私は、ミュージカルが大好きです。
歌あり、踊りあり、ストーリーあり、オーケストラありの、こんな贅沢な舞台があるでしょうか？
そもそも、私は中学高校と演劇部だったこともあり、舞台には興味を持っていました。
ピアノを習っていて、合唱団にも入っていましたので、音楽も身近だったと思います。
ダンスだけは得意ではなかったのですが、人が踊るのを見てはカッコイイなーと感心します。
私が初めてニュージーランドにきた８年前。
オークランドの劇場で「レ・ミゼラブル」を上演しており、
当日チケットも大変安かったため（＄３５くらいだったと思います）
英語がわからないながらも、姉と一緒に見に行ったことがあります。
そのとき、どこまでストーリーを理解できたのかなどは覚えていませんが、
とても感動したことだけはしっかり覚えています。
もう、みんなスタンディングオベーションでした。
そんな８年前にオークランドで見たミュージカルの記憶を残しながら
「どうしてクライストチャーチにはミュージカルが全然来ないんだろう」といつも不満に思っていました。
ところが、先日、クライストチャーチに「ＣＡＴＳ」がやってきたのです！
実は、ＣＡＴＳは日本でも見たことがあるのですが、
かなり幼い頃で、私には「猫の仮装をした人たち」以外の何者でも有りませんでした。
なので、ＣＡＴＳがクライストチャーチに来ると分かったときも、
嬉しいものの、ちょっと微妙な気分でした。
どうせ来るなら、どうしてもっと違うのが来ないのだろう。。。
でも、せっかくですので、行ってきました！
場所はシアターロイヤル。
街の中心部にあり、前はよく通るのですが、中には入ったことがありませんでした。
両脇をカジノバーと古着屋にはさまれて、
私の中では公民館的なイメージしかない場所でのＣＡＴＳ
ますます不安になってきました。
ところが、シアターロイヤルを調べてみると、
なんと１９０８年に建てられた、１００年の歴史がある劇場だったのです。
そして、２００５年に新装開店を果たしました。
席数は約１２００だそうです。
劇場の中は、やはり古い感じがしましたが、天井が美しかったので写真におさめました。
では、ＣＡＴＳ自体はどうだったかというと、
うーん。やはり、猫の仮装。。。。
いえいえ、すばらしかったですよ。歌も踊りも。
ただ、残念だったのが、オーケストラ。
シンセサイザーを何台か入れていて、
それでいろいろな楽器の音を出していたのですね。
ピアノももちろんシンセサイザーでしたし。
その電子音？っていうんですかね。それがちょっと気になりました。
でも、Ｓｔａｇｅ１と２の間にある休憩時間には、曲芸を見せる猫二匹が客席に迷い込み、
お客さんのバッグをとって逃げたり、お客さんのひざの上に座ったり、
うしろから近づいてお客さんを驚かせたり、休憩時間も飽きさせないサービス満点でした。
これはニュージーランドだからですかね？日本でもあるんでしょうか
シアターは街中にあるので、終演時間にあわせて、お迎えの車がたくさん劇場前に停まっていました。
私たちの家は、シアターから徒歩１０分もかからない街中なので、のんびり歩いて帰りました。
こういうときに、街の中心部に住んでいるのはラクでいいですね。
にほんブログ村
↑↑↑
ブログランキング参加しています！
良かったらクリックでの応援、よろしくお願いします！