帰国後の日々


店が立ち入り禁止エリアにある人たちは、今、みーんな暇してます。
ニュースをみたり、立ち入り禁止エリアに何か動きがないか確認したり、
ほんと、そんなことくらいしかすることがないのです。
私たちも、NZに戻ってきてから、毎日のように誰かと会って
「全然だめだよねー」という会話を繰り返しています。
ちょっとスーパーへ買い物に行っても、知り合いに会うわ会うわ。
まったく買い物が進まず、気づいたらこんな時間!なんてことも。
それでも、久しぶりにクライストチャーチの友人に会うことは、
お互いの近況報告をしつつ、なんだか少しだけ、気持ちが前向きになれる気がします。

家は大丈夫だけど、店がダメな人(ほとんどの人はこちら)
家も店もダメな人(わたしたちはこちら)
家も店も大丈夫な人
といますが、命運を分けたのは立地でした。

YAHAGIはアッパーリカトンで、街から車で15~20分くらいのところですから、
今回の地震も、ほとんど被害はなく、地震直後から営業再開が可能でした。
地震後も、通常通りに営業できていることが羨ましいと思う反面、
1軒でも多くの店が、前と同じように営業できていることに、元気をもらいます。
このエリアの店はみんな通常営業です。
地震のあと日本に帰る前も、日本から戻ってきてからも、
ほとんどこの界隈で食事をしています。
私たちのいきつけの店が生き残っていることは嬉しい限りです。

しかし、地震後、レストランの数は激減。
そりゃそうですよね。ほとんどのレストランは街中にありましたから。
外食しようと思ったら、数少ない生き残ったレストランは、溢れんばかりの人人人です。
日本では「自粛ムード」がありますが、NZでは、あまりそういうのはないみたいです。
とにかくどこのレストランも混みすぎてて、大変なことになっています。
本当に、地震で生き残ったレストランと、立ち入り禁止になったレストランとは、
天と地との差です。

さて、私たちの住まいの件ですが、こんなに物件がなくて大変なご時勢に、
なんと数人の方から滞在できる家のオファーを頂きました。
本当にありがたいことです。
こういうときに、人のつながりというものに感謝します。
決めさせていただいたお宅は、私たちの望みどおりの家具付きの家で、
とても広くて私たちには贅沢すぎるくらいのところなのですが、
インターネットが引かれていないということで、
今日はその手続きに行ってきました。

その家にインターネットが繋がるまでは、
インターネットアクセスがあるフラットに入居することになりました。
そこは、なんと私が8年前に滞在していたフラットなのです。
今回の地震で、私とお店のことを心配して、連絡をくれ、部屋が空いていることが分かりました。
もともと、ワーホリの学生さん相手にフラット経営をしていたのですが、
この地震で、みんな日本に帰ってしまい、

部屋の天井が落ちたあとには板が張られ、
廊下の天井は雨漏りしてバケツが置いてあります。
壁紙も地震の揺れでびりびりに破けてしまっていました。
家の前にはレンガが山積みになっていて、「どこがこんなに崩れたんだろう。。。」と思うほど。
確かに、この家にいる時に大きな余震が来たら、かなり怖いかもしれません。

今夜は、店から救出されたPC本体に、
本日購入した、PC画面やプリンターを接続します。
どうか、PCが問題なく起動することを祈ります!

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