さて、今回の旅のもう一つの目的でもあった「Riverstone Kitchen」でのランチ。「NZ Restaurant of the Year」も受賞したことがある、とても有名なレストランなのですが、なんせ、場所がOamaru。っていうすごく地味なとこで、しかも、そこから車で20分ほど離れた何にもない幹線道沿いに突如として現れるような場所にあるんです。いわゆる「わざわざ」じゃないと行かない場所ってことです。でも、そんな、普通であれば地元の人以外誰が行くんだろう?っていうような場所にあるレストランが、なぜNZのトップレストランに名を連ねているかっていうと、自家菜園の野菜を使っているってことで、メディアに取り上げられことが始まりらしいです。(すみませんよく知りません)
とにかく、場所にも驚いたけど、本当に、その家庭菜園の巨大さにはもっと驚いた!Queenstown にも、自家菜園のレストランは何軒かあるけれど、規模が完全に違いました。しかも、ちゃんと使ってる感満載で、切り取られたり、もぎ取られたりしてるんですよ。そして、「あ、この野菜を使った料理、メニューにあったね」といった感じです。
それにしても、ブレックファーストから営業しているこの店が、いったいいつこの巨大なガーデンの世話をしているんだろう。世話をする人を別で雇用しているのかな?ちょっとやるには巨大すぎる。。。
そして、ガーデンの向こう側にそびえたつお城のような建物。
調べてみると、70歳のおばあちゃんが、「お城に住みたい」という夢を叶えるために建築して、実際に住んでるですって。予約制で中の見学もできるらしい。
すごいな。
さて、実際のレストランの様子はこちら。
レストランというよりは、カフェって感じの雰囲気。
ブレックファーストからランチまでの営業で、週末だけディナーをやっているという営業時間を見ても、「カフェレストラン」といった感じでしょうか。
でも、メニューはお高いんですよ。ファインダイニングのディナーメニューのような価格設定。これにはちょっと驚きました。
そして、注文したお料理はこちら。
まずはパン。焼きたてが、次々とカウンターに並べられていくんですよね。美味しいんだけど、一人2切かと思ったら、二人で2切だった。
これ、めっちゃ美味しかったですね。焼いたイカが香ばしくて屋台のイカ焼きを思い出しました。
これは、いわゆる普通のCured Salmon でしたが、ビートルートでcuredしてるので赤く染まっているのが美しかったです。
ラムも柔らかく煮込んであって臭みもなく、添えてあるニョッキも柔らかくて美味しかったです。
ラムでお腹がいっぱいになりすぎて、ダンナが注文した鹿肉まで手が出ませんでしたが、「美味しかった」と言っていました。
こんな感じで、料理はどれも美して美味しくて、値段は高いけれど満足する料理でした。でも、正直、この場所で、ランチで、この値段でやってるのはやっぱりすごいなぁって思いました。
帰りに、車の中で飲む用のコーヒーと、お土産用にパンを買って帰りました。
クィーンズタウンにあったら、多少高くても、美味しいものを食べたい時に行くかもしれないけど、わざわざもう一度行くにはちょっと遠いなぁ。またあちら方面に行く用事があった時には寄りたいと思います。
さて、目的を果たしたわたしたちは、あとはひたすら来た道をクィーンズタウンに向けて戻るだけ。
行きに寄れなかった「Benmore Dam Station」と「Clay Cliff」に寄って帰っても、17時には家につきそうです。
本来であれば、もっとゆっくり帰っても良かったんだけど、家で猫ちゃんが待っていると思うと、帰る足も早くなるのでした。
(つづく)
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