでくれるなんて、Art Festival万歳!です。
おそらく、クライストチャーチ在住の人たちが楽しむFestivalだから、
観光客じゃなくて、地元の人がたくさん街にでてきているのかもしれませんね。

来年もよろしくお願いします。

大聖堂前で行われていたパフォーマンス。TrophyWall
yoko:
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