土曜日の早朝4:35に、クライストチャーチをマグニチュード7.1の大地震が襲いました。
もともと、一年に一度ほど地震が発生しますが、それほど大きいものではなく、
最初は、「あ!地震!」と思っただけでした。

ところが、揺れはかなり大きく、しかも長く、本棚やタンスのものが落ち始めました。
そして、立っているのもやっとの状態で、あわててドアを開けたとたん、電気が遮断されました。
実は、私たちは、朝の4:30という時間に、なんとホラー映画を見ていたのです。
電気の遮断とともに、TVが消え、電気が消え、暗闇の中での地震は、本当に長く感じました。

地震の揺れが段々弱くなっていったところで、あまりの地震の大きさにしばし呆然としましたが、
すぐに、スタッフの安全の確認をして、その後、日本の家族へ電話をしました。
日本の速報は早いので、すぐに日本の両親の知るところになると思ったのです。
日本は0時半でしたが、私も姉も無事なことを報告し、
ニュースを見ても驚かないように伝えました。

まずは、ろうそくと懐中電灯を探しました。
灯りがともるだけで、なんとなく気持ちが落ち着きました。
わたしたち日本人は、割と地震には慣れているほうだと思いますが、
それでも、かなり動揺し、そして驚きました。
私は東京在住なので、震度5くらいが、今まで体験したことのある最も大きな地震ですが、
今回の地震は、間違いなく、私の人生で最大の揺れでした。
うちの旦那は阪神大震災を大阪で経験していますが、
今回はそれより小さいので、震度3~4じゃないかといいましたが、
そんなはずはありません。
私の体感では、間違いなく震度5~6だったと思います。

その後、ちょっと外に出てみると、信号はすべて消えており、
まわりを見渡しても、電気が切れたのはうちだけではなく、
このエリア一帯が停電にみまわれているようでした。
近隣の住人と声を掛け合い、それほど大きな被害はでていなそうだったので、安心しました。

家から徒歩2分のお店へ行って、どうなっているか確認しましたが、
ワイングラスが落ちて割れていた程度で、大きな被害はありませんでした。

もっと大きな被害があると思っていたので、安心しました。
でも、やはり電気が止まっているので、冷蔵庫と冷凍庫の中身が心配です。
しばらくは保冷能力があるので、明日の昼頃までに電気が戻れば大丈夫ですが、
もし昼過ぎても電気が戻らなければ、なんとかしなくてはなりません。
冷蔵庫をあけると冷気が逃げてしまうので、
とりあえず、今日はこのままにして家に帰ることにしました。

↑ 貯水タンクが壊れて、水がすごい勢いで降ってきている様子

興奮冷めやらぬままシャワーを浴び、そのあと、歯をみがこうとすると、
なんど、さっきまでシャワーが出ていたのに、水が遮断されていました。
電気もないし、水も出ないし、今日はもう寝よう。と床にはいったのが、
もう朝の7時でした。

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