現在、お店のOPEN準備を進めていますが、
キッチンがまだ出来上がっていないので、賄いが食べられません。
そこで、今のところ、毎日ランチは、スタッフみんなで外食(経費ね)しています。
本日は、あまり天候がすぐれなかったのですが、
少し遠出して、(とは言っても車で20分)、Amisfield Winery へランチをしに行ってきました!
実は、先日、友人のレストランに夕食を食べに行ったとき、
たまたまAmisfield Winery のヘッドシェフが来店していて、
お店の方が、私たちを彼に紹介してくれたんです。
そしたら、なんと、オークランドのTATSUMIに5回も来たがある!ということで、
今度は私たちが、Amisfield Winery へお邪魔することになったのです。
彼は、かの世界的に有名なNOMAや、三ツ星ミシュランレストランで働いていた経験もあるとのことで、
どんな料理が出てくるか、とっても楽しみにしていました。
もちろん、コースは、シェフのお任せ。
あまりの品数の多さに、料理の写真と簡単な説明だけ、
ざーーーーっと紹介させていただきますね。
飴で作られたフィジョアを割ると、中からフィジョアのソルベとフィジョアのムースと、フィジョアそのものが出てきました。
フィジョア好きにはたまらないデザートですよね。
しかも、NZって、食後のデザートはチョコレート系とか、チョコムースとか、
とにかく甘いのが定番なのに、
こんな風に、さっぱり爽やかに仕上げてくれるなんて、それだけ最高でした。
食べっぱなしの3時間半でした。
以上。
当然美味しいワインもいただきましたよ。
すべての外食は、料理の研究と勉強につながっているのですが、
今日ばかりは、料理の芸術性が高すぎて、「勉強になる」を超えていました。
純粋に、一人の客として、料理を楽しみました。
美しいワイナリーの景色を眺めながら食べる料理は、
それこそ自然の中から生まれてきたような料理ばかりで、
森や、山や、川を連想させる皿の作り方、
そして、近隣で採れたものを使い、
NZ特有の食材もふんだんに取り入れ、
他のレストランとは違う、ワイナリーレストランならではの、
自然を感じられる料理ばかりでした。
いやはや、勉強になる。
和食って、季節のものを意識して献立を考えるのが基本ですが、
NZだと、あまり季節のものって少ないので、どうしても、いつも手に入るものを使いがちなのですが、
NZで、これだけ季節感溢れる料理が楽しめるなんて、
私たちももっと努力しなくてはいけない、と、反省しました。
実は、クィーンズタウンに来てから、薄々勘付いてはいたのですが、
「クィーンズタウンは料理のレベルが高い!」
と、オークランドから来たスタッフとも話していたのです。
毎日ランチで外食しているわけですが、
日々食べるものが、美味しい。
オークランドだと、レストランの数はたくさんあるけれど、
本当に美味しい店に出会うのって、簡単ではありません。
ここで、頑張っていかなければいけないんだと思うと、
気が引き締まる思いですね。
食レポ、まだまだ続きます。
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