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パナドール浸けの日々

2週間前、クライストチャーチへ花見に行く日の朝、
なんだか右腕がだるかった。
重いっていうか、少し鈍痛がするっていうか、すっきりしない感じ。
腕をぐるぐるまわしてストレッチして、その日は一日過ごしました。

ところが、家に帰って腕を見てみると、あざがあるじゃありませんか。
きっと、気付かないうちに、腕をどこかにぶつけていたのだと思います。
おそらく、前日の土曜の夜、仕事中にバーカウンターの角にぶつけたに違いありません。

まあ、ぶつけてあざができることなんて、日常茶飯事。
たいして気にもしていませんでした。

ところが、三日くらいたった頃から、あざはどんどん薄れていくのに、
痛みはどんどん増していくのです。

最初は、ぶつけた二の腕のあたりだけが痛かったのですが、
痛む範囲が肩から指先まで広がって行きました。
そして、とうとう、痛みで夜中や朝方に目が覚めてしまうほどになったのです。

あざは5日もしたら消えてしまったのに、痛みだけが増長している様子から、
これは打ち身じゃないのではないか?と思い、いろいろ調べたのですが、
自分の中で「四十肩」を疑うようになりました。
痛みの特徴がよく似ているのです。(年齢もね)

痛みで眠れず睡眠不足な日々が続き、病院にも行ったのですが、
「打ち身は5日もすればなおるよ。あと1週間たってもまだ痛かったら、念のためにレントゲンをとりましょう」と言われました。

痛くて眠れないのなら、痛みどめを飲んだ方が良いとアドバイスをいただき、
今週から痛み止めを飲み始めたのですが、
びっくりするくらい痛みを感じなくなりました。
なおってしまったのではないかと勘違いするくらい。

ところが、4~6時間くらいで薬が切れ始めると、痛みも再発するのです。

夜は、寝る前に痛みどめを飲み、ぐっすり眠れるようになりましたが、
薬の切れる朝の6時頃、痛みで目が覚めてしまうのです。
そこでもう一度痛みどめ服用。
効いてくるまで痛みに耐えつつ、1時間くらいするとまた眠りにつきます。

そんな感じで、薬を飲んでも毎朝薬が切れる頃に痛みで目が覚めてしまう日々。

まあとにかく、朝起きてから、寝るまで(寝てる間も)パナドールを飲みっぱなし。
(パナドールとは日本でいうバファリンみたいな薬)

で、昨日、あまりに痛みが消えず、毎朝目がさめてしまうので、
レントゲンいってきましたが、予想通り骨には異常なし。

そして、痛みがどんどんひどくなっていったときに、肩から指先まで痛かったので、
四十肩を疑ったのですが、
今、薬である程度痛みを抑えていると、薬が切れても、痛むのはぶつけた二の腕付近だけ。
なので、どうも四十肩ではなくて、やっぱり純粋に打ち身からくる症状なんではないかと思いはじめました。

打ち所が悪かったのか、骨には異常ないけど、
なんか、筋とか、神経とか、痛めちゃったのかも

まあ、とにかく、パナドールがないと痛すぎて生活できない。
仕事中はまだ痛くても気がまぎれるのですが、
何もしていない時、とくに就寝時は痛みます。
なによりも、痛みで目が覚めて、薬を飲んで、
その薬が効くまでの間が一番しんどいです。

曲げても伸ばしても押さえてもさすっても、何しても痛い。
痛みが和らぐ体勢とか、和らげる処置があれば痛みもごまかせるのですが、
とにかくなにしても痛みが和らぎません。
和らいだのは、温泉はいっていた時と、痛みどめが効いているときだけ。

もう歳なんでしょうか、こんな小さな負傷を2週間もひきずってます。
しかも、全然快方に向かう気配なし。
あざなんて、とっくのとうになくなっているし、
もはや、この痛みの発端が打ち身だったことすら忘れてしまいそうです。

最初は、あれだけの効果を感じていたパナドールも、
1週間も飲み続けると、だんだん効き目が鈍くなってきたように感じる今日この頃。
来週からニューロフェンに変えてみようかなぁ。

それはそうと、
私は、四十肩って、「40代くらいから肩こりが慢性化する」みたいな意味で、
ちょっと若い人が「肩凝った」なんていってると、
「四十肩じゃないのぉ」なんてからかったり、からかわれたりしてました。

が!

調べるうちに、四十肩が、ただの肩こりじゃなくて、どれだけしんどいか、よーーーーく分かりました。

四十肩を軽く見ていたことに、反省。
これはれっきとした病気ですよ。

まわりに四十肩の人がいたら、労わってあげましょうね。

私も、四十肩かどうかは分かりませんが、こんだけしんどいと、労わってほしいと思っちゃいますもんね。

いつまで続くか分からないこの痛みとの格闘。
ある朝起きたら、嘘のように消えてなくなることを祈ってます。


yoko:
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