さて、そろそろ引越しのことを少しずつ書いていこうかと。。。
9月5日(水)は、新しい家の鍵をもらえる日。
つまり、小さいながらもマイホームを手に入れる記念すべき日となるはずでした。
ところが、前日の9月4日(火)に、弁護士から連絡が来て、
「まだ契約が終わってない」とのこと。
確かに、私たちも、最後に弁護士の前で書類にサインしてないな。と思っていて、
少し不安に感じていたのです。
そして、「今日オフィスに来れる?」と言われ、
鍵引渡し予定日の前日に、いきなり弁護士事務所へ行くことになりました。
弁護士の話によると、
私たちの弁護士と、売り主の弁護士の、双方の間で契約書の内容確認が行われ、
売り手と買い手が、それぞれ弁護士と共にサインをして、契約が完全に完了するという流れなのですが、
売り主側の弁護士が、サインした書類を送って来ないんだというのです。
電話をしても「忙しい」といって、逆ギレされたんだとか。
そして、私たちも「まだサインしてないよなぁ」と不安に思っていたのですが、
それだけではなく、実は、お金も頭金しか支払っていなかったのです。
それはなんでかというと、本来であれば、売り主側の弁護士が、
売値から頭金を差し引いた、最終請求書を送ってくるので、
それに対して、うちの弁護士が私たちに請求するのですが、
その請求書すら送られてきていないので、お金が払えないんだとか。
そこで、こちらの弁護士は、「売値は分かっているから、それから頭金を差し引いた金額を、
請求はまだ来てないけど、先に支払ってしまおう」といって、
「今日中に、この金額の小切手を切ってきて」と言いました。
これまた急な。
そんな簡単にいつでも店を抜けて銀行に行けるような状況ではないのですが、
緊急事態ですので、いつもよりちょっと早くランチタイムを閉めて、銀行に行って小切手を作りました。
それから、弁護士事務所へ行くと、
「明日からの住むところはどうなっている?」と聞かれたので、
「週末に引っ越しの予定なので、まだ住むところはあります」と言いました。
すると「あー、よかった。今日中に契約が終わらなかったら、明日から住むところないからね」と言うのです。
ほんと、「あー、よかった」じゃないですよ。
金曜日までに鍵をもらえなかったら大変なことです。
週末には、もう引っ越し屋さんも手配済みです。
結局、水曜日に鍵をもらえるはずが、前日の火曜日になって、
支払いをしたり、契約書にサインをしたり、「今ごろ?」みたいな大事な作業をたくさんこなし、
翌日水曜日には、弁護士から電話が来て、
「やっぱり向こうの弁護士は忙しいみたいで、間に合わなかったよ。
たぶん、明日は大丈夫だと思うんだけど。
金曜日には絶対大丈夫だから安心して」とのこと。
弁護士が忙しくて、契約書を処理する時間がなくて、
家売買の契約が終わらずに鍵がもらえないなんて、
こんなことってあるんですかね?
そして、木曜日も終わろうとしている16時に電話が来ました。
「契約終わったよ!おめでとう!」
たしかに、めでたいけど、ほんと、もう、ギリギリですよ!
時間はあまりありませんでしたが、せっかく鍵をもらったので、ちょっと見に行こう!と
新しい我が家まで行ってきました!
実は、一目見て「ここいいね」と決めてしまったので、一度しか行ったことがなかったんです。
「えーと、ここだっけ?」みたいな感じでした。
賃貸でも、何度も見て比較して決める人も多い中、
一回行っただけで決めてしまった私たちは、いつも通りの行き当たりばったりです。
さて、記念すべき最初の一枚。
この日当たりのよい、広いバルコニーが気に入ったんですよ。
2階なんで、景色は素晴らしくはないけれど、一応こんな風に空が見れるので、いいか。
前の人の置き土産。NZの形の鏡。
たぶん、張り付けたのが取れなかったんでしょうね。
ま、いいか。
さて、こんな感じで、やっと我が家の鍵を手に入れた私たち、
この翌日。
なんと、弁護士からの請求書には、「追加料金$400(契約が遅れたために発生した費用)」って。
「えーーー。どういうこと?契約遅れたの、私たちのせいじゃないんですけど!
これって、私たちが支払うの???」
一難去ってまた一難ですね。
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