スキー場オープン

日本と季節が反対になるニュージーランドでは、日本が梅雨に入る頃、スキー場がオープンします。
北島は暖かいので、スキーといえば、やはりクィーンズタウンとクライストチャーチです。
クライストチャーチの場合、一番近いスキー場でも車で1時間以上あるので、そこまで便利ではありませんが、
クィーンズタウンの場合は車で３０分も走ることなくスキー場があります。
毎日毎日スキー三昧で暮らしたいのならやはりクィーンズタウンがおすすめです。

クィーンズタウンへ旅行ではなく、滞在しながらスキーをしたいのであれば、
やはりフラットに入って、昼間はスキー、夜は仕事とする人が多くなります。
でも、もともと人口の少ないクィーンズタウンですから、この時期だけ山のように人がやってきて、フラットを探すのも簡単ではありません。
そして、スキーをしながら仕事もするとなると、同じ考えの人がたくさんいますので、
これまた仕事を探すのも簡単ではなくなります。
このような事情を理解している人は、スキーシーズンが始まる少し前にはクィーンズタウン入りし、
フラットと仕事探しをいち早く始めます。

クライストチャーチの場合は、クィーンズタウンほど近くにスキー場があるわけではありませんので、ほとんどの人が週末にスキーを楽しみます。
クィーンズタウンのように、仕事とスキーを一日に両方できるほど、スキー場が身近ではありません。
それでも、日本に比べたら、ずっとスキーに行きやすい環境ではあると思います。

そして、普段はフルタイムで仕事をしている人たちも、このスキーシーズンになると、
契約をパートタイムに切り替え、週休３日にしてスキーを楽しんだりする人もでてきます。
日本では考えられませんね。

そして、この冬の時期は、日本からの観光客が一気に少なくなりますが、
かわってスキーヤーがたくさんやってきます。
日本が夏の間は、NZでスキーを楽しむわけです。
日本人は3ヵ月以内の滞在であればビザもいりませんので、3か月分の生活費を稼いで、
毎年ニュージーランドにスキーをしにくる人も、結構たくさんいるのです。
さすがに3ヵ月もの休暇を取れない人でも、２～3週間、スキー漬けになりにくる人は山ほどいます。

スキー場情報のWEBサイトでは、15分おきに、ゲレンデの写真を見ることができます。
今、山がどんな状態かが簡単にチェックできます。
写真は今日のコロネットピークと、マウントハットです。